観戦日記

試合データ

スコア情報

2022年10月8日
J1 第32節
ヤマハスタジアム(磐田)
入場者数:9,476人

磐田

  • 31分 鈴木
  • 33分 金子
  • 45分+5 杉本(PK)

3-3

3前半1
0後半2

鹿島

  • 10分 樋口
  • 47分 エレケ
  • 90分+3 エヴェラウド

先発メンバー

磐田

鹿島

GK 21三浦 龍輝
GK 29早川 友基
DF 3大井 健太郎
DF 32常本 佳吾
DF 6伊藤 槙人
DF 6三竿 健斗
DF 36リカルド グラッサ
DF 20キム ミンテ
MF 7上原 力也
DF 2安西 幸輝
MF 14松本 昌也
MF 21ディエゴ ピトゥカ
MF 17鈴木 雄斗
MF 14樋口 雄太
MF 23山本 康裕
MF 11和泉 竜司
MF 40金子 翔太
FW 33仲間 隼斗
FW 9杉本 健勇
FW 40鈴木 優磨
FW 10山田 大記
FW 19エレケ

選手交代

磐田

鹿島

OUT ▼リカルド グラッサ
OUT ▼ディエゴ ピトゥカ
IN △山本 義道
IN △関川 郁万
OUT ▼金子 翔太
OUT ▼仲間 隼斗
IN △ジャーメイン 良
IN △松村 優太
OUT ▼杉本 健勇
OUT ▼常本 佳吾
IN △松原 后
IN △広瀬 陸斗
OUT ▼和泉 竜司
IN △アルトゥール カイキ
OUT ▼エレケ
IN △エヴェラウド

試合後記

鹿島、意地のドロー

 J1リーグもいよいよ終盤、今節にも横浜FMが優勝の可能性がある。残念ながら、鹿島はすでに優勝の可能性が消えた。そして、水曜日の天皇杯準決勝では、ヴァンフォーレ甲府に敗れ、6シーズン連続国内タイトルなしが決定してしまっている。鹿島は今日を含めて、残り3試合。少しでも希望の光が見えるような戦いをしてほしい。
 ヤマハスタジアムへはいつも車でアクセスしていた。前日の夜、ちょっと不安があって、なかなか寝られず。以前から車のタイヤがひび割れしていて、許容範囲内であるものの、万一のことや、3連休の初日による渋滞も懸念して、急遽、公共交通機関でのアクセスに変更した。今年4月に新車を注文していて、新車でヤマハスタジアムへアクセスしてるかなと目論んでいたが、コロナや世界的な半導体不足の影響で、まだ納車されない・・・。
 ということで、新幹線とJRでのアクセスに。京都駅に到着すると、みどりの窓口には人いっぱい。まぁ、なんとか15分ほど待って、切符を買った。行きは自由席で浜松まで行って、東海道本線へ乗り換え。御厨駅に到着。車でアクセスするのと、それほど変わらない時間に到着。公共交通機関でアクセスするのも悪くないね。
 ヤマハスタジアムへは3年ぶりだが、御厨駅ってできたんやね。調べてみると、2年前の3月に開業したみたいで、ヤマハスタジアムで開催されるジュビロの主催ゲームなどを想定して開業したらしい。御厨駅から徒歩で大体15分くらいで行けるので、いいウォーキングにもなる。俺自身は歩くことにはそれほど苦にはならないし、15分なら余裕。

2020年開業、JR御厨駅

2020年開業、JR御厨駅

御厨駅にジュビロくんとしっぺい

御厨駅にジュビロくんとしっぺい

 最近実装されたポケモンGOの機能「おさんぽおこう」を使いながら、スタジアムまで徒歩で行く。しかしまぁ、ガラル三鳥なかなか出ないね。出てもすぐ逃げるし、まだ一匹も捕獲に成功していない・・・。今日もガラル三鳥は出なかった。今度は捕獲するぞぉ。
 さぁ、スタジアムに到着。11時前なので、たっぷり時間がある。やっぱりスタグル!どれにしようか、あっ、讃岐うどんの売店があるね、これにしよう。冷やしぶっかけうどんを注文。店員さん「温かいうどんを想定していたのに、今日はちょっと暑いねぇ」と。確かにちょっと暑かったんで、冷えたほうを注文した。食器を返却したら「頑張ってください」と丁寧に言ってくれて、大変ありがたかった。お手柔らかにお願いします。
 まだまだ食べ足りないので、マグロ串焼きや抹茶オーレも。試合前のこの雰囲気、やっぱりええわぁ。試合観戦前にはスタグルを満喫するのも、サッカー観戦の醍醐味。
 新幹線などのアクセスでちょっと疲れたので、メインスタンド前の歩道で休憩、その後「あっ!」と。今日は満さん(鈴木満強化アドバイザー)とジーコが視察に。慌てて駆けつけてしまった。ここまで間近でジーコを見られたのはよかった(画像は当HPにアップせず、個人持ちします)。
 さて、先発を見てみよう。おっ、エレケが先発やね。そして、常本が負傷から復帰して先発やね。問題のセンターバックは、今日は三竿とミンテが先発。磐田の攻撃を封じてほしい。対して磐田はヤットさんがいないね。杉本健勇が先発だが、リーグ戦でまだ得点がない。鹿島戦で得点をさせないようにしたい。
 そして、今日はインファイトがどうやら応援ボイコット。ゴール裏にいたサポーターたちに何か説明していたみたいだが、何故そういったボイコットに出たのか、全くわからない。インファイトを除く他のサポーターたちが、自発的に手拍子で応援をしていた。

ヤマハスタジアム

ヤマハスタジアム

冷やしぶっかけうどん

冷やしぶっかけうどん

がんばろう静岡

がんばろう静岡

鹿島の選手バス到着

鹿島の選手バス到着

鹿島サポーター

鹿島サポーター

磐田サポーター

磐田サポーター

 鹿島のフォーメーションは4-4-2。ピトゥカと樋口のボランチ、仲間と和泉がサイドハーフ、2トップはエレケと鈴木。対する磐田は3-4-2-1、杉本がトップの位置で、金子と山田がシャドー。
 試合は10分に早速鹿島が先制する。右サイドの常本が仲間へパス、仲間は中央のエレケへ、エレケは走り込んできた樋口へパスを出し、樋口が強烈なシュート!これがゴールマウスに吸い込まれ先制に成功!樋口のゴールの後、ゆりかごパフォーマンス。公式にはまだ発表されていないと思うが、三竿と後藤晴菜アナとの間に第一子が誕生した可能性があるね。そうであれば、おめでとうございます。
 その先制ゴールも、鹿島ゴール裏の真ん中付近はあまり盛り上がっていない。何なん?インファイト。そして、今日はまたもや観戦ルール違反の人が。俺は今日はS指定席の北側だが、隣にボックス席がある。ここにいた磐田を応援する人(サポーターとは言いません)が、時よりマスクを外して声出しのオンパレード。「逆サイ(逆サイド)!逆サイ!」とか「行け!」とか、お前が監督か?と言わんばかりの観戦ルール逸脱行為。途中でスタッフから注意されるも、この後も声出しの連続。残念な人たち。いい年したおっさんが。
 残念なおっさんたちを黙らせるためには、もっと追加点がほしいところだが、残念ながら、31分と33分に鹿島は立て続けに失点し、逆転を許してしまう。金子のクロスボールに鈴木雄斗に合わせられて同点、金子に崩されて逆転ゴールを許してしまった。31分の失点で、鹿島は動揺していたかも知れない。
 前半終了間際には左サイドを崩され、山本康裕のクロスが三竿の腕に当たってしまいPK。VARの確認も判定は変わらず。杉本がPKを落ち着いて決め、前半で3失点を喫してしまう。俺自身もダメだったかな、鹿島戦で杉本がゴールを決めてしまうのではないかと、ちょっと嫌な予感がしていた。その予感通りになってしまった・・・。

先発復帰、常本

先発復帰、常本

先制ゴールはエレケが起点となり

先制ゴールはエレケが起点となり

樋口の強烈なシュート!

樋口の強烈なシュート!

決まった!

決まった!

喜ぶ選手たち

喜ぶ選手たち

ゆりかごパフォーマンス

ゆりかごパフォーマンス

優磨へのマークは厳しい

優磨へのマークは厳しい

健勇へのマークは三竿が

健勇へのマークは三竿が

 後半、鹿島は2枚代え。ピトゥカに代わって関川、仲間に代わって松村。これによって、三竿がボランチへ、関川とミンテのセンターバックとなる。松村は右サイドに入っている。
 鹿島は早速1点差にする。左サイドの安西のクロスボールは右に流れたが、常本のシュート性のボールがエレケの足下へ、エレケがうまく合わせてゴール。エレケは鹿島加入後初ゴール。京都戦ではあまり目立たなかったが、樋口の先制ゴールをアシストしたのはエレケ、さらに本領を発揮してきそう。
 さらに同点に追いつこうと、61分にさらに2枚代え。常本に代わって広瀬、和泉に代わってカイキがピッチへ。さらにアントラーズが押し込む時間帯を増やしている。71分にエレケが負傷交代、エヴェラウドがピッチへ。
 鹿島の押し込む時間帯ではあったが、磐田も76分にチャンスを作った。左サイドの攻めからクロス、ヘディングでクリアされるが、セカンドボールが鈴木雄斗のところへ行き、そのまま強烈なシュートを放たれた。しかし、バーを直撃。鹿島としては危なかった。
 79分には松村のシュートが僅かに外れ、84分にはCKからのエヴェラウドのヘディングは惜しくも三浦に阻まれた。ゴールの匂いはするのだが、なかなか同点に追いつくことができない。
 そして、後半のアディショナルタイムに同点に追いつく。広瀬の粘りから体勢を崩しながらパスを送ると、エヴェラウドが押し込み同点に追いつく!再開前、広瀬との競り合いの中でファウルがあったかどうかのVARだったと思うが、得点が認められた。
 アディショナルタイムは5分も、VARなどで時間が止まっていたこともあって、5分を過ぎてもお互いカウンターの応酬。優磨のシュートは三浦の正面。ファンブルしてくれていたら、エヴェラウドが詰めていたので、大逆転ゴールも期待したが。心臓に悪いカウンターの応酬が終わりタイムアップ。

常本のシュート性のボールが

常本のシュート性のボールが

松村に当たってエレケへ、そのままシュート!

松村に当たってエレケへ、そのままシュート!

ゴールが決まって1点差!

ゴールが決まって1点差!

ナイスゴール、エレケ

ナイスゴール、エレケ

樋口のCK

樋口のCK

エレケ、無念の負傷交代

エレケ、無念の負傷交代

松村のシュートは

松村のシュートは

惜しくも枠を捉えられない

惜しくも枠を捉えられない

エヴェラウドのドンピシャヘディングも

エヴェラウドのドンピシャヘディングも

三浦と杉本にはじき出される

三浦と杉本にはじき出される

しかし、広瀬の粘りから

しかし、広瀬の粘りから

エヴェラウドのシュートは

エヴェラウドのシュートは

決まった!同点!

決まった!同点!

喜ぶ鹿島の選手、がっくり磐田の選手

喜ぶ鹿島の選手、がっくり磐田の選手

 試合終了直後、インファイトを除く、鹿島サポーターの大きな拍手は鳴りやまない。引き分けに終わったものの、意地を見せてくれたことに感謝したい。
 対して磐田、やはり痛恨のドローというところか。J1残留へ向けて勝ち点3だけが求められていた。まぁ、今日の痛恨ドローの要因は、ボックス席にいた磐田を応援する人にある。試合終了後「何で・・・(勝てない)」という声が聞こえた。それは明白です。観戦ルールを逸脱する行為を繰り返していたからです。スタッフに注意されるも、その後も違反行為をしていてはね。天罰が下ったということ。
 そしてインファイトにも。なぜボイコットしたのか、どういう理由にしても、苦しい時こそ応援するのがサポーターやろ?他のサポーターたちへ応援自粛の要請をしていた可能性があるが、あんたら何様?そういえば選手を応援する横断幕もなかったな。追いついたものの、勝てなかったのはインファイトの責任。インファイト以外のサポーターのみんなは、真のサポーターです。インファイトが応援自粛するも、他のサポーターで自発的に手拍子チャントで鼓舞する姿、これが真のサポーターであると認識する。
 お互い残念な出来事があったが、鹿島はこの意地の試合が、少し光明が見えた試合でもあったかと思う。磐田はどうしても勝ち点3が欲しい試合だったが、残留はさらに厳しいが頑張ってほしい。
 俺自身、今日の現地観戦が、おそらく今シーズンラストとなると思う。新型コロナウイルスの影響もあり、行きたくても行けない対戦カードもあったが、今年は3試合行けた。全部引き分け。でも、現地観戦って改めていいものだなぁと。残り2試合、勝って締めくくろう。

試合終了

試合終了

サポーターへの挨拶

サポーターへの挨拶

メインスタンド側へも挨拶

メインスタンド側へも挨拶

磐田の選手たちも挨拶

磐田の選手たちも挨拶