サッカー観戦ガイド

観戦心得

 サッカーの試合を実際に現地で観戦したい!そういう方のために作成しました。テレビ観戦であれば、実況と解説者がいて、試合の行方や、ゴールシーンを見逃してもすぐにリプレー映像が流れたり、テレビ観戦ならではの楽しみ方もあると思います。
 現地観戦だと、テレビでは味わえない応援風景など、現地観戦ならではの楽しみ方ができます。初めての現地観戦で、「何を準備したらいいの?」とか、「注意点は?」など、数々の疑問があると思いますが、観戦にあたっての準備や注意点を説明します。

観戦準備

日程を抑えよう

試合日程に関しては、Jリーグ公式サイトや、目当てのクラブの公式サイトで確認できます。どの試合を見たいか、確認していきましょう。

観戦チケットを入手しよう

 試合を観戦するには、観戦チケットが必要です。まぁ、当たり前ですが。観戦チケットの入手方法は多くあり、Jリーグチケット、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどの各チケットサイト、ローソンなどのLoppiや、ファミリーマートにあるマルチコピー機(旧Famiポート)からチケット購入も可能です。
 浦和戦、YBCルヴァンカップ決勝や天皇杯決勝は、席種によって瞬時に完売になることがあります。発売日のチェックを行い、早めに購入しましょう。チケットの発売日は、各チケットサイトや該当ホームクラブの公式HPで確認できます。
 チケットといえば、以前は紙のチケットが主流でしたが、近年の観戦チケットは、紙のチケットとは別に「QRコード」を利用した電子チケット(QRチケット)も普及しています。QRチケットだと、わざわざコンビニに行って発券する必要がなく、入場の際に係員に提示するだけなので、便利です。詳しくは各チケットの公式サイト(Jリーグチケット等)をご覧ください。

観戦エリア別ポイント

サッカースタジアムの主な形状
サッカースタジアムの主な形状

サッカースタジアムの主な形状

メイン、バックスタンドでの観戦

 ここでは、じっくり試合観戦をしたい人たちが集まっているため、立ち上がっての応援、大きな旗やゲートフラッグの使用による応援は禁止。ゴールが決まった瞬間、ついつい立ち上がってしまうことがあるが、すぐに座りましょう。
 メインスタンドとバックスタンドの違いですが、メインスタンドはテレビで見ているアングルで試合が見られます。他、選手入場はメインスタンドからのため、間近で選手が見られます。バックスタンドはその逆からのアングルになります。
 サッカー観戦経験が浅く、ゴール裏へ行きたいが、応援の仕方があまりわからない場合は、メインスタンドやバックスタンドで観戦し、応援を覚えてからゴール裏へ行くとよいと思います。

メインスタンドはじっくり観戦

メインスタンドはじっくり観戦

ゴール裏での観戦

 メイン、バックスタンドで観戦している人たちもそうですが、ゴール裏の人たちは「戦い」に来ています。このエリアに限り、立ち上がっての大きな声による応援、大きな旗やゲートフラッグの使用が認められています。なのでガンガン応援しましょう。
 ただし、旗やゲートフラッグで見えない場合があるので、これが嫌ならゴール裏には来ないほうがいいですが、ゴール直後以外、試合中は旗やゲートフラッグは使用しません。

応援の盛り上げとしてゲートフラッグは使います

応援の盛り上げとして
ゲートフラッグは使います

ゲートフラッグや旗の後ろだとピッチが見えづらいことも

ゲートフラッグや旗の後ろだと
ピッチが見えづらいことも

ゴール直後以外、試合中ゲートフラッグは使用しません

ゴール直後以外、試合中
ゲートフラッグは使用しません

多くのスタジアムでは、ゴール裏が立ち上がっての応援が認められていますが、スタジアムによってはバックスタンド方向が立ち上がっての応援を行うスタジアムがあります。観戦するスタジアムのルールを確認の上、観戦してください。

持ち物準備

サッカー観戦の際、特に持っていくべき物はあまりありません。必ず必要なのは「観戦チケット」、雨天時には「雨合羽(レインコート)」くらいです。ちなみに私がいつも持参しているものは、以下の物です。

  • 観戦チケットとチケットホルダー
  • レプリカユニフォーム
  • タオルマフラー
  • リストバンド
  • デジタルカメラ
  • レインコート・・・雨天時は必須
  • ゴミ袋・・・雨天時に濡れては困るもの(バッグなど)を入れてます
  • タオル・・・座席が汚れているときがあるので、汚れてもいいタオルを用意しています
  • レジャーシート・・・自由席の場合、入場待ち列の場所確保のため
観戦チケット、チケットホルダー、デジタルカメラ

観戦チケット
チケットホルダー
デジタルカメラ

レプリカユニフォーム、タオルマフラー、リストバンド

レプリカユニフォーム
タオルマフラー
リストバンド

レインコート、ゴミ袋、タオル

レインコート
ゴミ袋
タオル

QRチケットを購入している場合、当日の試合観戦時、QRチケットを表示の際、万一のシステム障害によりログインできない、ということがあると困りますので、QRチケットを手に入れたら、試合前日までには、QRチケットを表示した画面のスクリーンショットを撮っておくことをお勧めします。

服装の「色」に気をつけよう

 サッカー観戦時の服装は「私服」でもOKです。私服で浮いてしまうことはありません。ユニフォームを着なければいけないの?と疑問に思われる方もいると思いますが、ユニフォームは「あれば尚よし」という考え方で結構です。
 ただ、服装の「色」には気をつけましょう。鹿島のチームカラーはディープレッド、チームカラーが同じチームとの対戦の場合は問題ありませんが、異なるチームとの対戦の場合、相手チームと似た色の服装でスタジアムに来ると、「敵サポ?」と思われることがあり、暗黙的なルールと捉えているサポーターは多いかと思います。
 一部のクラブの観戦ルールでは、暗黙的なルールではなく、ホームサポーター観戦エリアで相手チームの色の服装はダメなど、しっかりと観戦ルールとして定めているクラブ(柏レイソル)もあります。なので、対戦相手と似た色の服装を避けたほうが無難です。

観戦へ

大まかなスケジュール

 観戦の準備ができたら、いよいよ試合観戦です。Jリーグの試合観戦においては、主催試合やご自身の都合により多少異なるかと思いますが、概ね、以下のスケジュールで試合観戦することになろうかと思います。

  1. 現地到着
  2. 入場待ち列の場所確保(自由席の場合)
  3. イベント、スタジアムグルメ、グッズ購入
  4. スタジアムに入場(手荷物検査)
  5. 選手ウォーミングアップ
  6. 選手紹介
  7. 選手入場~試合開始
  8. ハーフタイム
  9. 後半戦開始~試合終了
  10. 帰宅、もしくは観光など

主なポイント

現地には早めに到着しよう

 試合当日、ご自身の都合によって、どうしても試合開始前ギリギリとか、前半途中の入場などがあるかも知れません。その場合はご自身の都合を優先でよろしいかと思います。
 特に問題ない場合は、現地に早めに到着することをお勧めします。Jリーグの主催試合は、ホームクラブが用意した各種イベント、スタジアムグルメ、グッズ購入など、多くの企画を用意しています。基本的には試合観戦ですが、こういったイベントやグルメなどを満喫するのも、試合観戦の醍醐味です。
 購入したチケットが指定席であれば、開門1時間前(試合開始1時間前ではない)くらいに現地に到着しておけば、十分に楽しめると思います。

入場待ち列の場所確保(自由席の場合)

 初観戦や、試合観戦経験が浅い場合、個人的には自由席のチケットを購入することはあまりお勧めしていません。しかし、自由席のほうが安く購入できる場合が多く、ご自身の予算の都合上、自由席のチケットを購入されることもあろうかと思います。
 自由席はその名の通り、エリア内でどこに座ってもOKな席で、早い者勝ちです。しかし、到着が遅れると、自身の座りたい席の確保が難しくなる可能性があります。
 今回の試合ではガラガラだろうと予測できる場合は構いませんが、多くの来場者が見込まれる試合の場合は、開門2時間前(試合開始2時間前ではない)に到着しておけば無難です。
 そして、到着したら、そのエリアで観戦される方々が待機されている場所があり、その場所の最後尾まで行きます(場所がわからなければ係員に聞いてください)。そこで、レジャーシートやガムテープなどで自身の待機場所を確保します。この行動を「シート貼り」という言い方もします。これで入場の際、順番に入場できるようにしているということです。
 注意点、シート貼りに関しては、該当ホームクラブ主催試合によっては方法が異なる場合があり、最後尾にいる係員が人数を聞いて、係員が専用のテープを作成してくれるスタジアムもあります。該当ホームクラブのHPなどで確認してください。
 もう一点、シート貼りが終わったら、開門までずっとその位置にいる必要はありません。ただし、列整理を行うため「○○分前までに戻ってきてください」というルールがあり、必ず戻るようにしてください。何分前までに戻ればいいか、これは該当ホームクラブ主催試合によって異なるため、最後尾にいる係員に聞いてください。

イベントやスタジアムグルメを満喫しよう

 先ほども述べていますが、現地観戦は単に観戦するだけではなく、該当ホームクラブはあらゆる企画を用意しています。著名人を招いてのトークイベント、スタジアムグルメ、グッズ売り場で応援グッズを買うなど、試合前から楽しめます。
 特にスタジアムグルメに関しては、各クラブは力を入れており、数々のメニューを用意。試合開始前にいっぱい食べて、応援に備えるというのもGoodです。

手荷物検査の実施

 入場の際には手荷物検査が実施されます。ほとんどの場所で行われますが、少々厳密に行うスタジアム(かばんを開ける必要がある)や、いい加減な手荷物検査のスタジアムも。
 ビン、缶の持ち込みは禁止、発炎筒等、危険なものを持ち込むのは当然禁止です。ペットボトルはスタジアムによってはOK、NGがありましたが、近年はペットボトルの持ち込みOKのスタジアムが殆どです。
 ただし、大きなペットボトルはNGの場合がありますので、試合観戦の際、該当試合のホームクラブの観戦ルールを確認してください。ビン、カンなどを持ってきた場合は、入場口付近で紙コップに移し替えを行ってから入場します。

カメラの持参はOK

 サッカー観戦では、カメラの持参はOKです。選手の姿などを写真撮影する人を多く見かけます。ただ、トイレや売店利用などで座席から移動する際、写真撮影する人に気づかないことが多々あります。写真撮影をする人に気づいた場合は、邪魔にならないように、姿勢を低くして横切る、撮影が終わるまで待つなど、配慮してあげましょう。近年はYouTubeに動画を上げる人が多くなったため、動画撮影中にカメラの前で横切られると、撮影者にとっては意図した動画にならないので。
 そして、フラッシュの使用は控えてください。というか意味がないと思います。テレビ観戦していて、フラッシュを使用する場面を見ることがあるかとは思いますが、特に夜の観戦時、スタジアム内の照明は十分明るいので、フラッシュを使用しなくても問題なく写真が撮れると思います。
 撮った画像や動画をインターネットやSNSに掲載する際は注意が必要です。Jリーグでは公式試合における写真・動画のインターネット上での使用ガイドラインが定められています。このガイドラインを遵守し、掲載してください。

観戦中の注意点

雨天時は雨合羽もしくはレインコートの使用

 サッカーは雨でも原則試合はあります。傘の使用は観戦の妨げとなるため禁止です。スタジアムによっては、屋根で雨の影響を受けないエリアがありますが、強風を伴った雨だと、屋根に救われないこともあります。雨が予想されるときは、必ず雨合羽もしくはレインコートを持参し、雨が降ってきたら使用しましょう。

観戦チケットは入場後も、試合終了まで大切に

 スタジアムに入った後、コンコースを歩くと席種ごとにどの入場口から入ればいいかが案内されています。主に指定席を購入している場合は、その入場口にはチケットチェックをする係員がおり、必ずチケットチェックを受けて入場しなければいけません。ですので、必ずチケットは大切に身につけておきましょう。
 座席を確保した後も、トイレや売店利用で一旦離れる際も、チケットは必ず持参してください。座席を離れるたびにチケットチェックを受けることになります。
 自由席などは、このようなチケットチェックはない場合が多いですが、チケットはしっかり持参しておき、試合終了まで大切に。

トイレはできる限り試合前までに

 サッカーは前後半45分の戦い、前半終了でハーフタイム。このハーフタイムで、売店利用やトイレの利用が増えるため、できる限り試合前もしくはハーフタイム直前にトイレへ行っておくほうがよいと思います。

番外編

ゲン担ぎをしてみては?

管理人の私は、服装です。サッカーを観に行くときはいつも勝率の高い服装で挑みます。何をしたときに縁起がいいか、みなさんもそれぞれあると思います。それを続けたいですね。

どこか観光でも

 サッカー観戦だけで終わるというのも、場合によっては勿体ないかもしれません。せっかくなので、サッカー観戦後などに少し観光を楽しむのもいいと思います。
 私は過去、2006年7月に松本城を試合観戦前に、2008年12月は札幌ドームでの観戦後、札幌・大通公園のイルミネーション、2011年8月には仙台で試合観戦の翌日に、松島海岸などを観光してきました。観光ができそうなところであれば、計画を立ててみるのもいいかもしれませんね。

松本城

松本城

札幌・大通公園

札幌・大通公園

松島海岸

松島海岸