観戦日記

試合データ

スコア情報

2023年5月14日
J1 第13節
国立競技場
入場者数:56,020人

鹿島

  • 29分 鈴木
  • 84分 知念

2-0

1前半0
1後半0

名古屋

先発メンバー

鹿島

名古屋

GK 29早川 友基
GK 1ランゲラック
DF 22広瀬 陸斗
DF 13藤井 陽也
DF 55植田 直通
DF 4中谷 進之介
DF 5関川 郁万
DF 2野上 結貴
DF 2安西 幸輝
MF 17森下 龍矢
MF 14樋口 雄太
MF 6米本 拓司
MF 21ディエゴ ピトゥカ
MF 15稲垣 祥
FW 30名古 新太郎
MF 34内田 宅哉
FW 33仲間 隼斗
FW 10マテウス カストロ
FW 37垣田 裕暉
FW 18永井 謙佑
FW 40鈴木 優磨
FW 77キャスパー ユンカー

選手交代

鹿島

名古屋

OUT ▼仲間 隼斗
OUT ▼内田 宅哉
IN △佐野 海舟
IN △和泉 竜司
OUT ▼広瀬 陸斗
OUT ▼永井 謙佑
IN △常本 佳吾
IN △酒井 宣福
OUT ▼垣田 裕暉
OUT ▼米本 拓司
IN △知念 慶
IN △長澤 和輝
OUT ▼名古 新太郎
OUT ▼稲垣 祥
IN △土居 聖真
IN △貴田 遼河
OUT ▼鈴木 優磨
OUT ▼野上 結貴
IN △アルトゥール カイキ
IN △丸山 祐市

試合後記

鹿島快勝!Jリーグ30周年記念スペシャルマッチを勝利で飾る

 怒涛?の3週連続の現地観戦も今日が3週目。「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」と題して、国立競技場での名古屋戦、これは是非とも行ってみたかった。
 今日は7時過ぎに京都を出発して、新幹線に乗ったのが8時前。そして、東京駅に到着する際、デッキで到着を待っていたら、後ろに名古屋のユニフォームを着た名古屋サポの親子が。カシマと違って、国立なら行きやすいし、名古屋サポも多くが観戦すると思う。
 東京体育館前で場外グルメがあるので、それを見たいので、千駄ヶ谷駅で降りる。千駄ヶ谷駅に着いたのが10時30分ごろだが、場外グルメはすでに長蛇の列。まぁ、もう少し早く到着してもいいのだが、少しでも睡眠時間が欲しかったし・・・、まぁ、仕方ない。

東京体育館前の場外グルメブース

東京体育館前の場外グルメブース

牛タンの売店

牛タンの売店

 この東京体育館前の場外グルメブースにも、もつ煮込みが販売されているので、それにしようと。しかし、長蛇の列で、なかなか進まない。場内も散策したいので、違う売店にする。あんこうの唐揚げってあるので、これにしよう。おっ、思ったより柔らかい。美味しいなぁ。
 南側の場外ブースは断念して、スタジアムに入ろう。2020年元旦以来の新国立競技場。その時は、東京オリンピックに合わせた座席だったかも知れないので、南側エリアの座席が不公平で、中立地開催には不向きかと思った。特にメインスタンドと、南側ゴール裏の一部は全然ダメだった。オリンピック後には改修したと思うが、メインスタンドと南側ゴール裏の一部は改修されていた。ただ、南側のGATE3、応援席が分断されてしまうのはアカンね。
 コンコースを一週している途中、南側の3層目から北側の眺めを見ようとしたところ、何やら横断幕が。「国立開催ありえねぇ」「なぜ国立」など、国立開催を疑問視する横断幕が多数。インファイトか?まぁ、これは興行的なところもあろうかと思うが、Jリーグ30周年、聖地国立(鹿島サポ的には「聖地カシマ」だが)で、多くの観客を集めて行うのもいいのではないかと。鹿島主催ホームゲームで国立は、今年は今日だけ。1試合だけの開催で、こんな横断幕が出るというのも・・・。
 東京体育館前の場外ブースに、お笑いコンビの「カミナリ」が来ていて、ちょうど通りすがったときにタッチもできた。入場してからもカミナリは、鹿島サポーターのところへ。やっている内容は何かはわからないが、楽しませてくれる。
 今日はJリーグ30周年記念ということで、鹿島の30年間の特別映像が公開。鹿島は99.9999%、Jリーグ入会の可能性がないと言われたクラブ、奇跡のJリーグ入会を果たし、開幕戦の名古屋戦でジーコのハットトリック。鹿島の30年間を振り返り、最後は「さぁ、俺たちの鹿島は、ここからだ。」でエンディング、大歓声。これは素晴らしい。こういった映像を見ると、盛り上がるね。
 先発を見ておこう。ここしばらくは、ほぼ同じメンバーだったが、今日もほぼ同じメンバー。そして、佐野海舟がサブで復帰。これはどこかで出番がありそう。持ち前のボール奪取能力で「佐野『回収』」と、攻撃への起点になる仕事を期待したい。
 鹿島の選手紹介が終わった後、RADWIMPSのライブパフォーマンスが。近隣の中学校、高等学校の生徒たちもライブパフォーマンスに参加。10分くらいのライブパフォーマンスだったが、すごく盛り上がって、素晴らしい。

あんこうの唐揚げ専門店

あんこうの唐揚げ専門店

あんこうの唐揚げ

あんこうの唐揚げ

グッズ売り場

グッズ売り場

国立競技場

国立競技場

2020年元旦のメインスタンドは

2020年元旦のメインスタンドは

しっかり改善されていました

しっかり改善されていました

Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ

Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ

槙野智章氏にブーイング(笑)

槙野智章氏にブーイング(笑)

国立開催に疑問の横断幕

国立開催に疑問の横断幕

国立開催に疑問の横断幕

国立開催に疑問の横断幕

鹿島サポーター

鹿島サポーター

名古屋サポーター

名古屋サポーター

RADWIMPS

RADWIMPS

試合前に盛り上げる

試合前に盛り上げる

 鹿島のフォーメーションは4-4-2。垣田、攻守にアグレッシブに動く仲間、名古を起用してから調子上向き。対して名古屋は3-4-2-1。稲垣は鹿島キラー、そして前線3枚は強力。「規格外」のキックを持つマテウス カストロ、万能型FWでイケメンのキャスパー ユンカー、「スピード違反」と言わしめた快足FW永井、脅威の前線3人を封じ込めたい。
 2分、早速鹿島はチャンスを迎える。左サイドからの攻撃、ピトゥカから中央にいた優磨へ、その優磨が直接シュート、惜しくもバーを超えた。
 12分に不可解な判定が。樋口の右からのCK、優磨がヘディングで合わせて、ゴールネットを揺らす。いい形で先制点かと思われたが、VARが介入。オンフィールドレビューの結果、樋口のキックの直前で、優磨が稲垣を倒したとして、得点が認められなかった。これに鹿島の選手、スタッフは猛抗議、鹿島サポーターは大ブーイング。はっきり言って、よくわからない。Jリーグジャッジリプレイお願いします。
 名古屋が押し気味に試合が進むこともあるが、前線3人に決定的な仕事はさせない。そして29分、再び樋口からのCKから、今度は優磨がヘディングで合わせて、ゴールネットを揺らす。今度は得点やろ?と思ったが、またもやVARが介入。オフサイドの可能性を巡って介入があったが、今度こそ得点が認められた。
 立て続けにVARに振り回されて、「よっしゃ~」というより「やれやれ・・・」という心境。ゴールを決めた優磨は、主審に「どうだ!」と言わんばかりに威嚇。ピトゥカたちが優磨を冷静にしようとフォロー。優磨の行動そのものはよくないと思うが、不可解なゴール取り消しもあったんで、理解できるところはあるかな。ただ、過剰になりすぎてイエローカードは貰わないように。
 その後は名古屋に攻められる場面が多くなる。39分にマテウスのクロスから、ユンカーにヘディングで合わせられるも、関川の頭に当たって、助かった。42分には、中央から米本に強烈ミドルを打たれ、関川が顔面ブロック。関川がしばらく倒れるも復帰。
 前半アディショナルタイムに、鹿島は広瀬がボールを奪い、カウンター。広瀬、優磨に渡って、左サイドにいた仲間がダイレクトボレー。惜しくもバーを超えてしまった。
 前節までJ1最少失点の名古屋、堅守の名古屋だけに、鹿島が得点するならセットプレーか、何らかの隙と思っていた。幻のゴールと優磨の正真正銘のゴールはセットプレー、流れの中での得点は難しいだろうと思ったが、このカウンターでも得点できるんじゃないかと。そういう前半だったかと。

4-4-2の布陣

4-4-2の布陣

警戒、キャスパー ユンカー

警戒、キャスパー ユンカー

警戒、「スピード違反」永井

警戒、「スピード違反」永井

警戒、規格外のキック、マテウス

警戒、規格外のキック、マテウス

樋口からのCKを優磨がヘディングで

樋口からのCKを優磨がヘディングで

ゴールネットを揺らすも

ゴールネットを揺らすも

VARが介入

VARが介入

オンフィールドレビューの結果は

オンフィールドレビューの結果は

ノーゴールの判定

ノーゴールの判定

鹿島の選手たち、猛抗議

鹿島の選手たち、猛抗議

樋口のCK

樋口のCK

優磨のヘディングシュート

優磨のヘディングシュート

入った!!今度こそ得点か?

入った!!今度こそ得点か?

「どうだ!」と主審を睨む優磨

「どうだ!」と主審を睨む優磨

またもやVARが介入

またもやVARが介入

今度こそ正真正銘のゴール

今度こそ正真正銘のゴール

 後半開始時、鹿島も名古屋も選手交代はない。後半立ち上がりは、お互い攻撃が速く、スリルある攻防が見られた。53分に名古屋は1人目の交代、内田宅哉に代わって和泉を投入。これには鹿島サポーターは大ブーイング。
 そして57分、鹿島は2枚代え。広瀬に代わって常本、仲間に代わって佐野が入った。常本はそのまま右サイドバック、佐野はボランチ、樋口が左サイドにいる模様。
 1ヶ月近く離脱して、実戦感覚を取り戻していく段階だと思うが、佐野の動きには注目する。三竿は相手にガツガツ当たってボールを奪うケースが多いが、佐野はそれに加えて、相手のパスを見て「今だ!」と予測して、ボールを奪う。途中出場でも、しっかり働いてくれると、DF陣は助かる。
 64分も鹿島は2枚代え。垣田に代わって知念、名古に代わって土居が入る。73分には早くも最後の交代カードを切る。優磨に代わってカイキを投入する。
 しばらく名古屋にボールを保持され、68分に和泉にミドルを打たれる。しかしこれは早川の正面。サイドハーフ、トップ、ボランチ、サイドバックまで、あらゆるポジションをこなせる和泉、昨年には和泉チャントまでできたのに、移籍するとは思わなかった。
 79分に鹿島はカウンターから惜しいシーン。右サイドから、土居が左サイドを走っていた安西へパス供給。安西の持ち味のドリブルから、マテウスが迫るも、ペナルティエリア内に入ったところでシュート。惜しくもバーを超えてしまう。マテウスも足速いなぁ。
 そして、待望の追加点が入る。早川のロングボールから、知念と野上がヘディングで競り合ったボールがカイキに渡り、中谷の股を抜いて、走っていた知念へ。知念がシュートを放つもランゲラックに防がれるが、樋口とカイキでボールを奪い合い、こぼれ球が知念のところへ。知念の泥臭く狙ったシュートがゴールネットを揺らして追加点!一目散にゴール裏のサポーターのところへ。鹿島サポーター大歓声!
 89分に、ゴール裏の混戦から、途中出場の酒井にシュートを打たれて、ヒヤッとする場面があったが、大きくバーを越えた。アディショナルタイムは5分も、名古屋に得点を許さずに、試合終了。

和泉が投入されると、鹿島サポブーイング

和泉が投入されると、鹿島サポブーイング

常本、待望の復帰、佐野海舟

常本、待望の復帰、佐野海舟

途中出場の土居

途中出場の土居

優磨に代わって、カイキ投入

優磨に代わって、カイキ投入

知念のシュートは一旦防がれるが

知念のシュートは一旦防がれるが

混戦から

混戦から

こぼれ球が知念のところへ

こぼれ球が知念のところへ

シュート!

シュート!

ゴールネットを揺らす!!

ゴールネットを揺らす!!

大喜びの知念たち

大喜びの知念たち

 快勝!前半はVARに振り回されて、正真正銘の得点もモヤモヤした感があったが、後半の知念のゴールには感動した。守備陣も失点ゼロ、植田と関川の似たプレースタイルの選手を並べるのもどうかなと思っていたが、安定してきた。リーグ戦5試合連続無失点というのは、クラブ初というのは知らなかった。いつかは失点するが、それが勝敗に直結するような失点にはなってはいけない。
 対して名古屋、今日に関しては、自分たちのサッカーができなかったんじゃないかと。今日は2失点したけど、元々堅守のチーム、2年目に強い長谷川健太監督やし、これからも上位にいると思う。
 鹿島の選手たちがサポーターへ挨拶をしている時、すでに和泉がいた。鹿島サポーターへの挨拶のため。鹿島の選手たちがサポーターへ挨拶が終わると、和泉は鹿島の選手たちと健闘を称える。その後、和泉は鹿島サポーターのもとへ。鹿島サポーターは大きな拍手。
 試合前から、これだけの盛り上がり、煽り映像もあって、これで鹿島が負けたらかっこ悪いと思ったが、勝ってよかった。4連敗したときには、岩政先生の解任危機か?とも思っていたが、そこから5連勝。攻守とも安定してきたが、まだまだこれから。ようやく上位に顔を出してきただけで、今後も厳しい戦いは続く。
 この名古屋戦でまた一旦、現地観戦はお休み。次はおそらく、アウェイG大阪戦になると思う。神戸戦の大敗から急遽参戦した、ガンバ戦から3週連続の観戦だったが、少しでも力になれているのであれば。
 帰り、信濃町駅が激混みであれば、四ツ谷駅まで歩こうかと思ったが、何とか大丈夫そうだと思って、電車に乗り込んだが、千駄ヶ谷駅からの人たちもいて、やっぱりぎゅうぎゅう。しかし、四ツ谷まで1駅なので、これを我慢するだけだった。17時21分発の新幹線を取っていたので、結果的に余裕だった。明日から仕事、がんばるかぁ。

オブラディオブラダ大合唱

オブラディオブラダ大合唱

試合終了

試合終了

敗れた名古屋の選手たちがサポーターへ挨拶

敗れた名古屋の選手たちがサポーターへ挨拶

勝利の挨拶

勝利の挨拶

鹿島サポーターへの挨拶の準備、和泉

鹿島サポーターへの挨拶の準備、和泉

和泉が鹿島サポーターへ挨拶

和泉が鹿島サポーターへ挨拶