観戦日記
京都
0-0
鹿島
京都 |
鹿島 |
---|---|
GK 26太田 岳志 |
GK 1早川 友基 |
DF 2福田 心之助 |
DF 6三竿 健斗 |
DF 24宮本 優太 |
DF 55植田 直通 |
DF 50鈴木 義宜 |
DF 5関川 郁万 |
MF 7川﨑 颯太 |
DF 2安西 幸輝 |
MF 10福岡 慎平 |
MF 10柴崎 岳 |
MF 39平戸 太貴 |
MF 13知念 慶 |
MF 44佐藤 響 |
MF 14樋口 雄太 |
FW 9マルコ トゥーリオ |
MF 33仲間 隼斗 |
FW 14原 大智 |
FW 30名古 新太郎 |
FW 99ラファエル エリアス |
FW 36師岡 柊生 |
京都 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼マルコ トゥーリオ |
OUT ▼仲間 隼斗 |
IN △豊川 雄太 |
IN △田川 亨介 |
OUT ▼ラファエル エリアス |
OUT ▼樋口 雄太 |
IN △ムリロ コスタ |
IN △ターレス ブレーネル |
OUT ▼師岡 柊生 |
|
IN △徳田 誉 |
|
OUT ▼名古 新太郎 |
|
IN △津久井 佳祐 |
鹿島の残り試合はあと3試合。リーグ優勝の可能性が消え、次はACL出場圏内を狙う戦いになる。今節の京都戦は、本来8月31日に行われる予定だったが、迷走台風の影響によって中止になった。まぁ、8月末時点の鹿島の状態で、今夏の補強が大成功した京都に勝てる可能性が低かっただけに、中止になってよかったかも。その後、鹿島はポポ解任、中後コーチの新監督就任もあったが、京都の前線3枚を中心とした対策は十分に練れたはず。今日は京都に得点を許さないようにしたい。
サンガスタジアムへのアクセスは、昨年に続きアクセスは車。駐車場サービス「akippa(あきっぱ)」を利用して、近隣の駐車場を予約する。昨年は北古世ガレージというところを利用して勝ったんで、今年も利用する。所謂ゲン担ぎ(笑)。
明智光秀の銅像
JR亀岡駅出口
サンガスタジアムに到着。西京極の時代と比べて、スタグルはずいぶん賑やかに。昨年と同様「かめおかecoマルシェ」で早速何かを食べよう。ただ、ここで腹一杯になったら、スタジアム内のスタグルを味わえないので、軽く食べられるものがほしい。亀岡牛コロッケが昨年に続いてあったが、今度は平井牛コロッケのほうにしよう。うん、美味しい。
さて、スタジアムに入ろう。うわぁ、相変わらずコンパクトにまとまった素晴らしいスタジアム。京都は前節でJ1残留が決まっているので、来年も行くことが可能やね。バックスタンド方向へ向かってみると、昨年はバーガー専門の売店がパスタとバーガーの店になってる。バーガーは多分、俺の大苦手なマヨネーズが入ってそうなので、パスタにしよう。カルボナーラは美味しいのでそれにする。汁まで平らげたかったが、四角の紙製の容器だったんでちょっと難しい。
先発が発表されたので見てみよう。今日は優磨が出場停止。前節の名古屋戦、優磨の行為に対してレッドは厳しいのでは?とか妥当とか、賛否両論があったが、個人的にはレッドは妥当。まぁ、レッドの基準とかイエローの基準とか、そういったことよりも、優磨の行為そのものが容認できない。その優磨不在の中、名古が先発に。おそらく師岡の1トップか。
対して京都、あれっ、GKはク ソンユンが先発じゃないんやね。京都はアピアタウィアが出場停止で、宮本優太と鈴木義宜のセンターバック。そして、前線の3枚、やはり先発。13試合11得点、「京都の救世主」ラファエル エリアス、ラファエル エリアス加入によりウイング起用で急に覚醒したマルコ トゥーリオ、左ウイングに高さのある原大智。選手紹介では、今日先発の平戸と豊川に関しては大ブーイング。
今日はタレントの森脇健児が来場。京都サポをもちろん応援していたが、声がでかすぎて、あまりよく聞き取れない・・・。森脇健児といえば、TBSのオールスター感謝祭で、赤坂5丁目ミニマラソンでも有名で、走ることには自信を持っている。今日は子どもたちとピッチ一周を競争。子どもたちはリレーだが、森脇健児はひとりで一周。走力に自信がある森脇健児もさすがにバテたのか、子どもたちの勝利。というか、森脇健児のほうが先にゴールしたら「空気読めよ!」とブーイングになるのは確実(笑)。
かめおか eco マルシェ
平井牛コロッケ
足湯
スタジアム外観
京都サポーター
鹿島サポーター
森脇健児
森脇健児が走る走る!
鹿島のフォーメーションは4-2-3-1。師岡の1トップ、名古がトップ下、サイドには樋口と仲間が入っている。中後監督初戦の福岡戦、途中出場の三竿が右サイドバックを務めたが、今節も右サイドバックで先発。京都はいつものように4-1-2-3、インサイドハーフに平戸が起用されていて、京都でレギュラーを掴んだ感がある。しかし、鹿島戦では仕事させないようにしたい。
中後監督になってから、鹿島は試合開始直後に、植田が一気に前線へと駆け上がっていくことがあるが、今日もそれが見られた。中央からの縦パスを植田に通そうとしたが、これは通らなかった。
11分、両チームが小競り合いならびに鹿島の選手たちが審判へ抗議する場面が。ラファエル エリアスに通ったボールに対して、仲間がプレスをかける。両者が倒れ、その後、ラファエル エリアスが仲間を蹴り上げた形になり、両軍が入り乱れ、そして鹿島の選手は「カードではないか?」と抗議。現地ではよくわからなかったが、DAZNの映像を見る限りは、意図的ではなく、たまたま蹴り上げるような形になったんじゃないかと。これも賛否両論があるが、カードはないかなと。
そして、前半に関しては、京都の攻撃が鹿島を襲う。8分は、関川の縦パスを福岡がカットしてショートカウンター、ラファエル エリアス→マルコ トゥーリオと通って、最後は川﨑がシュート。早川の正面だった。お互いボールの奪い合いが激しく、26分にはマルコ トゥーリオ→ラファエル エリアスへとボールが通り、鹿島は必死にラファエル エリアスに対して激しいコンタクト、川﨑からマルコ トゥーリオのシュート、これは大きく枠を外した。やっぱり京都の攻撃は怖いわ。
かといって、鹿島は防戦一方になっているわけではない。鹿島は左サイドの安西を中心にチャンスメーク、セットプレーからの攻撃、38分には安西→仲間と繋いで、最後は樋口がシュート。これは惜しくもGK太田の正面だった。
師岡と名古
強力3トップ
ラファエル エリアスの行為で審判へ抗議
古巣対決、平戸
師岡ドリブル
安西、1対1対決
ハーフタイムにも森脇健児が登場し、16年ぶりに鹿島アントラーズに勝とう!と意気込み、さらに鹿島サポーターを煽ってブーイング。アウェイサポを煽るといえば、J3のAC長野のスタジアムDJが相手サポをよく煽る。まぁ、ケンカ売っとんのか!というような感じの煽りではなく、こっちこそ負けへんで!という感じの煽り。もし、鹿島がルヴァン杯でAC長野とアウェイで対戦したら、AC長野のスタジアムDJはどんな風に煽ってくるのか、楽しみでもある。
鹿島は後半開始時、仲間に代えて田川を投入。負傷がようやく癒え、公式戦は約3ヶ月ぶり。後半開始直後は、お互いにチャンス。原大智の左からのクロスを、ラファエル エリアスが頭で合わせた。これは覚悟かと思われたが、早川がビッグセーブ。鹿島もその直後、途中出場の田川が挨拶がわりの左足の強烈なシュートを放ったが、惜しくもサイドネット。一瞬入ったのか?というような、メインスタンドからは見えたが、サイドネットやったんやね。メインスタンドのサポーターは一瞬喜んだが。
お互いの攻防が見られたが、後半は鹿島のほうが波状攻撃をかけている。安西の強烈なシュート、セットプレーからの攻撃、知念、69分には途中出場のターレスのクロスを安西がヘディングで合わせたが、GK太田がビッグセーブ。いやぁ、大チャンスやったわ。
そして京都も大チャンスを迎える。78分、川﨑の縦パスをラファエル エリアスがボールをコントロールし、左足からシュートを放ったが、僅かにそれた。さすがに覚悟だったが、ホンマに助かった。
83分に鹿島は2枚代え。名古に代わって津久井、師岡に代わって徳田くんを投入。センターバックが本職の津久井だが、アウェイ川崎戦のように3バックにして、右のウイングバックをやるのかなと思ったら、左サイドバックで起用されている。左サイドバックの安西は、左サイドハーフにポジションが変わっている。これで、4バックは全員センターバックを経験または本職。
京都、鹿島とも凄まじい攻防、ラファエル エリアスからのボールを福岡、鹿島も田川のクロスを知念が振り向きざまのシュート、ターレスの狙い澄ましたシュートと、お互いチャンスを作りまくるが、早川も太田もビッグセーブ連発。植田のヘディングはオフサイドフラッグが上がったものの、惜しいシーンでもあった。結局、お互いチャンスがありながらも、試合終了の笛が鳴る。
田川のシュート
惜しくもサイドネット
ターレス投入
そのターレスからのボールを
安西がヘディングシュート
太田にはじかれる・・・
左サイドバック起用、津久井
徳田くん
知念の振り向きざまのシュート
枠を捉えられない
ターレスのシュートも
太田にまたもやはじかれる・・・
柴崎からのボールを植田がヘディング
バーを越え、がっくり植田
壮絶な戦いはスコアレスドロー。後半は安西、知念、ターレス、植田など、怒涛の攻撃を見せるも、ゴールを割ることができなかった。せめて1点だけでも・・・、と思ったが、選手は懸命にゴールに向かって攻めていた。
京都に関しても、ラファエル エリアスの決定機、これは決めたかったやろうけど、鹿島としては助かった。ただ、シーズン前半に低迷していたチーム状況とは明らかに違う。あとは誰が出ても京都のサッカーができるか、というところやろう。まぁ、すでに取り組んでいるでしょう。次節はマルコ トゥーリオが警告の累積で出場停止。なので豊川の起用が有力か。
そして鹿島、守備に関しては一定の手ごたえを掴みつつある。中後監督になってから4試合で失点は1、あとは攻撃。川崎戦の3得点はよかったが、これで4試合中3試合がスコアレスドロー。まぁ、ただ、中後監督になってから、これまで出場機会が少なかった選手のメンバー入りや出場、福岡戦から三竿の右サイドバック、津久井の左サイドバックの起用など、新しい面も見られた。これらが来季に繋がれば。
今季の残りは2試合になった。約2週間後にC大阪戦、最終節は町田戦、この2チームとはシーズン序盤に対戦したが、その時の状況とは違うと思う。でも、この2試合は来年に繋がる戦いになってほしい。
試合終了
サポーターへの挨拶
京都の選手たちがサポーターへ挨拶
メインスタンドのサポーターへ挨拶
鹿島サポーターへ挨拶する京都の選手たち
豊川と平戸、鹿島サポーターへ挨拶