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選手交代

試合後記

鹿島、今季初の3連勝!PKの1点を守りきる

　実はこの試合、一旦は断念しようとした。盆休みと重なるため、安くなる交通手段がない、ホテルが軒並み満室ばかりで飛行機も満席。しかし一ヶ月前、東横インがまだ空いていることがわかって、大きな出費覚悟の上で参戦することにした。
　東北新幹線の全ての先頭車両（？）には、「がんばろう日本！がんばろう東北！」のペイント。そして福島駅付近の様子を見ると、まぁ、市街地であることもあるけど、特に変わった様子はなく、普通に車も走っていた。少し外れたところを見ると、所々で屋根をビニールで覆っている家が。これって地震によって屋根瓦が一部損傷したのだろうか。

　ビジター側に、仙台観光のパンフレットが。これは先月カシマスタジアムでの仙台戦に置いてあったものと同一のものがあるが、ここでも仙台観光のPR。翌日はその仙台観光と松島へ行くことにしていたので、パンフレットは役に立った。
　ベガッ太くんのせんべい（ベガせん）も販売。これは買わへんかったけど、ちょっとヒビが割れていたのもあった。これって、仲間割れしてベガルタは負けるってこと？（笑）。

　仙台サポーターは、先月のカシマスタジアムでも掲げていた「宮城の希望の星になろう」「共に歩もう前を向いて」「全ての仲間にありがとう。故郷を取り戻すまで俺達は負けない！」の横断幕を。そして、鹿島サポーターの皆さんようこそ！の挨拶のときに「鹿嶋市も大変だったと聞いています」と。東北はもちろん、茨城も大変だったんです。これを全国の人に知ってほしい。ライブパフォーマンスでは、仙台を中心に活躍しているイケメン'ズが登場。アコギでいい歌を披露してくれた。
　このスタジアムは初めて来たけど、これは素晴らしい。コンパクトにまとまっていて、屋根が大きく、そして屋根の反響でサポーターの声援がすごく大きく感じる。中島とヤナギのブーイングもすごくデカい（笑）。

　試合は前半、遠藤がペナルティエリアでファウルを受けPK獲得。蹴るのは小笠原。右へ蹴ったけど、仙台GK林卓人に止められる。小笠原は鹿島の中ではPKは上手いほうだと思うけど、このPK失敗は痛い。嫌な展開になりそうと思っていたらその通り、赤嶺のヘディングシュートがバーを叩く。この試合最も危なかった。
　そして数分後に幸運が。大迫がペナルティエリアで倒され、またもPK獲得。今度蹴るのはフェリペ。「今度は外すなよ！」と。今度は決めた！一度目に外した小笠原とフェリペはハイタッチ。とりあえず前半はリードした。

　後半は仙台もペースを握っていた。特に関口、速いなぁ。スピードでどんどん鹿島ゴールまで攻めた。自らシュートしたけど左へ外れた。よかった。そして興梠がケガから復活、フェリペと交代。そして、大迫に代わってタルタがリーグ戦初出場。タルタを見たけど、今日は回りを確認しながら慎重に動いていたように思う。フィジカルの強さとスピードがあるようなので、これからじっくり見ていきたい。
　試合は仙台にペースを握られていた時間帯はあったものの、仙台の攻撃にあまり迫力を感じなかった。まぁ、赤嶺と関口のシーンはちょっとヤバかったけど。後半アディショナルタイムは５分！長い！と思ったけど、最後まで集中力が衰えず、これで試合終了。

　試合終了直後に、仙台サポーターは大ブーイング。レフェリーかな。対する鹿島サポーターは早速オブラディ・オブラダの大合唱。よかったよかった。これで今季初の３連勝。ではこれで復調か？となると、これからこれから。完全復調という言葉は、上位争いに割って入ってきたときに言うことにする。例年、夏場になると失速しやすい鹿島、今年はまずまずか。次はACLの関係で未消化だったセレッソ戦が水曜日に待っている。8月は6試合戦う。しっかりコンディションを整えて、次節に臨んでほしい。

翌日

　せっかくなので、翌日は松島と仙台観光を楽しもうと。先月のカシマスタジアムでの仙台戦、観光パンフレットを４冊もらったので、この機会にと。
　最初は松島海岸へと向かう。JR仙石線は、高城町駅以遠が代行バスの利用。松島海岸駅は行ける。いやぁ～、松島も暑いねぇ。松島は比較的震災の影響は少ない。とは言うものの、雄島へ向かうための橋（渡月橋）が震災の影響で流されて渡れず。海岸付近も少しブロックが剥がれていた。影響はそれくらいか。
　まず最初は瑞巌寺へ。瑞巌寺本堂は平成21年9月から平成28年3月頃まで大修理期間のため非公開。そのかわり庫裡（くり）や陽徳院御霊屋（寶華殿）が特別公開。でもこれで拝観料700円取るのはぼったくりかも。瑞巌寺を出て、ある土産屋さんの前で牡蛎が。早速食べた、これが美味しい！幸せ・・・。そして、五大堂や福浦島などを渡り、松島の雰囲気を堪能した。時より他の鹿島サポーターの人も松島で見かけました。せっかくなんでねぇ。