観戦日記

試合データ

スコア情報

2024年4月20日
J1 第9節
駅前不動産スタジアム
入場者数:8,357人

鳥栖

  • 30分 河原
  • 45分+3 マルセロ ヒアン
  • 80分 マルセロ ヒアン
  • 88分 福田

4-2

2前半1
2後半1

鹿島

  • 11分 濃野
  • 86分 鈴木(PK)

先発メンバー

鳥栖

鹿島

GK 71朴 一圭
GK 1早川 友基
DF 2山﨑 浩介
DF 32濃野 公人
DF 20キム テヒョン
DF 55植田 直通
DF 34長澤 シヴァタファリ
DF 5関川 郁万
DF 28丸橋 祐介
DF 2安西 幸輝
MF 5河原 創
MF 13知念 慶
MF 7手塚 康平
MF 25佐野 海舟
MF 23菊地 泰智
MF 14樋口 雄太
FW 22富樫 敬真
MF 15藤井 智也
FW 88長沼 洋一
FW 7チャヴリッチ
FW 99マルセロ ヒアン
FW 40鈴木 優磨

選手交代

鳥栖

鹿島

OUT ▼菊地 泰智
OUT ▼樋口 雄太
IN △福田 晃斗
IN △師岡 柊生
OUT ▼丸橋 祐介
OUT ▼知念 慶
IN △横山 歩夢
IN △名古 新太郎
OUT ▼マルセロ ヒアン
OUT ▼チャヴリッチ
IN △樺山 諒乃介
IN △ミロサヴリェヴィッチ
OUT ▼手塚 康平
OUT ▼濃野 公人
IN △藤田 直之
IN △ギリェルメ パレジ
OUT ▼関川 郁万
IN △須貝 英大

試合後記

よかったのは最初だけ、今季最多4失点で敗戦

 約1ヶ月半ぶりの試合観戦、選んだのは鳥栖戦。駅前不動産スタジアムへ行くのは5年ぶりとなる。天気予報をずっとチェックしていて、雨予報ばかり。週間天気やから、少しは変わってくるやろうと思っていたが、全然変わらず。まぁ、場外のスタグルまで天候がもってくれたら。
 京都から博多までは約2時間半、そこから在来線で鳥栖駅まで行く。11時過ぎに鳥栖に到着。雨は降っていないが、もう時間の問題。おっ、ちょうどいいタイミングで、カプ・ブルルとシャドウエンテイのレイドバトルができるね。サッカー観戦とともにポケモンGOをやる人というのはわりのいるのかな。

鳥栖駅から見たスタジアム

鳥栖駅から見たスタジアム

鳥栖駅前のファミマ

鳥栖駅前のファミマ

 雨が降ってきた。しかし小降りなので、今のうちに場外のスタグルを回っていこう。種類は豊富、博多たこ焼きや唐揚げなど各種用意されていて、なかなかいい。小倉焼きうどんでもいただこう。写真でマヨネーズが目に入ったので、あれっ?マヨネーズが入っちゃうの?と思ったが、店員に聞くと、あってもなくても大丈夫とのことなので、マヨ抜きにしてもらった。マヨネーズが一番苦手なので。よかった、マヨ抜きなので、おいしい。
 少し雨が降ってきたと思ったら、止み間にも入っている。もう少し楽しもう。あとはタレ味の唐揚げをいただこう。唐揚げは大、中、小、味はタレと塩がそれぞれ選べるが、小にした。しかし小でも5つ入るんやね。これで中や大にしていたら、お腹いっぱいになりそう。
 雨が少し降ったり止んだりしているが、スタジアムへ入ろう。今日はビジター立見指定。5年前は自由だったが、現在は立ち位置が指定されている。コロナのこともあったかと。事前に画像検索していたけど、立ち位置の枠があって、枠はそれほど広くなさそうかなと思った。なるほど、縦幅はいいが、横幅は狭いね。通常の体格の大人が収まるくらいで、余裕はない。手すりはこれまで通り、所々であるだけ。
 さて、先発を見てみよう。前節のリーグ戦と同じ顔ぶれ。しかし、水曜日にルヴァンカップを戦っているんで、前線は大きく変わっている。水曜日に八戸、中2日で鳥栖という厳しい日程。しかも八戸での試合は、延長120分戦っている。それでも過去は乗り越えて、勝利を掴んできたこともあるので、必ず勝利を届けたい。
 試合前のイベントでは、Jリーグタイムの新キャスターになった今井美桜が挨拶。そして、今日はエックスモバイルスペシャルマッチと題して行われる試合なので、代表取締役の人が挨拶。しかし、マイクの音声が小さい。何を言っているのかがよく聞き取れない。そもそも小声?アウェイ側だけ?一部のサポーターから罵声も。最後の挨拶が終わった時に、鹿島サポーターからブーイング。鳥栖サポと思われる人がX(旧:ツイッター)に、スポンサー挨拶でブーイングする鹿島サポーターの動画を投稿している人がいた。スポンサーに対してブーイングをしているのではない。鳥栖側はちゃんと聞こえていたのかな。

場外グルメ

場外グルメ

小倉焼きうどん

小倉焼きうどん

タレ味のから揚げ

タレ味のから揚げ

ウイントスとギュッとくん

ウイントスとギュッとくん

選手バス

選手バス

アウェイ側入場門

アウェイ側入場門

とっとちゃん

とっとちゃん

立ち位置指定の枠

立ち位置指定の枠

鳥栖サポーター

鳥栖サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションは4-2-3-1。チャヴリッチが左サイドハーフ、藤井が右サイドハーフになっていたことがあったが、京都戦と同様チャヴリッチが右、藤井が左。チャヴリッチと藤井は、八戸戦には出場していないので、この2人にはどんどん暴れてほしい。対して鳥栖も4-2-3-1、マルセロ ヒアンを1トップに。
 中2日の試合だったが、序盤から積極的に動いている。7分に鹿島はピンチ、丸橋からのクロスをマルセロ ヒアンが合わせるが、枠に行かなかった。そして、鹿島に先制点が入る。優磨、チャヴリッチがつないで、最後は濃野が右足でのシュート。朴一圭に当たったものの、ボールはコロコロとゴールラインを割ってゴール!遠くからなので、ん?入った?という感じで、遅れてサポーターが喜ぶ。ゴールネットを揺らさず、朴一圭が普通にボールを取っていたので、よく見えていたなかったが、ゴールラインを割ったボールを取っていたんやね。
 そして、ここからは鹿島はピンチの連続。18分にキム テヒョンのヘディングを早川がセーブ、すぐさまオンフィールドレビューの結果PKも、早川が阻止。25分にも早川のセーブ。今日の早川は神がかっていた。
 と思ったが、不運な失点から一気に崩れる。30分の手塚のシュートが河原に当たってコースが変わって、ゴールネットを揺らされる。これはさすがの早川も何もできず。どうしようもない。さらに前半終了間際にも、CKからマルセロ ヒアンにヘディングで合わせられて、逆転を許してしまう。

円陣

円陣

濃野のシュート

濃野のシュート

ゴールラインを割っているので

ゴールラインを割っているので

濃野を祝福する

濃野を祝福する

絶体絶命のピンチ、PK

絶体絶命のピンチ、PK

早川がはじき出す!

早川がはじき出す!

雄叫びをあげる早川

雄叫びをあげる早川

雨が強まる

雨が強まる

 後半開始時、鹿島は1人目の選手交代。樋口に代わって師岡を投入。これで優磨とチャヴリッチの2トップになり、師岡が右サイドハーフに入った。
 布陣を4-4-2にしても、鳥栖の守備網にハマり、なかなか打開できない。鳥栖は元々ハードワークするチームだが。パスミスが目立ち、喫緊の課題であるクロスからのフィニッシュへもって行くところ、これも難なく鳥栖の守備陣が防ぐ。序盤は得点できそうな気配があったが、その気配がしなくなってきた。
 71分に鹿島はさらに2名の交代。知念に代わって名古、チャヴリッチに代わってミロサヴリェヴィッチを投入。これで名古がトップ下、ミロサヴリェヴィッチがボランチに入っている。その効果は見えてこず、80分に決定的な3失点目、右サイドを崩されて、最後はフリーのマルセロ ヒアンに決められて1対3。
 86分に鹿島はオンフィールドレビューの結果、相手にハンドがあったとしてPKを獲得。双方にPK獲得っていうのは記憶にないなぁ。鳥栖はPKを外したが、鹿島は優磨が落ち着いて、朴一圭の逆を突いて1点差にする。
 最後の選手交代は濃野に代わってパレジ、関川に代わって須貝。そして、弱いチームの典型的な失点が2分後、マルセロ ヒアンの折り返しを福田が難なく決めてトドメを刺される。追い上げてもすぐさま突き放されるというのは、鹿島は弱いチームであること。
 オンフィールドレビューの時間もあって、アディショナルタイムは8分あったが、押し込むも最後の精度に欠け、試合終了の笛が鳴る。

後半開始から師岡を投入

後半開始から師岡を投入

ライコと名古を投入

ライコと名古を投入

優磨のPK

優磨のPK

難なく決めた

難なく決めた

 今季ワーストの4失点で敗戦。幸先よく先制点が入って、ピンチも早川がビッグセーブ連発で、鹿島に流れは傾くかなと思われたが、30分の不運な失点から一転した。対して鳥栖は最下位脱出。今節の前にフロント陣が替わり、これ以上負けられない思いが強かったんだと思う。
 中2日の過酷な日程の中、選手たちは頑張ったと思うが、選手起用や現在の選手層からして、選手より監督やフロントの手腕が疑問視。吉岡FDは「短期間で戦術を落とし込める」というふれこみでポポヴィッチを招聘、そのポポヴィッチは固定メンバー過ぎて、サブ組との差がありすぎ。ただ、メンバー固定がなんでもかんでもダメではないが、センターバックやサイドバックの層が薄いだけに、選手起用も難しい。
 神戸も中2日で、メンバーは入れ替えているとはいえ、ルヴァン杯は延長まで戦っている。それで今節、湘南に勝利している。なので、鹿島もできないはずはない。
 次節はガンバ大阪戦、昨年はGWに対戦しホームで大勝した。今年はアウェイでGWに対戦。昨年のような不振に喘ぐチームではないと思う。それでも鹿島は必ず勝利してくれるものと信じている。まずは疲労を取って、万全な状態でガンバ戦に挑んでほしい。