観戦日記

試合データ

スコア情報

2024年9月28日
J1 第32節
レモンガススタジアム平塚
入場者数:11,404人

湘南

  • 45分+3 鈴木章
  • 65分 畑
  • 67分 福田

3-2

1前半2
2後半0

鹿島

  • 22分 濃野
  • 27分 濃野

先発メンバー

湘南

鹿島

GK 99上福元 直人
GK 1早川 友基
DF 22大岩 一貴
DF 32濃野 公人
DF 47キム ミンテ
DF 55植田 直通
DF 3畑 大雅
DF 5関川 郁万
MF 37鈴木 雄斗
DF 2安西 幸輝
MF 88小野瀬 康介
MF 6三竿 健斗
MF 5田中 聡
MF 10柴崎 岳
MF 13平岡 大陽
MF 30名古 新太郎
MF 30鈴木 淳之介
MF 33仲間 隼斗
FW 19福田 翔生
FW 36師岡 柊生
FW 29鈴木 章斗
FW 40鈴木 優磨

選手交代

湘南

鹿島

OUT ▼鈴木 淳之介
OUT ▼仲間 隼斗
IN △松村 晟怜
IN △チャヴリッチ
OUT ▼鈴木 章斗
OUT ▼名古 新太郎
IN △根本 凌
IN △藤井 智也
OUT ▼平岡 大陽
OUT ▼柴崎 岳
IN △奥野 耕平
IN △樋口 雄太
OUT ▼福田 翔生
OUT ▼師岡 柊生
IN △茨田 陽生
IN △ターレス ブレーネル
OUT ▼小野瀬 康介
OUT ▼濃野 公人
IN △ルイス フェリッピ
IN △ミロサヴリェヴィッチ

試合後記

深刻な状態が続く、湘南に逆転負け

 久々にいきたいなぁと思っていたレモンガススタジアム平塚、後半戦の日程発表でキックオフ時間が気になっていた。昼の試合だとありがたいなぁと思っていたが、19時キックオフかぁ。これは宿泊やなぁと。最後に平塚へ行ったのが2013年、この時は試合終了間際に大きく動いて、最後は大迫が決めて勝利した試合だった。宿泊であろうと、さすがに行きたいので、この湘南戦を選んだ。
 一週間くらい前から天気が気になっていた。雨になるのではないかと思われたが、平塚駅に着いたら曇っていた。雨は降っていない。でも、いつでも降りそうな曇り空。俺の晴れ男発揮!だといいが(笑)。
 19時キックオフなので、先に宿泊先のチェックインだけ済ませておく。今年7月に新規オープンのホテルルートイン平塚駅北口。これまでいろんなルートインに宿泊したことがあるが、客室へ向かうためのエレベーターを利用の際に、部屋のセキュリティカードをかざすというのは初めて。一瞬戸惑ったが、セキュリティ対策としてはよいと思う。

小田原駅

小田原駅

平塚駅前商店街

平塚駅前商店街

 チェックインを済ませたので、スタジアムへ向かおう。シャトルバスも利用できるが、約2km程度なので徒歩で向かう。ほとんどまっすぐ行くだけなので。2kmだと歩くのが苦手な人にとっては嫌やろうけど、俺は許容範囲。
 ポケモンgoでは現在「伝説の英雄」イベントが開催中。今はふしぎなアメがほしくて、「おこうを使う」のフィールドリサーチを探している。ポケモン交換でもリワードで、ふしぎなアメは1つ貰えるが、ほぼぼっちトレーナーなので不可能。なのでおこうを使って、リワードとしてふしぎなアメ3つほしい。ワッカネズミを多く獲っているが、進化したときに4人家族になるか、3人家族になるか。3人家族は極めて稀。3人家族がまだゲットできず、進化のためにふしぎなアメを集めたい。
 「おこうを使う」のフィールドリサーチを集めながらスタジアムへ向かっていたが、到着した。いやぁ、11年ぶりの平塚。湘南ベルマーレ主催ゲームでは、スタグルが豊富に揃っているということで、早速どれにしようか。おぉ、しらす丼があるね、しらす大好きなので。明太子もついていて美味しいなぁ。あと1品ほしいなぁ、醤油ラーメンにしよう。ラーメンをあまり食べてなかったんで、美味しい。
 スタグルで楽しんでいたら、開門時間が近づいてきた。俺自身はメインA指定席にしているんで、ゆっくりできるが、久々にスタジアムの画像を撮りたい。秋になってきて、日が沈むのが早くなってきているんで。
 一息つこうかと思ったら、太鼓の音が聞こえてきた。「勝利のために」チャントが流れている。選手バスが来た。何で止まっているのかなと思ったら、今日はサポーターが「ここから先戦場」という横断幕を持って、バスを止めてまで選手たちを鼓舞している。バスを一時止める行為そのものはどうかと思うが、今日はどうしても勝利がほしい。その気持ちの表れだと理解したい。
 さて、先発メンバーが発表されているので見てみよう。天皇杯神戸戦で出場がなかった仲間が先発に名を連ねていて、負傷交代してしまった知念は、やっぱりベンチ外。今日は徳田くんはベンチ外、田川もまだ復帰できず、今日はミロサヴリェヴィッチがメンバー入りしている。そして待望の復帰、チャヴリッチ。一部のスポーツ紙で「湘南戦で復帰も」という記事を見たが、本当にメンバー入りした。試合勘、コンディションは100まではいかないと思うが、この窮地を救ってほしい。

平塚市総合公園案内

平塚市総合公園案内

多くのグルメブース

多くのグルメブース

しらす丼

しらす丼

キングベルI世のふわふわ

キングベルI世のふわふわ

キングベルI世

キングベルI世

選手バス到着

選手バス到着

湘南サポーター

湘南サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションはいつものように4-2-3-1、柴崎と三竿のダブルボランチ。2016年当時、小笠原満男、柴崎岳、永木亮太らがおり、同年移籍加入の三竿はいわば4番手?の位置づけ。その後柴崎がスペイン移籍、翌年途中に三竿が主力ボランチへと成長した。なので、柴崎と三竿のボランチというのは殆どなかったが、知念が負傷離脱し、この2人が軸になる可能性が高い。
 対して湘南は3-1-4-2、何といってもルキアンが3試合の出場停止。でも湘南って反骨心が強いイメージ。その象徴が2019年の浦和vs湘南(埼スタ)、大誤審と問題となった杉岡(現:町田)の幻のゴール。0対2でリードを許しながら、試合終了間際のラストプレーで山根が劇的逆転ゴールを決めた。今回はルキアンの残念な出来事ではあるものの、反骨心の強いチームという印象が強い。
 中2日の鹿島だが、前半からアグレッシブにいこうとしている。8分、福田にシュートを打たれて、危ないシーンだったが、早川が片手一本ではじいて、難を逃れた。
 そして22分に先制点が鹿島に入る。右からのCK、関川のヘディングが濃野のところへわたり、そのまま押し込んで先制。セットプレーではあるが、何で濃野がいいところへいるのか(笑)。サイドバックながら、今季8得点目。さらに5分後、左サイドから名古のクロス、これは上福元にパンチングされ、ミンテがクリアするが、濃野→優磨、そして走りこんできた濃野へと渡り、すぐさまシュートで追加点!久々に流れの中での得点を見た気がする。これで濃野は9得点目。
 これで前半を締めようとしたとき、大きな落とし穴が待っていた。自陣から優磨がボールを奪われ、すぐさま湘南はカウンター、鈴木章斗に縦パスを通され、シュートを放たれ失点。優磨のボールロスト、これがファウルと思ったのか、鈴木章斗の抜け出しがオフサイドと思ったのか、心の中でセルフジャッジがあったんじゃないかと思いたくなる。失点直後に前半終了の笛が鳴り、非常に勿体ない失点。

先発起用、仲間

先発起用、仲間

古巣対決、キムミンテ

古巣対決、キム ミンテ

関川のヘディングのこぼれ球を

関川のヘディングのこぼれ球を

濃野が押し込んだ!

濃野が押し込んだ!

濃野、崩されながらのシュート

濃野、崩されながらのシュート

入った!!

入った!!

 後半開始時、鹿島の選手交代はなかったが、湘南のほうは1人目の選手交代。鈴木淳之介に代わって松村晟怜が入る。鈴木淳之介は前半に1枚イエローカードをもらっているので、それもあっての交代か。
 追加点が欲しい鹿島、54分のセットプレーで、関川が打点の高いヘディングシュートを放つが、ゴールネットを揺らすことができなかった。関川へのマークが付いていたとはいえ、高校時代の桁違いのヘディングからの得点というのを知っているだけに、このヘディングは決めたかった。
 そして悪夢の連続失点で逆転を許してしまう。まずは湘南の同点弾、平岡から左で待ち構えていた畑にボールが渡り、すぐさま右足を振りぬくと、ゴールネットを揺らされる。何だか、天皇杯でも森岡亮太をフリーにさせて、難なく決められたシーンがあったが、ここでも畑がフリーになっていて、濃野の詰めも甘い。湘南の逆転弾は完全に崩し、ワンツーパスから福田に決められる。
 アウェイ寄りのメインA指定席だが、湘南サポーターもちらほら。最前列にいた湘南サポーターが、東京Vの城福監督の体を反らしながらのガッツポーズのような喜び方をしていた。これまでなら「黙らせてやる!」という思いがあったが、現在の鹿島の現状をみて、そんな気にはならなかった。中2日の影響が出たのかな。
 逆転されて、鹿島は選手交代。名古に代わって藤井、仲間に代わってチャヴリッチ。さらに76分には、柴崎に代えて樋口、師岡に代えてターレスが入る。結果論だが、この選手交代も後手後手やね。中2日なら、早めに藤井と樋口を投入すべきだったんじゃないかと。さらに86分には濃野に代わってライコが。ライコを起用してどうするんやろ?と思ったが、あれっ?3バックにしているかな。
 後半45分になろうというところで、鹿島は藤井、ターレスらとともに怒涛の攻撃を見せる。藤井の左サイドからの攻め、ターレスのシュート、安西のミドル、セットプレーなど、怒涛の攻撃を見せるも、湘南の守備を崩すことができない。湘南が最後に鹿島の怒涛の攻めを切り抜けた直後に、試合終了の笛が鳴る。

セットプレー

セットプレー

藤井とチャヴリッチ

藤井とチャヴリッチ

藤井

藤井

ターレス

ターレス

ん?ハンドか?

ん?ハンドか?

名古がアピールも笛鳴らず(VARもなし)

名古がアピールも笛鳴らず(VARもなし)

 試合が終わり、湘南サポーターは歓喜。対して鹿島サポーターは沈黙。俺自身、平塚へは3度目だが、いずれも試合終了間際にドラマが起こっていた。今回はそのドラマは起こらず。湘南にとってはホームで随分と勝利がなかったようで。
 対して鹿島、深刻な状況は続く黒星。チャヴリッチはちょっと無理して出場していたのかな。ボールの収まりがあまりなかったことや、チャヴリッチの脅威といえば、スピードに乗ったドリブル。これも見られなかった。長期離脱で試合勘も、これから取り戻していく初期段階だと思う。でも絶対に必要な戦力。
 どうしたもんかね、ホームでは湘南に勝利したが、今日アウェイで敗れ、シーズンダブルならず。シーズンダブルは相変わらず札幌だけ。シーズンの後半になって、メンバー固定の鹿島対策が進んで、白星が伸ばせない要因になっていると思う。ポポのメンバー固定は相変わらずで、逆転されるまでの選手交代もなかったし、交代も後手後手。グラウンドを後にする際、ポポへの声援には応えていた。そして、手を合わせて「申し訳ない」の仕草も。ポポヴィッチを解任すべきでは?という一部の声があるが、それは俺は否定的。神戸戦の観戦レポートでも述べているが、矛先はフロントにあるから。
 俺が現地観戦すると、連勝ストッパーや連敗ストッパーになりやすい。今日はアウェイでの連敗を止められるかなと思ったが駄目だった。とにもかくにも勝利がほしい。次節のアウェイ新潟戦は行けないが、現地観戦される方、お願いします。

試合終了

試合終了

ポポヴィッチがサポーターの声に応える

ポポヴィッチがサポーターの声に応える

試合終了後の挨拶

試合終了後の挨拶

メインスタンドのサポーターへの挨拶

メインスタンドのサポーターへの挨拶

試合後および翌日

 宿泊先のホテルへ戻ろう。俺自身、モヤモヤとした感じでスタジアムを後にして、ホテルへ向かっているんだが、一部ではあまり危機感がないのか、友人同士で笑っている鹿島サポーターも。何が楽しいのか。そしてホテルに到着すると、他の鹿島サポーターの人も。平塚はもちろん関東だが、鹿島サポーター泊りに行くんやね。他地域の出身かな。俺みたいに。
 湘南海岸公園でも行こうかなと思っていたが、徒歩では少し遠そうだったんで、やめた。小田原駅へ行って、蒲鉾を買いに行こう。買った後は小田原駅前でポケモンgo、と思ったら、そういえば小田原城があるんやった。頭になかった。それだけでもちょっと見に行こう。
 10時7分発のひかり号、時刻は現在9時前、早歩きの俺ならいけるやろうと。早速小田原城へ。駅から小田原城が少し見えたので、行けるかなと思ったが行けたね。知らない道の片道徒歩15分ほどと、知っている道の15分とでは随分違うが、間に合ってよかった。歴史はあまり興味はないが、お城だけを見るのもいいね。
 さて帰ろう。コロナが5類になって1年以上が経って、外国人観光客が多くなった。コロナ前に戻った感じ。指定席の座席は窓側のE席だが、D席に外国人の子供が座ってきた。こっちは眠いので、静かにしていたが、子供さん、新幹線楽しかったかな?そうであればうれしいです。また日本に来てください。明日から仕事、頑張りますかぁ。

小田原城

小田原城

小学生作成の提灯

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