観戦日記
京都
1-1
鹿島
京都 |
鹿島 |
---|---|
GK 21上福元 直人 |
GK 31沖 悠哉 |
DF 3麻田 将吾 |
DF 16小田 逸稀 |
DF 14白井 康介 |
DF 15ブエノ |
DF 31井上 黎生人 |
DF 5関川 郁万 |
MF 7武富 孝介 |
DF 2安西 幸輝 |
MF 16武田 将平 |
MF 6三竿 健斗 |
MF 18松田 天馬 |
MF 34舩橋 佑 |
MF 24川﨑 颯太 |
MF 21ディエゴ ピトゥカ |
MF 44佐藤 響 |
FW 8土居 聖真 |
FW 11山﨑 凌吾 |
FW 10荒木 遼太郎 |
FW 23豊川 雄太 |
FW 19エレケ |
京都 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼佐藤 響 |
OUT ▼ブエノ |
IN △本多 勇喜 |
IN △名古 新太郎 |
OUT ▼豊川 雄太 |
OUT ▼エレケ |
IN △木村 勇大 |
IN △エヴェラウド |
OUT ▼山﨑 凌吾 |
OUT ▼荒木 遼太郎 |
IN △メンデス |
IN △鈴木 優磨 |
OUT ▼木村 勇大 |
OUT ▼土居 聖真 |
IN △ピーター ウタカ |
IN △アルトゥール カイキ |
OUT ▼武富 孝介 |
OUT ▼小田 逸稀 |
IN △福岡 慎平 |
IN △樋口 雄太 |
今季2回目の現地観戦。新型コロナウイルスの感染状況は全国的に減少傾向。京都に関しては、第6波のピークだった頃の水準か。第6波は一気の増加も、減少は緩やかだった。この第7波では、お盆明けに一時期増加に転じたが、その後は減少傾向が続いている。新学期が始まって、10歳未満の子供の感染の割合が高い。その親世代と思われる30代や40代の割合もやや増加か。これの影響か、減少スピードがやや鈍化しているようにも見えるが、さらに減ってほしい。
さて、今日は京都サンガと対戦。京都人ながら鹿島を応援する「裏切り者」の俺(笑)、京都戦を観戦するのは2011年の丸亀開催の天皇杯以来やね。リーグ戦に限れば2009年の西京極で観戦して以来になる。12年ぶりにJ1に復帰したサンガ、現在は残留争いはしているが、シーズン開始前、ポテンシャルの高いチームと感じていて、かなり警戒している。
今日のアクセスは車。駐車場サービス「akippa(あきっぱ)」を利用して、近隣の駐車場を予約する。ワンボックスタイプの車なので、止めやすいところを事前に探していて、最も取りたかった駐車場が取れた。実際駐車すると、簡単に車庫入れ完了。これはいい。
明智光秀の銅像
明智光秀の銅像
サンガスタジアムでの観戦は初めて。京都人なので、いつでもサンガスタジアムへ行くことは可能ではあるが、やっぱり鹿島戦で見たい。亀岡駅に着いた。駅のコンコースからでもすぐにスタジアムが見えるね。
今日は亀岡駅の北側で「かめおか eco マルシェ」と題して、多くのグルメブースが並んでいる。これは素晴らしい。どれにするか悩んだが、肉を食べたいので、ステーキを食べる。うん、おいしい。スタジアム内のグルメも食べたいと思ったが、思ったより多かった・・・。スタグルまで食べられるかなぁ・・・。
ポケモンGOをしながら開門を待つ。あぁ、そうかぁ、フレンドにギフトを贈るために、サンガスタジアムのポケストップを操作したいが、入場しないとアカンね。
さて、開門になったので入場する。うわぁ~、これは素晴らしい。絶対に見やすいわ。早速、スタジアムの写真を撮りまくろう。スタンドとピッチとの距離も近いし、逆に近づき過ぎでもなく、遠くなく。いい距離だと思う。西京極と比べて、スタジアムグルメは確かに良くなってるね。パナスタの「美味G」を少し小規模にした感じではあるものの、どれにしようかなぁと悩みながら。
おそらく、全席指定席だからだというのもあると思うが、メインスタンド、南側ゴール裏、バックスタンドと、コンコースが行き来することができる。バックスタンド売店のカルボナーラをいただこう。久しぶりにおいしい。ステーキが思ったより多かっただけに、残念ながらもうお腹いっぱい・・・。失敗したな(笑)。
今日の先発が発表されたので見てみよう。おっ!?天皇杯準々決勝から7人入れ替わっている。期待のFWエレケがリーグ戦初先発。椎間板ヘルニアにより離脱していた荒木も先発。サイドバックは小田も先発やね。カイキ、優磨などはベンチスタート、後半には必ず出場してくると思う。期待したい。ウォーミングアップの段階で、(声は出せないが)手拍子チャントや拍手で、この試合に懸ける雰囲気がすごかった。
俺はアウェイ側のメインS指定席のチケットを取ったが、周りはほぼ鹿島サポーターだが、俺の前には母親と娘、赤ん坊とみられる京都サポーターがいた。この人らの行為が不快のため、後述でも述べることにする。
亀岡駅コンコースから
かめおか eco マルシェ
売店の数々
ステーキ
スタジアム外観
スタジアム内部
京都サポーター
鹿島サポーター
鹿島のフォーメーションは4-3-2-1。エレケがトップの位置で、その2列目に荒木と土居、中盤3枚はピトゥカ、三竿、舩橋、4バックは右から小田、ブエノ、関川、安西になっている。対する京都、登録上は3-5-2になっているが、実際は4-1-2-3のいつものフォーメーションになっている。
序盤に攻勢を仕掛けているのは鹿島、3分に舩橋のスルーパスからエレケが早速シュート。枠は捉えられなかったが、早速の仕事に、大きな期待がかかった。13分には、コーナーキックの流れから、フリーになった小田がヘディングシュート。枠を捉えていたが、GK上福元に弾かれた。
いい攻撃が続いていたが、20分に失点してしまう。川﨑の縦パスから山﨑がブエノのマークを外して、左足でシュート。これがゴールマウスに吸い込まれてしまう。
この先制点で、京都サポーターが大いに喜んだが、俺の前にいた京都サポーターも喜んだ。喜ぶのは仕方ないが、この母親と娘には、俺の観戦を妨げる行為が度々見られ、非常に不快になった。その行為を取りあげる。
ぺンライトやタオマフ代わりの風呂敷で試合を見えづらくするという行為、本当に最低な親子。不愉快な出来事といえば、2006年の松本開催のFC東京戦があったなぁ。メインスタンドアウェイ側にいたFC東京サポのヤジがうるさかった。近くの鹿島サポーターの女性も「うるさいなぁ」っと。こいつらを黙らせてやればいいと、試合は鹿島が逆転勝ちし、FC東京サポは沈黙。「ざまぁ見ろ」と思った。今回の京都サポーターの親子の行為に対して、近くのスタッフに訴えようかと悩んだが、試合中なので万一のトラブルのことを考えて、一旦自粛する。
一旦試合に戻ろう。先制に成功した京都、ここから前半終了までは京都のペースになる。奪ったら素早い縦への攻撃へ持っていく。最初にいいシュートシーンがあったエレケ、次第に存在が消えていく。
エレケ、荒木が先発
円陣
豊川
安西のサイド攻撃
ピトゥカのCKから
小田のヘディングシュートは
上福元に防がれた
空中戦
後半、早速鹿島は2枚代え。エレケに代わってエヴェラウド、ブエノに代わって名古が入る。エヴェラウドはそのままトップに、アンカーだった三竿がセンターバックにポジションチェンジ。対する京都も、前半にイエローカードを貰っていた佐藤が本多と交代。
早速チャンスを作ったのは京都、京都の右サイドからの攻撃、白井のクロスを豊川がヘディングシュート、これは枠を捉えられないが、ペースは京都。
58分にさらに2枚代え。土居に代わってカイキ、荒木に代わって鈴木が入る。ここから鹿島が攻勢を仕掛ける場面が増え始める。しかし守りを固める京都に対して、決定的な場面までは作れない。
70分で最後の交代枠を使う。小田に代わって樋口が入り、舩橋が右サイドバックにチェンジしている。波状攻撃が続く中、76分にようやく同点に追いつく。安西の左サイドからの攻撃をエヴェラウドに渡り、再び安西へ。裏へ抜け出したピトゥカへ浮き球のパスを送る。そのパスをうまくトラップして、左足でシュート!ついに同点に追いつく。周りは大いに沸き、最低な京都サポーターの親子は沈黙。まだ同点、このまま逆転して、本当の意味で沈黙させたい。
京都も打開したいところ。85分に途中出場だった木村に代えてピーター ウタカが入る。まだこの男がいたかぁ。ここしばらくはコンディションがよくないのか、途中出場になっているが、ベテラン健在、ウタカにゴールを許さないようにしたい。
試合終了が近づく時間帯も鹿島の攻撃が続き、ピトゥカや優磨のシュートはうまくヒットせず、上福元に防がれる。ここで逆転したら伝統の勝負強さというところだが、このまま1対1で終了した。
エヴェラウド後半から出場
カイキも後半途中から出場
同点ゴールは安西から
エヴェラウドとのパス交換後中央へ
ピトゥカのシュート!
ゴールネットを揺らす!
雄叫びをあげるピトゥカ
ペンライトで度々妨害される
試合終了直後、スタジアムはシーンと静まり返った。その後は拍手。鹿島の選手たちがサポーターへの挨拶へ向かっている途中も、拍手が鳴り止まない。中2日の日程、選手を入れ替えて臨んで引き分けに終わったのは悔しいが、選手たちはよく戦ったと思う。
京都の選手、監督たちが、鹿島のサポーターへ向けて挨拶をしている。これは非常に素晴らしい。おそらく毎試合、相手サポーターへ挨拶するのは実施しているんじゃないかな。いい雰囲気を盛り上げてくれたなど、感謝の意を示しているんやろう。この挨拶が終われば、豊川が鹿島サポーターの近くまで来てくれた。礼儀よく挨拶し、鹿島サポーターから大拍手。いつかもう一度鹿島のユニフォームを着てくれたら嬉しい。
最後に、観戦マナーについて。これは京都サポーターだけではなく、私たちも含めてみんなに関係する。
今回、残念な京都サポーター、タオルマフラーやペンライトの使用そのものは認められているものの、周りへの配慮ができないようであれば、サポーター失格。
みんながルールをしっかり守って、気持ちよく観戦することが何よりも重要である。俺自身も、コロナ前までは何度もスタジアムに足を運んで、鹿島を応援した。今回の件で、俺自身も周りに迷惑かけていなかっただろうかと、振り返るようになった。今一度、観戦マナーの原点に振り返って、気持ちよく観戦したいと思う。
試合終了
サポーターへの挨拶
京都の選手、監督たちが鹿島サポーターへ挨拶
豊川、鹿島サポーターへ挨拶
同点ゴールのピトゥカ
ライトアップ、サンガスタジアム