観戦日記

試合データ

スコア情報

2024年6月30日
J1 第21節
ノエビアスタジアム神戸
入場者数:21,963人

神戸

  • 18分 武藤
  • 38分 マテウス トゥーレル
  • 83分 大迫

3-1

2前半1
1後半0

鹿島

  • 8分 チャヴリッチ

先発メンバー

神戸

鹿島

GK 1前川 黛也
GK 1早川 友基
DF 24酒井 高徳
DF 32濃野 公人
DF 4山川 哲史
DF 55植田 直通
DF 3マテウス トゥーレル
DF 5関川 郁万
DF 15本多 勇喜
DF 2安西 幸輝
MF 6扇原 貴宏
MF 13知念 慶
MF 96山口 蛍
MF 25佐野 海舟
MF 18井出 遥也
MF 14樋口 雄太
MF 23広瀬 陸斗
MF 33仲間 隼斗
FW 11武藤 嘉紀
FW 7チャヴリッチ
FW 10大迫 勇也
FW 30名古 新太郎

選手交代

神戸

鹿島

OUT ▼酒井 高徳
OUT ▼仲間 隼斗
IN △初瀬 亮
IN △藤井 智也
OUT ▼井出 遥也
OUT ▼関川 郁万
IN △ジェアン パトリッキ
IN △柴崎 岳
OUT ▼広瀬 陸斗
OUT ▼樋口 雄太
IN △佐々木 大樹
IN △師岡 柊生
OUT ▼扇原 貴宏
OUT ▼チャヴリッチ
IN △井手口 陽介
IN △垣田 裕暉
OUT ▼本多 勇喜
OUT ▼名古 新太郎
IN △菊池 流帆
IN △土居 聖真

試合後記

チャヴリッチの先制弾も、鹿島は神戸に敗れる

 梅雨のジメジメとした時期、人それぞれ、好きな季節や苦手な季節があると思うが、俺自身は花粉症のため、春が最も苦手。その次が梅雨のこの時期。さらに雨が降ると湿気が増し、くせ毛の俺からすると、さらにクシャクシャになる。直毛の人が羨ましい。その今日はまさに梅雨らしいジメジメとした気候。その気候に負けずに、今日は鹿島が勝てるよう応援したい。
 今日は久々のノエスタ。2019年以来5年ぶり。昨年のアウェイは国立だったんで。ノエスタということで、アクセスはもちろん車で。名神高速、阪神高速は特に渋滞もなくスムーズ。のんびりと運転し、15時すぎに到着した。

スタジアムに到着

スタジアムに到着

鹿島サポーターを歓迎

鹿島サポーターを歓迎

 スタジアムに到着。今のところ雨は降っていないが、これはもう時間の問題かな。まずはスタジアムの外観などをデジカメで撮ってから、スタグルをと。2019年以来のノエスタ、2019年に関しては神戸牛の吉祥吉が出店していなかったが、今日は出店していた。絶対に今日はこれを食べようと、メニューを見ていたら、女性の店員さんが話しかけてくれて、極上赤身や希少部位など値段が高いほど柔らかい肉だと。他にも色々食べたいので、ステーキ赤身にした。あれっ、ポテトサラダかな、それも盛ってあった。俺の大苦手のマヨネーズ入ってるんかなぁ・・・、と不安になったが、食べてみるとマヨネーズ入ってない。ポテトサラダだと思うが、美味しくて助かった(汗)。そして、赤身の肉はというと、赤身でも最高に美味しくて柔らかい!やっぱり吉祥吉さん、最高!
 他にも回ろうと思っていたら、やっぱり雨が降ってきた。駐車場の入り口付近で避難・・・。でも止み間がありそうなので、止んだらまた回ってみよう。各Jクラブのスタグルの多くが洋食、中華などが多いが、えきそばを食べよう。あっさりした食べ物だと思って。おぉ、これも美味しい。暑くないので、汁まで全部平らげた。
 のんびりできたところで、スタジアムに入ろう。今日はメイン指定ミックスだが、5年前と入場ゲートが変わっているね。ビジター側から入場して、メインスタンドへのコンコースへと。その時一方通行になって、ビジター側へは行けない。ビジター側の画像と撮ってからメインスタンド方向へ行けばよかった。
 さて、先発を見てみよう。今日は優磨が警告の累積で出場停止なので、1トップには予想通りチャヴリッチ。そして右サイドハーフを務めていた師岡に代わって、久々に樋口が先発。それ以外はいつものメンバー。サブには久々に垣田がメンバーに入っている。
 今日は応援の始動が早い。コンコースでのミーティングはできないので、スタジアム内で仲間チャントと名古チャントを練習。仲間チャントの原曲はSuperflyの「タマシイレボリューション」、今月できたばかりの名古チャントはドラゴンボールと思われる。
 ウォーミングアップ中、全選手の応援も始まった。個人チャントがある選手は個人チャントが流れている。そろそろ濃野のチャントもほしいなぁ。そして垣田、垣田コールの後に垣田チャントがあるかなと思ったらなかった・・・。去年8月の名古屋戦で垣田チャントができたのに。そういえば、この名古屋戦以降に垣田チャント流れたかな・・・。

神戸牛ステーキ(赤身)

神戸牛ステーキ(赤身)

多くのグルメブース

多くのグルメブース

モーヴィ

モーヴィ

アントン闇会?だそうで

アントン闇会?だそうで

鹿島サポーター

鹿島サポーター

神戸サポーター

神戸サポーター

 鹿島のフォーメーションは4-2-3-1。今日は優磨が出場停止のため、チャヴリッチが1トップを務め、樋口が右サイドハーフで先発。少々いじってきたが、DF、ボランチに関してはこれまでのメンバー。対して神戸は4-1-2-3、選手紹介時に痛烈なブーイングを受けたサコはトップに入り、同じくブーイングを受けた広瀬は左ウイングに入っている。広瀬といえば、鹿島時代から右サイドバックを主戦場に戦っていたが、神戸では攻撃的なポジションでの起用が多くなっている。
 今日の鹿島、幸先よく先制する。8分、名古からのCKをチャヴリッチがヘディングでしっかり合わせて先制点を挙げる。優磨が不在で、チャヴリッチには得点を期待したところで、うまく合わせてたね。
 幸先よく先制したが、それ以降はよい場面が限られた。そして18分、あっさり同点に追いつかれる。扇原からのロングフィードを、右ウイングの武藤が絶妙な抜け出しから、個人技であっさりゴールネットを揺らされる。どうなんやろう、武藤自身がスピードや技術、なんでもできる万能FWだが、安西は油断したのか、武藤がうまかったとも言えるが。安西は武藤を苦手にしてそう。
 さらに逆転を許す。38分の神戸のCK、武藤のシュートはブロックしたが、そのこぼれ球にマテウス トゥーレルに押し込まれて逆転。こぼれ球を押し込まれたことは仕方ないが、武藤をフリーにさせてしまっていることがダメ。前半終了間際に、名古の惜しいシュートシーンはあったものの、2-1でハーフタイム。

要警戒、サコ

要警戒、サコ

古巣対決、広瀬陸斗

古巣対決、広瀬陸斗

チャヴリッチのヘディングが

チャヴリッチのヘディングが

ゴールネットを揺らした!

ゴールネットを揺らした!

先制点を挙げ、喜ぶチャッキー

先制点を挙げ、喜ぶチャッキー

鹿島ラストマッチの可能性、佐野海舟

鹿島ラストマッチの可能性、佐野海舟

サコをマーク、濃野

サコをマーク、濃野

ゴールネット揺らせず、悔しがる名古

ゴールネット揺らせず、悔しがる名古

 後半開始時、鹿島は1人目の選手交代を行う。仲間に代わって藤井が投入される。そのまま左サイドハーフに。対する神戸は、後半開始時の選手交代はなかったが、前半終了間際に酒井高徳に代わって初瀬が投入された。負傷交代と思われる。
 50分に鹿島は惜しいシーンを作る。右サイドの樋口からのボールをチャヴリッチが合わせるが、僅かに枠を捉えられなかった。チャヴリッチは顔を覆う。フリーだっただけに、決めたかった。
 62分、鹿島は3失点目。交代で入っていた佐々木が知念をかわして前進し、右サイドの武藤へパス、武藤は関川をかわしてサコへ、一旦は早川に防がれるが、すぐさま押し込んだ。この時、オフサイドの旗は挙がっていた。全然見えなかったが、佐々木から武藤へのボールがオフサイドの可能性やったんやね。そしてVARチェックが入り、結果ゴールが認められる。知念が佐々木にかわされたのは痛かったが、武藤の動きは今日はキレキレ。
 前半でもそうだが、鹿島は佐野海舟が「回収」しても、その後がない。優磨がいるときは、優磨が下がってボールを受けてくれるので、チャッキーはそれがない。チャッキーはそれを求められていないと思うが、ただ、強度の高い守備で対抗する神戸なので、すぐさま守備へと切り替えているので、パスコースも限定されるし、どうしたらいいのか、という感じに。
 65分に2枚代え。関川に代わって柴崎、樋口に代わって師岡。これによって佐野がセンターバックにポジションチェンジし、柴崎が本職のボランチに入っている。ポポ体制になって、リーグ戦で柴崎がボランチに就くのって、確か今日が初だったかな。これまではトップ下での起用が続いていたので、佐野の海外移籍報道もあり、知念と岳とのコンビが機能するか、今後のカギになりそう。
 76分にチャヴリッチに代わって垣田、89分に名古に代わって土居が入るも、目立った動きはなく、結局同点にも追いつけずに試合終了の笛が鳴る。

チャヴリッチのシュートは

チャヴリッチのシュートは

僅かに枠を外れる

僅かに枠を外れる

オフサイドの可能性、VAR

オフサイドの可能性、VAR

ゴールが認められ、サコ喜ぶ

ゴールが認められ、サコ喜ぶ

師岡

師岡

柴崎

柴崎

 試合終了。チャヴリッチの先制弾も逆転負け。昨年のアウェイでの国立では力負けと言えるが、今年も確かに力負け。優磨不在の中で、各選手が何とか持ち味を出そうというのは見受けられたが、チームとしてそれがあまり機能しなかった。
 対して神戸は快勝といってもいいと思う。その中で武藤がキレキレ。今年のカシマでの一戦で、関川への二度の肘打ちでイエローカードを貰うも、小競り合いに発展。あれだけの肘打ちをして、武藤自身が非を認めず、抗議する姿は見苦しかっただけに、ホームでハイパフォーマンスでやり返したかったというのもあると思う。
 2014年以降、神戸も鹿島もアウェイでの成績が突出してよかった。神戸は今年、カシマスタジアムで12年ぶりに敗戦、鹿島はノエスタで3年ぶりの敗戦とはいえ、2014年以降のリーグ戦では、鹿島はノエスタで7勝1敗1分だった。今日の敗戦で2敗目。今年はお互い、ホームで勝利する結果となった。
 さて、帰ろう。御崎公園駐車場はそれなりに出庫に時間は要するのは、これまでも利用していたので想定内だったが、今年はどうか。9時10分ごろに準備ができ、車を動かすも、やっぱり動かない。ようやく出庫できたのが9時40分ごろ。やはり30分くらいはかかるね。来年はakippaで探しておこう。
 そして、佐野海舟、今日でラストマッチの可能性が高い(7月1日、海外移籍へ向けてチーム離脱が発表)。鹿島へ戻るのはいつでもウェルカムだが、すぐに戻ることがないよう、海外でビッグになってほしい。これまでありがとう!

試合終了

試合終了

サポーターへの挨拶

サポーターへの挨拶

ブーイングせず、鹿島の選手を鼓舞

ブーイングせず、鹿島の選手を鼓舞

佐野海舟

佐野海舟