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野球はプレミア12も終了し、契約更改、FA選手の動向、来季へ向けての戦力整備を進めている。阪神は、DeNAを戦力外となった楠本泰史を獲得した。FA宣言した原口と大山に関しては、近いうちに残留もしくは移籍を表明するものと思われる。
日本シリーズが終了したので、2024年のプロ野球を振り返ることにする。セ・リーグ優勝は巨人、パ・リーグ優勝はソフトバンク、日本一はDeNAという2024年となった。では早速、「簡単な一言」で1球団ずつ振り返ろう。
・悔しさが残った巨人、アレンパならず阪神
セ・リーグ優勝の巨人、しかし、クライマックスシリーズでDeNAに敗れ、日本シリーズ進出はならなかった。
今季のセ・リーグで「強いなぁ」と言えるチームはない印象で、巨人に関してもそう。不動の4番の岡本和真は27本塁打、吉川尚輝と丸佳浩はスタメンで多くの試合に出場したが、他が不安定という印象。ただ、菅野の15勝というのは、いい意味で想定外。近年故障などの影響で不本意な成績だったが、復活の1年になった。
阪神に関しては以前に振り返ったので、ここでは多くは述べないが、打線の不安定さが痛かった。9月の猛追も及ばず。
・下克上達成、DeNA
レギュラーシーズンでは3位のDeNA、クライマックスシリーズでは阪神、巨人に勝利し、日本シリーズへ進出。ソフトバンクに2連敗を喫したが、そこから一気に4連勝し、26年ぶりの日本一を達成した。
今季は今永とバウアーが抜け、厳しいシーズンになるのではないかと思われたが、クライマックスシリーズに入ってから、特にリリーフ陣の安定が光った。元々打線が活発なチームだが、ここ数年、故障によって不本意なシーズンに終わっていたオースティンの復活、これが大きい。来季は当然、リーグ優勝と日本一が目標となる。
・Bクラスも、躍進の可能性を秘める
9月の頭まで首位だった広島、ここからまさかの大失速で、クライマックスシリーズも逃してしまった。投手は大瀬良、床田ら先発陣、栗林は守護神として復活したが、やはり打線かな。「大砲」と呼べる選手はおらず、外国人野手のレイノルズとシャイナーは戦力にならなかった。いやらしい選手は多くいるものの、長打力のある選手が1、2名いるだけで恐怖の打線になる可能性があるので、来季はそのあたりか。
ヤクルトに関しては、故障者が多すぎた。特に不動の先頭バッター塩見の離脱は響いた。さすがに全盛期の活躍が難しくなっている山田哲人も、今季は14本塁打にとどまり、村上宗隆の33本塁打は本来立派な数字だが、一昨年の三冠王の印象が強く、物足りなく感じる。打率に関しても.244にとどまった。
中日に関しては、髙橋宏斗を除いた先発陣、柳や小笠原が勝ち星を伸ばせなかった。一方で、打線に関しては、まだまだ「貧打」と言える状況かも知れないが、立浪監督が積極的に起用した若手が、出場機会を増やしている。昨年は細川成也が才能を開花させ、今季も23本塁打。打率は.292に上がった。岡林は出遅れたものの、最終的には123試合で打率.256まで持ち直した。田中幹也、村松開人、福永裕基らを積極的に起用した。
3年連続の最下位に終わったものの、立浪監督への感謝を忘れない選手たち。特に細川は「監督のおかげ」と、自身がクビになりかけた状況の中で、現役ドラフトで中日に移籍して、才能を開花させた。来季は、井上一樹新監督の下、上位進出を狙う。
・強かった、ソフトバンク
パ・リーグ優勝はソフトバンク、クライマックスシリーズも勝ち上がり、日本シリーズへ進出した。日本シリーズでは、これまでのポストシーズンの強さ通り2連勝スタートも、急失速し4連敗を喫し、日本一を逃した。
FA移籍の山川穂高が復活した、これは大きい。40本塁打以上は届かなかったが、本塁打と打点の2冠。近年、主力選手の高齢化に加え、若い選手の台頭が課題だったが、その若い選手が力をつけ始めてきた。
・3年目の躍進、日本ハム
2年連続最下位に終わっていた日本ハム、新庄監督3年目の今季、2位に躍進。投手では上沢直之がメジャーへ移籍したが、山﨑福也が加入し、10勝を挙げた。伊藤大海は14勝で最多勝。加藤貴之は自身初の2桁勝利の10勝を挙げた。
打線においても、新外国人レイエスが25本塁打と活躍。ここ2年、積極的に起用してきた選手も台頭。そして、現役ドラフトで加入した水谷瞬の活躍も大きい。水谷はソフトバンクでは一軍出場がなかった選手、積極的に選手を起用する新庄監督なので、日本ハムへの移籍が吉と出た。
個人的には清宮かな。3年連続2桁本塁打を記録も、故障による離脱が目立つ。怪我なくレギュラーで結果を残したら、どんな成績になるんやろうかと。それだけポテンシャルの高い選手。
・何か物足りないロッテ、楽天はビジョンが
昨年はリーグ2位の千葉ロッテ、俺自身、今季は優勝を予想していたが、外れた。まぁ、打線がちょっと不安定だったかなぁという印象か。昨年活躍した安田や山口が今年、成績を落とした。一方で、DeNAから移籍のソトが活躍し、昨年一軍未出場の髙部が復活の兆し。
投手においては、佐々木朗希が自身初の10勝を挙げた。守護神の益田直也は「大谷(翔平)くんのような選手になってくる」と明言。今オフ、ポスティングでのMLB移籍を目指している。
楽天はクライマックスシリーズを逃し4位。先発投手陣が高齢化している中、早川が自身初の2桁の11勝を挙げ、藤井聖も11勝。そして、松井裕樹が大リーグへ移籍し、その穴を則本昂大が埋めた。一方で、田中将大が未勝利。今オフ、自由契約となり退団が決定。
打線は浅村が14本塁打にとどまったが、村林が台頭。戦力が整いつつあったが、就任1年目の今江監督は退団が決定。Jリーグには降格があるので、1年未満で監督解任というのはあるが、プロ野球で1年で退任というのはあまりない。楽天は1年で退任というのが結構目立つ。このあたり、フロントはどういう考えをもっているのか。ビジョンは?
・4連覇ならずオリックス、深刻な打線の西武
リーグ3連覇だったオリックス、4連覇を目指したが、今季は5位に沈んだ。まぁ、やっぱり山本由伸と山﨑福也が抜けたのは大きすぎた。昨年2人で合計26勝していたわけで。今年は宮城、エスピノーザ、曽谷がそれぞれ7勝がチーム最多。昨年の新人王の山下舜平大が3勝、プロに入って負けがなかった東晃平も3勝にとどまった。
投手陣が全てではなく、中嶋監督の日替わり打線も、今年は打てなかった。特に、昨年の首位打者の頓宮裕真が不振。打率は.197で、7本塁打にとどまった。投打に沈黙し、中嶋監督は退任。来季は岸田護氏が監督として指揮する。
そして最下位に沈んだ西武、さすがに打線が深刻。アギラー、コルデロの両外国人野手が期待外れに終わり、実績のある中堅選手は源田と外崎のみ。栗山と中村は41歳で、もう大ベテラン。スタメンに名を連ねる選手は、昨年まで実績のない選手ばかり。阪神に例えるなら、近本、森下、大山、佐藤輝がおらず、中野と木浪が主力で、他は一軍と二軍の当落線上の選手を並べているような感じか。さすがに厳しすぎる。
投手陣に関しては、髙橋光成の0勝11敗が大誤算。だが、投手力には定評があり、打線が蘇れば上位進出は狙える。といいつつも、今年の打線からして、ホンマにFA参戦しないの?と。原口はピッタリ補強ポイントに当てはまると思うが。
【最後に】
12球団を「簡単な一言」で評価し、あとは感じたことを述べてみた。俺自身、12球団すべてを見られる余裕はなく、何となくの印象で述べていることもあるので、ここはご了承を。
今シーズン開幕前の俺自身の順位予想、セ・リーグは3位と4位が当たり、1位と2位が逆、5位と6位も逆。まぁ、ニアピン賞ということで(笑)。一方、パ・リーグは今年も全滅・・・。多く当てたいところだが、阪神優勝だけが当たればいい(笑)。
プレミア12は残念な結果に終わり、野球は全て日程を終えた。現在は契約更改が本格的に行われている。契約更改に加え、FA選手の動向や、田中将大の次なる球団など、オフの間も注目が集まるが、選手のみなさん、今シーズンもお疲れ様でした。
プロ野球は日本シリーズが終わり、DeNAが26年ぶり3回目の日本一を決めた。ドラフト会議も先月終了し、今後はオフ、戦力整備、FA選手の動向が注目される。
FA宣言期間が13日で締め切られ、巨人の大城、DeNAの佐野などはFA宣言せず残留を表明する一方、ソフトバンクの甲斐や広島の九里はFA行使を表明。そして、阪神は糸原健斗と坂本誠志郎はFA宣言せず残留を表明する一方、原口文仁と大山悠輔がFA行使を表明した。
・糸原健斗は行使せず
これはうれしい。岡田前監督の時の2年は、主に左の代打の切り札として貴重な存在だった。本来はレギュラーだった選手で、複数のポジションもいける。それと、何よりしぶとく勝負強い打撃が武器。貴重な選手がいなくなる危機だった。
公式のコメントから、チームの愛着もうかがえるし、何よりもう一度優勝の喜びを分かち合いたいという強い思いが伝わる。来季も代打の切り札なのか、これはわからないが、本人はレギュラー奪還を目指していると思う。
・坂本誠志郎も行使せず
以前、俺自身は誰かひとりは行使するのではないかと思っていた。その予想は実は坂本だった。近年は、梅野隆太郎との併用で、出場機会を求めるのではないかと思っていた。しかし、残留を表明してくれた。
来季も梅野との併用が有力と思われるが、ここは藤川監督がどうするか。それと、新戦力の台頭も待たれる。坂本は入団から9年が経ち、ベテランの域に入ってくる。来季、リーグ奪還のために、力を貸してほしい。
・原口文仁は行使
そうかぁ、でも本人の権利やし。原口は苦労人。2009年ドラフト6位入団も、椎間板性の腰痛のため、2012年オフに育成契約に。原口が台頭したのが2016年、支配下に復帰して同年、107試合出場で打率.299、11本塁打の好成績を残した。
そして何と言っても2019年、大腸がんを患っていることを公表。同年の出場は難しいかなと思っていたが、何と約5ヶ月で一軍復帰。6月4日のロッテ戦では、代打でタイムリーツーベース。さらに6月9日の日本ハム戦では、サヨナラタイムリーを放ち、多くのファンを感動させた。6月9日の日本ハム戦は俺自身、甲子園へ現地観戦だったんで、その時の盛り上がりは覚えている。
近年は右の貴重な代打として重宝していた原口だが、出場機会を求めてFA宣言。阪神ではすでに内野手登録で、一塁を守る。捕手を再びやりたいのかはわからないが、打撃力は魅力的なので、打線の強化が必要な球団からは声がかかる可能性が高いのではないかと。いいオファーがかかれば、移籍する可能性は高いと思う。
・大山悠輔も行使
巨人の菅野智之、広島の九里亜蓮は、海外FAを行使して、大リーグ移籍を目指す一方、国内では、大山悠輔が今オフの最大の目玉であることには違いないと思う。
2016年のドラフトでは、佐々木千隼を指名せず、大山悠輔を指名したときにはどよめいたが、右の大砲としてレギュラー定着。若手の時には「チャンスで打てない」「どうでもいい場面で打つ」などと揶揄されていたこともあったが、これはもう昔のこと。
昨年は本塁打は19にとどまったものの、四球の数がダントツの99、最高出塁率のタイトルも獲得。2020年の28本塁打が最多だが、広い甲子園でなければ30本塁打も可能な実力はあるはず。勝負強さを身につけた不動の4番を失いたくないのが思い。
ただ、プロ野球選手である以上、FAは本人が努力して取得した権利。他球団の評価を聞いてみたいというのは頷ける。巨人が参戦するのではないかと、一部のスポーツ紙では報じているが、サードかファーストに弱点のある球団なら。現状は移籍か残留かは五分五分だと思う。
【最後に】
阪神は糸原と坂本が残留、原口と大山が行使という結論になった。4選手とも、入念に考えての結論だと思うし、この結論に関しては尊重したい。
糸原と坂本に関しては、来年もよろしくお願いします。そして原口と大山、これから他球団から声がかかって、交渉を進めていくと思うが、本音は残留してほしいが、この権利をまっとうしてほしい。原口と大山に関しては、続報を待つことにする。
道路交通法が改正され、自転車の「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」が罰則の対象となり、11月1日施行された。ながらスマホをした場合は6ヶ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金、ながらスマホで事故を起こす等をした場合は1年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科される。酒気帯び運転の場合は3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科される。
正直、施行が遅すぎる。酒気帯び運転ももちろんのこと、俺自身は何年も前から、ながらスマホは罰則化が必要と思っていた。よくそんな運転できるし、危険極まりない。
自転車の運転に関して、今回の罰則強化や、今後2年以内に導入される「青切符」、これらのニュースを大手メディアのYouTubeチャンネルやテレビで見ている。これらのニュースを見て、今感じていることを3つ述べてみる。
・「青切符」制度も、できれば急いでほしい
自動車やバイクなどで違反運転をした際の「青切符」があるが、今年3月、自転車に関しても青切符を交付し、反則金を求める制度が導入することが決まり、2年以内に施行される。
これもできれば早く施行されてほしい。現在よく見かける違反行為で、特に若者に圧倒的に多い運転中の「イヤホン使用」「ながらスマホ」、イヤホン使用で反則金5,000円、ながらスマホで12,000円の反則金が科せられる。
青切符のほうが12,000円で安いが、これに関してはどうなんやろ・・・。まぁ、まずは青切符を切って、さらに繰り返しや悪質であれば罰則にするならいいが。
他にも2人乗りや信号無視、一時停止不十分など、約110項目におよぶ違反行為が対象となる。いつ青切符制度が導入されるか、これは続報を待つことにする。
・「運転の基本」がわかれば難しくない
大手メディアのYouTubeチャンネルなどで、普段自転車を運転している人へのインタビューの中で、「自分自身もあまり(運転ルールを)わかってない」とか「何が違反で、何が違反じゃないのか」、「違反行為(約110項目)を把握しきれない」などの声が挙がっていた。
運転ルールを知らんかったら運転するな、と言いたいところだが、青切符導入後、違反行為にあたる約110項目を全て理解している人は殆どいないと思う。違反行為ばかりに着目するのではなく、運転の基本(正しい運転)を理解すればいいと思う。違反行為ばかりに着目するから、正しい運転が理解できないのではないかと。
基本はこれだけ。歩道を自転車が走行しているところを見るが、OKなのは歩道に「自転車通行可」を示す標識がある、13歳未満もしくは70歳以上の人、身体が不自由な人、道路工事などで、車道を走行するほうが危険な場合。いずれの場合も、車道寄りを徐行して運転する。
一時停止せずに走行するのは違反行為。信号は原則車道のほうを従うが、歩行者用信号に「歩行者、自転車専用」といった補助標識があれば、歩行者用の信号に従う。
違反行為にあたる約110項目は全て、このような運転をすれば危ないから。だから、危ない運転をしなければよいってこと。判断に迷ったら、自転車から降りて、自転車を押して歩道を歩くことで「歩行者」として扱われるので、そうしてもいいと思う。
・改善すべきところはあるが
今回の罰則強化や、今後導入される青切符、これらを導入するもそうだが、「自転車がもっと快適に運転できるように整備してほしい」という声も聞いたことがある。
確かにそう思う。俺自身も車を運転していて、自転車は正しく左側を走行するも、道路幅が狭くて追い越しにくい場面とか多々ある。あとは、この歩道が自転車もOKなのか、これがわかりにくい。自転車が通行できる標識はあっても、次に同じ標識があるのは数百メートル先の場合もある。これももう少しこまめに標識を設置してほしいというのもある。
自転車が快適に運転できるための整備は進められているものの、場所によっては困難。将来的に道路幅を拡げられるような設計まで考えていなかったやろうし、それを想定しての町作りは難しい。これは長い目で見ていく必要があると思う。
【最後に】
罰則の強化や、今後導入される青切符、処罰の対象になりたくなければ、当たり前だが、危険な運転はしないこと。「(交通ルールを)知らなかった」では済まされないということ。
警察主催で、スタントマンを起用して、実際に危ないところを実演して、高校生にながら運転の危険を認識させる取り組みをYouTubeで見たが、これでは一部の生徒が笑ってるし、手応えとしては限定的ではないかと思う。深刻にさせてしまうが、ながらスマホが原因で命を落とした遺族の言葉の重さを伝えるほうがいいのではないかと思う。
11月1日から施行されたが、早速、酒気帯び運転の罰則適用(赤切符)のニュースを見た。ながらスマホもビシバシ取り締まってほしい。自動車やバイクも含め、みんなが交通ルールを守って、気持ちよく運転できることを、これから願いたいと思う。
阪神は10月14日、次期一軍の監督に藤川球児氏が就任すると発表した。そして今日15日、その藤川新監督は就任会見に臨み、意気込みを語った。
まずは率直に「期待したい」。2020年の現役引退後、2021年から球団スペシャルアシスタントを務めながら解説者として活動。コーチ経験がないが、ズバズバ当たる解説、幅広い知識を持ち、何かやってくれるんじゃないかと期待している。
今からどんな采配を振るか、すごく興味があるが、就任会見やネットの記事を見て感じたことがいくつかあり、それを述べてみることにする。
・「安定の野球」をアップデートか
岡田前監督の野球を一言で言えば「守りの野球」、藤川新監督の野球を一言で言えばどのような野球か、それに関してはネット記事等を見ても見当たらなかった。見落としていたらごめんなさい。MBS NEWSのYouTubeチャンネルを見ると「今のチームの強みは?」との質問に、3点ほど取ったらきっちり終わらせてくれる「安定の野球」と語っていて、これが最もベースとなるとのこと。
理想のリーダー像が岡田前監督であることから、その岡田氏の功績を引き継ぎつつ、新しい阪神を作ってくれるんじゃないかと。「面白いな!と言われるチームを作る」ということで、今はすごく期待している。
・現状維持に見える選手は危機感を持て
「現状維持に周りから見えている選手は危機感をもって臨んでもらいたい」、今回の就任会見で語った内容で、最も重くのしかかる言葉やろう。
今年は殆どの選手が、昨年より数字を落としている。特に中野と木浪の打率は大きく下がった。もちろん、彼らも現状を満足することなく、一年一年新しいテーマで取り組んで、レベルアップを図ろうとしていると思うが、今年に関しては結果につながらなかった。
中野や木浪だけではなく、レギュラーを獲っている近本や佐藤輝、大山なども同じ。レギュラーを獲っているからといって、現状で満足するようなことを許さないというのが、藤川新監督の考えだと思われる。これって、プロ野球のみならず、サラリーマンでも言えることだけど、現状で満足している俺自身がいる・・・。
・FA取得選手の4人の動向
今季、阪神でFA権を取得している選手は、大山悠輔、糸原健斗、坂本誠志郎、原口文仁。大山は不動の4番、糸原と原口は貴重な代打、坂本は梅野と並び大事な捕手として。球団としては当然、全力で慰留するつもりやろう。
藤川新監督も「残ってほしい」としながらも、自身はFA権行使でMLBへ移籍した経歴があるため、「自分の権利を全うしてほしい」とコメントしている。
精一杯のコメントやね。4人とも重要な選手なので、当然残ってほしいが、誰か1人はFA宣言するんやろうかと想像している。今後のFA権取得選手に関しては続報を待つ。
【最後に】
2025年は「奪還」のシーズンになる。今後はコーチ陣の陣容を固めて、秋季キャンプに臨むことになるやろう。そして、ドラフト会議やFA権取得選手の動向もあり、オフも注目していくことにする。結局、俺自身は今季、プロ野球の現地観戦はなかったな。チケット発売日を忘れていて、その頃にはアイビーシートが取れなかったし。昨年のように日本シリーズのチケットが当たればよかったが。
来年こそ、久しぶりに甲子園で現地観戦したいなと思っている。さぁ、藤川新監督の具体的な「色」が出てくるのは先のことだが、今から楽しみ。