観戦日記

試合データ

スコア情報

2024年11月17日
J1 第29節
サンガスタジアム by KYOCERA
入場者数:15,205人

京都

0-0

0前半0
0後半0

鹿島

先発メンバー

京都

鹿島

GK 26太田 岳志
GK 1早川 友基
DF 2福田 心之助
DF 6三竿 健斗
DF 24宮本 優太
DF 55植田 直通
DF 50鈴木 義宜
DF 5関川 郁万
MF 7川﨑 颯太
DF 2安西 幸輝
MF 10福岡 慎平
MF 10柴崎 岳
MF 39平戸 太貴
MF 13知念 慶
MF 44佐藤 響
MF 14樋口 雄太
FW 9マルコ トゥーリオ
MF 33仲間 隼斗
FW 14原 大智
FW 30名古 新太郎
FW 99ラファエル エリアス
FW 36師岡 柊生

選手交代

京都

鹿島

OUT ▼マルコ トゥーリオ
OUT ▼仲間 隼斗
IN △豊川 雄太
IN △田川 亨介
OUT ▼ラファエル エリアス
OUT ▼樋口 雄太
IN △ムリロ コスタ
IN △ターレス ブレーネル
OUT ▼師岡 柊生
IN △徳田 誉
OUT ▼名古 新太郎
IN △津久井 佳祐

試合後記

せめて1点でも・・・、互いに譲らずスコアレスドロー

 鹿島の残り試合はあと3試合。リーグ優勝の可能性が消え、次はACL出場圏内を狙う戦いになる。今節の京都戦は、本来8月31日に行われる予定だったが、迷走台風の影響によって中止になった。まぁ、8月末時点の鹿島の状態で、今夏の補強が大成功した京都に勝てる可能性が低かっただけに、中止になってよかったかも。その後、鹿島はポポ解任、中後コーチの新監督就任もあったが、京都の前線3枚を中心とした対策は十分に練れたはず。今日は京都に得点を許さないようにしたい。
 サンガスタジアムへのアクセスは、昨年に続きアクセスは車。駐車場サービス「akippa(あきっぱ)」を利用して、近隣の駐車場を予約する。昨年は北古世ガレージというところを利用して勝ったんで、今年も利用する。所謂ゲン担ぎ(笑)。

明智光秀の銅像

明智光秀の銅像

JR亀岡駅出口

JR亀岡駅出口

 サンガスタジアムに到着。西京極の時代と比べて、スタグルはずいぶん賑やかに。昨年と同様「かめおかecoマルシェ」で早速何かを食べよう。ただ、ここで腹一杯になったら、スタジアム内のスタグルを味わえないので、軽く食べられるものがほしい。亀岡牛コロッケが昨年に続いてあったが、今度は平井牛コロッケのほうにしよう。うん、美味しい。
 さて、スタジアムに入ろう。うわぁ、相変わらずコンパクトにまとまった素晴らしいスタジアム。京都は前節でJ1残留が決まっているので、来年も行くことが可能やね。バックスタンド方向へ向かってみると、昨年はバーガー専門の売店がパスタとバーガーの店になってる。バーガーは多分、俺の大苦手なマヨネーズが入ってそうなので、パスタにしよう。カルボナーラは美味しいのでそれにする。汁まで平らげたかったが、四角の紙製の容器だったんでちょっと難しい。
 先発が発表されたので見てみよう。今日は優磨が出場停止。前節の名古屋戦、優磨の行為に対してレッドは厳しいのでは?とか妥当とか、賛否両論があったが、個人的にはレッドは妥当。まぁ、レッドの基準とかイエローの基準とか、そういったことよりも、優磨の行為そのものが容認できない。その優磨不在の中、名古が先発に。おそらく師岡の1トップか。
 対して京都、あれっ、GKはク ソンユンが先発じゃないんやね。京都はアピアタウィアが出場停止で、宮本優太と鈴木義宜のセンターバック。そして、前線の3枚、やはり先発。13試合11得点、「京都の救世主」ラファエル エリアス、ラファエル エリアス加入によりウイング起用で急に覚醒したマルコ トゥーリオ、左ウイングに高さのある原大智。選手紹介では、今日先発の平戸と豊川に関しては大ブーイング。
 今日はタレントの森脇健児が来場。京都サポをもちろん応援していたが、声がでかすぎて、あまりよく聞き取れない・・・。森脇健児といえば、TBSのオールスター感謝祭で、赤坂5丁目ミニマラソンでも有名で、走ることには自信を持っている。今日は子どもたちとピッチ一周を競争。子どもたちはリレーだが、森脇健児はひとりで一周。走力に自信がある森脇健児もさすがにバテたのか、子どもたちの勝利。というか、森脇健児のほうが先にゴールしたら「空気読めよ!」とブーイングになるのは確実(笑)。

かめおか eco マルシェ

かめおか eco マルシェ

平井牛コロッケ

平井牛コロッケ

足湯

足湯

スタジアム外観

スタジアム外観

京都サポーター

京都サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

森脇健児

森脇健児

森脇健児が走る走る!

森脇健児が走る走る!

 鹿島のフォーメーションは4-2-3-1。師岡の1トップ、名古がトップ下、サイドには樋口と仲間が入っている。中後監督初戦の福岡戦、途中出場の三竿が右サイドバックを務めたが、今節も右サイドバックで先発。京都はいつものように4-1-2-3、インサイドハーフに平戸が起用されていて、京都でレギュラーを掴んだ感がある。しかし、鹿島戦では仕事させないようにしたい。
 中後監督になってから、鹿島は試合開始直後に、植田が一気に前線へと駆け上がっていくことがあるが、今日もそれが見られた。中央からの縦パスを植田に通そうとしたが、これは通らなかった。
 11分、両チームが小競り合いならびに鹿島の選手たちが審判へ抗議する場面が。ラファエル エリアスに通ったボールに対して、仲間がプレスをかける。両者が倒れ、その後、ラファエル エリアスが仲間を蹴り上げた形になり、両軍が入り乱れ、そして鹿島の選手は「カードではないか?」と抗議。現地ではよくわからなかったが、DAZNの映像を見る限りは、意図的ではなく、たまたま蹴り上げるような形になったんじゃないかと。これも賛否両論があるが、カードはないかなと。
 そして、前半に関しては、京都の攻撃が鹿島を襲う。8分は、関川の縦パスを福岡がカットしてショートカウンター、ラファエル エリアス→マルコ トゥーリオと通って、最後は川﨑がシュート。早川の正面だった。お互いボールの奪い合いが激しく、26分にはマルコ トゥーリオ→ラファエル エリアスへとボールが通り、鹿島は必死にラファエル エリアスに対して激しいコンタクト、川﨑からマルコ トゥーリオのシュート、これは大きく枠を外した。やっぱり京都の攻撃は怖いわ。
 かといって、鹿島は防戦一方になっているわけではない。鹿島は左サイドの安西を中心にチャンスメーク、セットプレーからの攻撃、38分には安西→仲間と繋いで、最後は樋口がシュート。これは惜しくもGK太田の正面だった。

師岡と名古

師岡と名古

強力3トップ

強力3トップ

ラファエル エリアスの行為で審判へ抗議

ラファエル エリアスの行為で審判へ抗議

古巣対決、平戸

古巣対決、平戸

師岡ドリブル

師岡ドリブル

安西、1対1対決

安西、1対1対決

 ハーフタイムにも森脇健児が登場し、16年ぶりに鹿島アントラーズに勝とう!と意気込み、さらに鹿島サポーターを煽ってブーイング。アウェイサポを煽るといえば、J3のAC長野のスタジアムDJが相手サポをよく煽る。まぁ、ケンカ売っとんのか!というような感じの煽りではなく、こっちこそ負けへんで!という感じの煽り。もし、鹿島がルヴァン杯でAC長野とアウェイで対戦したら、AC長野のスタジアムDJはどんな風に煽ってくるのか、楽しみでもある。
 鹿島は後半開始時、仲間に代えて田川を投入。負傷がようやく癒え、公式戦は約3ヶ月ぶり。後半開始直後は、お互いにチャンス。原大智の左からのクロスを、ラファエル エリアスが頭で合わせた。これは覚悟かと思われたが、早川がビッグセーブ。鹿島もその直後、途中出場の田川が挨拶がわりの左足の強烈なシュートを放ったが、惜しくもサイドネット。一瞬入ったのか?というような、メインスタンドからは見えたが、サイドネットやったんやね。メインスタンドのサポーターは一瞬喜んだが。
 お互いの攻防が見られたが、後半は鹿島のほうが波状攻撃をかけている。安西の強烈なシュート、セットプレーからの攻撃、知念、69分には途中出場のターレスのクロスを安西がヘディングで合わせたが、GK太田がビッグセーブ。いやぁ、大チャンスやったわ。
 そして京都も大チャンスを迎える。78分、川﨑の縦パスをラファエル エリアスがボールをコントロールし、左足からシュートを放ったが、僅かにそれた。さすがに覚悟だったが、ホンマに助かった。
 83分に鹿島は2枚代え。名古に代わって津久井、師岡に代わって徳田くんを投入。センターバックが本職の津久井だが、アウェイ川崎戦のように3バックにして、右のウイングバックをやるのかなと思ったら、左サイドバックで起用されている。左サイドバックの安西は、左サイドハーフにポジションが変わっている。これで、4バックは全員センターバックを経験または本職。
 京都、鹿島とも凄まじい攻防、ラファエル エリアスからのボールを福岡、鹿島も田川のクロスを知念が振り向きざまのシュート、ターレスの狙い澄ましたシュートと、お互いチャンスを作りまくるが、早川も太田もビッグセーブ連発。植田のヘディングはオフサイドフラッグが上がったものの、惜しいシーンでもあった。結局、お互いチャンスがありながらも、試合終了の笛が鳴る。

田川のシュート

田川のシュート

惜しくもサイドネット

惜しくもサイドネット

ターレス投入

ターレス投入

そのターレスからのボールを

そのターレスからのボールを

安西がヘディングシュート

安西がヘディングシュート

太田にはじかれる・・・

太田にはじかれる・・・

左サイドバック起用、津久井

左サイドバック起用、津久井

徳田くん

徳田くん

知念の振り向きざまのシュート

知念の振り向きざまのシュート

枠を捉えられない

枠を捉えられない

ターレスのシュートも

ターレスのシュートも

太田にまたもやはじかれる・・・

太田にまたもやはじかれる・・・

柴崎からのボールを植田がヘディング

柴崎からのボールを植田がヘディング

バーを越え、がっくり植田

バーを越え、がっくり植田

 壮絶な戦いはスコアレスドロー。後半は安西、知念、ターレス、植田など、怒涛の攻撃を見せるも、ゴールを割ることができなかった。せめて1点だけでも・・・、と思ったが、選手は懸命にゴールに向かって攻めていた。
 京都に関しても、ラファエル エリアスの決定機、これは決めたかったやろうけど、鹿島としては助かった。ただ、シーズン前半に低迷していたチーム状況とは明らかに違う。あとは誰が出ても京都のサッカーができるか、というところやろう。まぁ、すでに取り組んでいるでしょう。次節はマルコ トゥーリオが警告の累積で出場停止。なので豊川の起用が有力か。
 そして鹿島、守備に関しては一定の手ごたえを掴みつつある。中後監督になってから4試合で失点は1、あとは攻撃。川崎戦の3得点はよかったが、これで4試合中3試合がスコアレスドロー。まぁ、ただ、中後監督になってから、これまで出場機会が少なかった選手のメンバー入りや出場、福岡戦から三竿の右サイドバック、津久井の左サイドバックの起用など、新しい面も見られた。これらが来季に繋がれば。
 今季の残りは2試合になった。約2週間後にC大阪戦、最終節は町田戦、この2チームとはシーズン序盤に対戦したが、その時の状況とは違うと思う。でも、この2試合は来年に繋がる戦いになってほしい。

試合終了

試合終了

サポーターへの挨拶

サポーターへの挨拶

京都の選手たちがサポーターへ挨拶

京都の選手たちがサポーターへ挨拶

メインスタンドのサポーターへ挨拶

メインスタンドのサポーターへ挨拶

鹿島サポーターへ挨拶する京都の選手たち

鹿島サポーターへ挨拶する京都の選手たち

豊川と平戸、鹿島サポーターへ挨拶

豊川と平戸、鹿島サポーターへ挨拶