観戦日記

試合データ

スコア情報

2023年5月7日
J1 第12節
ヨドコウ桜スタジアム
入場者数:12,676人

C大阪

0-1

0前半0
0後半1

鹿島

  • 67分 関川

先発メンバー

C大阪

鹿島

GK 21キム ジンヒョン
GK 29早川 友基
DF 2松田 陸
DF 22広瀬 陸斗
DF 6山中 亮輔
DF 55植田 直通
DF 22マテイ ヨニッチ
DF 5関川 郁万
DF 24鳥海 晃司
DF 2安西 幸輝
MF 4原川 力
MF 14樋口 雄太
MF 16毎熊 晟矢
MF 21ディエゴ ピトゥカ
MF 19為田 大貴
MF 8土居 聖真
MF 25奥埜 博亮
MF 33仲間 隼斗
FW 8香川 真司
FW 37垣田 裕暉
FW 9レオ セアラ
FW 40鈴木 優磨

選手交代

C大阪

鹿島

OUT ▼為田 大貴
OUT ▼仲間 隼斗
IN △上門 知樹
IN △アルトゥール カイキ
OUT ▼原川 力
OUT ▼広瀬 陸斗
IN △加藤 陸次樹
IN △常本 佳吾
OUT ▼松田 陸
OUT ▼土居 聖真
IN △ジョルディ クルークス
IN △名古 新太郎
OUT ▼毎熊 晟矢
OUT ▼垣田 裕暉
IN △進藤 亮佑
IN △知念 慶
OUT ▼レオ セアラ
OUT ▼鈴木 優磨
IN △北野 颯太
IN △昌子 源

試合後記

鹿島4連勝!関川の値千金の一発で勝利を呼び込む!

 念願のヨドコウ桜スタジアムでの観戦。しかし、ゴールデンウイーク最終日はずっと雨予報。でぇ、結局雨・・・。せっかくの念願のヨドコウ桜スタジアムでの観戦やったのにぃ。昨年も雨で、暴風雨の懸念があったんで、観戦を取りやめただけに、今年も雨かぁ。
 今日は久しぶりに車で長居へ向かう。2011年以降はJRで大阪駅、地下鉄御堂筋線の梅田駅から長居駅へ向かうルートにしてから、2010年まで鬼門だった長居で勝利した。ゲン担ぎの意味合いで、このルートでのアクセスだったが、新型コロナのこともあるので、akippaで近隣駐車場を予約してアクセスする。いつもと違うやり方で勝てるかどうか。これで勝ったら、来年もakippaかな(笑)。
 10時過ぎに、駐車場に到着。でも、結局は雨・・・。晴れ男通じず・・・。近隣駐車場といっても、1キロ強はスタジアムと離れていると思うので、足元が濡れてきた・・・。スタジアムに到着。雨は相変わらずだが、風もやや強くなってきた。昨年はもっと強かったんやろうね。

雨のヨドコウ桜スタジアム

雨のヨドコウ桜スタジアム

メインスタンド

メインスタンド

 たこ焼きのわなかは、長居へ行くといつも混雑しているので、11時前だが、誰も並んでいないうちに、たこポンを注文する。あぁ、久しぶりのこの味、ネギがいっぱい入っていて美味しいなぁ。鶴心のから揚げも混むので、今のうちに。これも美味しい。お肉も食べたいと思ったが、腹いっぱいになってきたので、グルメはこれで満足。
 あとは開門までは、スタジアムの外を一周する。アウェイゴール裏のコンコースを撮影しようとしたら、係の人が「ご遠慮ください」って注意された。アホか、じゃぁ、カメラ持ち込み不可のルールにしとけ・・・。別に人物を撮ろうとしたわけとちゃうし。でぇ、次にメインスタンドも見よう。以前はバックスタンドだったところを、メインスタンドとして大幅な改修を行って、立派になったなぁと。
 開門になったので、スタジアムに入ろう。と思ったら、銀シャリが漫才しているね。ちゃんと見ていなかったが・・・。さて、今日はミックスメイン指定にしている。13段目の席、屋根で救われる位置か。あぁ、座席が濡れているね。風が強い場合は、屋根で救われないね。でも、今は風が弱いし、僅かながら入ってくる程度か。でも、メインスタンドの座席はホントにいい。俺自身は、ある程度高さがほしいので、前列付近は選ばない。なので13段目くらいにしたが、なかなかいい眺め。
 昨年はテレビでC大阪vs鹿島の試合を見ていて、昨年もピッチコンディションが悪かったが、今年も同じ模様。かなり雨が含んでいるんで、ピッチ整備の人がトンボ(レーキ)で雨をピッチ外に出していたが、それでも雨は降り続く。これはピッチコンディションに苦しめられるかな。
 先発を見てみよう。前節の札幌戦を欠場した安西が先発復帰している。そして今日は土居が先発。今季の土居は好調やからね。新潟戦から先発だった名古は、今日はベンチスタート。

セレッソバル

セレッソバル

わなかのたこポン

わなかのたこポン

鶴心のから揚げ

鶴心のから揚げ

メインスタンドコーナンゲート

メインスタンドコーナンゲート

ロビーナ

ロビーナ

ピッチ整備(かなり雨が含んでる)

ピッチ整備(かなり雨が含んでる)

C大阪サポーター

C大阪サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションは4-4-2。新潟戦以降、垣田、名古、仲間らを起用したこの伝統の4-4-2にしてから、3試合連続の無失点が続いている。今日も無失点でいきたい。対してC大阪はシーズン途中から4-1-2-3、今日も4-1-2-3の布陣で挑む。最も警戒したいのがレオ セアラ、多彩な得点パターンがありそうというイメージなので、何とか封じ込めたい。
 ピッチには、かなりの水が含んでいるため、ロングボールを多く使っている。ドリブルで突破をしようにも、特にメインスタンド側のピッチは特に水を含んでいるので、ボールが止まってしまうこともしばしば。
 7分に鹿島はチャンスを迎える。仲間がヨニッチに倒され、いい位置でのFKを得る。このFKを樋口が直接狙ったが、壁に当たって、ゴールラインを割った。樋口はレギュラーをほぼ掴んでいるが、昨年は得点数では2にとどまった。今季、樋口の得点がないので、そろそろと思ったが、次期待。
 19分、4試合連続ゴール中の優磨が魅せる。安西のボレーシュートはうまくミートしなかったが、そのこぼれ球を優磨がバイシクルシュート。思わず「うぉ~~」と声が出た。ゴールは大きく外れたが、魅せてくれるね。
 24分には、鹿島は少し危ないシーン。香川がサイドからクロスを入れられて、その後のこぼれ球を原川がシュート、これは植田が体を張ってブロック。
 ピッチコンディションの影響もあり、鹿島はボールを回すも、ロングボールを多く使っている。セレッソは、カウンター気味で素早い攻撃もあるが、お互いにぬかるんだピッチに苦労。かなりの水しぶきが立つ場面が多い。

警戒、レオ セアラ

警戒、レオ セアラ

関川のロングボールも、水しぶき

関川のロングボールも、水しぶき

樋口のFKは

樋口のFKは

壁に当たって、ゴールラインを割る

壁に当たって、ゴールラインを割る

優磨のバイシクルシュート

優磨のバイシクルシュート

今季好調の土居

今季好調の土居

 ハーフタイム中も、ピッチコンディションを少しでも整えようと、トンボ(レーキ)で雨を除去。しかし、雨が止む気配はない。後半開始時、鹿島は2人の選手交代。仲間に代わってカイキ、広瀬に代わって常本を投入する。3連戦で先発起用が続いていた仲間と広瀬、広瀬に関しては、前半早々にイエローカード1枚もらっていたので、それもあっての交代だと思う。
 51分に鹿島はピンチ、カウンターから山中が中央へボールを送り、ボールは植田がクリアしようも、そのボールはレオ セアラに当たった。当たったボールがゴールマウスの方向にいくかどうかという、際どいコースだったが、ピトゥカが大きくクリア。ゴール前にボールが来ると怖いね。
 59分に鹿島は3人目の選手交代、土居に代わって名古を投入。名古はそのまま右サイドハーフに。ガンバ戦のように、運動量を生かして、優磨のゴールをお膳立てしたクロスボールが印象的だったが、今日も期待したい。
 63分にも鹿島はピンチ、左サイドの上門にクロスを入れられると、ペナルティエリア内で香川にシュートされる。しかし、枠を捉えられなかった。ピトゥカがいい位置にいてたこともあるが、香川としては決めたかったと思う。まぁ、でも、こちらとしては助かった。
 そして早くも4人目の選手交代が65分、垣田に代わって知念が入る。今日も途中出場で、先発復帰したいところだが、今はチームのために献身的に戦ってくれたら、いずれは先発復帰できる。その知念のプレーからコーナーキックを獲得し、そのコーナーキックから先制点。樋口のキックからカイキが力強いヘディングで、相手に競り勝って、ボールは相手に当たった後、関川のところへ。関川がしっかり押し込んだ!
 高校時代の関川は、相手に格の違いのヘディングを見せつけ、ゴールを決めることが多かったが、今日はうまく関川のところへボールが来てくれた。押し込むだけだったが、守備でも最近好調、好調な選手にはいいところにボールが来る運もあるのかな。いずれにしても、先制点をゲット。
 71分に非常に危ないシーンが襲う。ジンヒョンからのボールに対して、常本と上門が競り合うところ、上門の足の裏が、常本の顔に。一発レッド。小競り合いが始まる。セレッソの選手たちは、もちろん上門をフォローするが、鹿島の選手の一部はエキサイト。優磨はやっぱり激高。名古とかは上門を気遣っているように見えた。上門本人も「やってしまった」という感じで、抵抗などは全くなく、しゃがみ込んで、常本を気遣った。ただ、上門の行為そのものは一発レッドに相当する行為だった。
 上門が退場になって、相手はどうやら4-4-1になっているように見える。81分に鹿島はチャンス、名古が高い位置でボールを奪い、常本、ピトゥカに渡って、樋口に縦パス。樋口が豪快なミドルを放つが、ジンヒョンに防がれる。いやぁ、枠いってたかな。
 86分には、優磨のプレーに沸く。右サイドからのプレーで、水たまりをかわすように、リフティングしながらドリブル突破を試みる。すぐにプレーは切れたとはいえ、「おぉ~、おぉ~」と沸いた。その優磨は89分に昌子と交代。これで、植田と関川の間に入って、3バックに。アディショナルタイムは4分、その4分間も集中力を切らさず、試合終了の笛!

カイキ、後半から出場

カイキ、後半から出場

常本も後半から出場

常本も後半から出場

得点シーン、カイキがヘディングで競り勝って

得点シーン、カイキがヘディングで競り勝って

関川が押し込む!!

関川が押し込む!!

決まった!!

決まった!!

サポーターと共に喜ぶ関川たち

サポーターと共に喜ぶ関川たち

上門のプレーを巡り小競り合い

上門のプレーを巡り小競り合い

優磨に代わって、昌子が出場

優磨に代わって、昌子が出場

 快勝!シーズン序盤は、佐野海舟を生かすため、4-1-2-3の布陣で挑むも、伝統の4-4-2に戻して、機能するようになってきた。今日は、お互いにピッチコンディションの影響もあって、思うようなプレーができなかったが、セットプレーから関川が押し込んでくれた。
 守備陣も機能し、今は関川が頼もしくなってきた。昌子と植田が戻ってくるだけで、変わるもんやね。一部の報道では、去年までは危機感はあまりなかったが、今年はかなりの危機感を持っていると。今後の鹿島のためには、関川がどっぷりとレギュラーに定着してもらわないと。
 4連敗があったが、4連勝にした。守備陣はゼロで抑えられているが、攻撃がまだもうちょい。本来は内容でも圧倒したいところだろうけど、これからさらに良くなると思いたい。4連勝、これは本物か?と思う人もいるかも知れないが、上位に勝てていないだけに、まだ本物ではない。というか、まだ判断できない。ただ、復調してきていることは確かなので、これから期待したい。
 次節は国立で名古屋戦。「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立で開催される。こういった記念マッチに、鹿島はあまりいい成績を残せていないイメージがあるが、絶対に負けられない。国立へ観戦を予定しているので、勝利を届けてほしい。

試合終了

試合終了

サポーターへの挨拶

サポーターへの挨拶

敗れたセレッソ側

敗れたセレッソ側

殊勲の関川

殊勲の関川