観戦日記
名古屋
1-1
鹿島
名古屋 |
鹿島 |
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GK 1ランゲラック |
GK 1クォン スンテ |
DF 3丸山 祐市 |
DF 22広瀬 陸斗 |
DF 13藤井 陽也 |
DF 6三竿 健斗 |
DF 4中谷 進之介 |
DF 20キム ミンテ |
MF 11相馬 勇紀 |
DF 2安西 幸輝 |
MF 17森下 龍矢 |
MF 21ディエゴ ピトゥカ |
MF 15稲垣 祥 |
MF 11和泉 竜司 |
MF 16レオ シルバ |
MF 33仲間 隼斗 |
MF 14仙頭 啓矢 |
MF 17アルトゥール カイキ |
FW 10マテウス カストロ |
FW 18上田 綺世 |
FW 8柿谷 曜一朗 |
FW 40鈴木 優磨 |
名古屋 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼仙頭 啓矢 |
OUT ▼仲間 隼斗 |
IN △阿部 浩之 |
IN △樋口 雄太 |
OUT ▼柿谷 曜一朗 |
OUT ▼広瀬 陸斗 |
IN △内田 宅哉 |
IN △常本 佳吾 |
OUT ▼鈴木 優磨 |
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IN △エヴェラウド |
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OUT ▼ディエゴ ピトゥカ |
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IN △関川 郁万 |
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OUT ▼和泉 竜司 |
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IN △土居 聖真 |
今季初観戦。新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で、現地観戦がなかなかできなかった。依然として、新規感染者数という観点では、デルタ株のピークより収まったものの、第4波のアルファ株の時よりは多い。そう考えると「(感染状況が)落ち着いてきた」というのも複雑。医療体制もまだ余裕があって、重症者も少ない。
本当はゴールデンウイーク初日のC大阪戦が今季初観戦になる予定だったが、暴風雨の懸念から断念。後にYoutubeで見てみたけど、試合前の豪雨はすごかったみたいで。俺は「試合さえ見られたらいい」という考えではなく、試合前のグルメも楽しみにしている。ヨドコウ桜スタジアム行きたかったけどなぁ。
ということで、今季初観戦は名古屋戦ということになった。今月初旬、アウェイ指定席のチケットを取り、あとはアクセスについて名古屋グランパス公式HPを見たが、勘八臨時駐車場からのシャトルバス運行を実施しないという記事をみて、慌ててakippaをユーザー登録をして、駐車場を予約した。
とよたエコフルタウン南駐車場というところを予約し、試合開始4時間前に現地へ行ってみたら、余裕で駐車できた。この駐車場は月極駐車場の空きを利用する仕組みで、「akippa」とか、わかりやすい標識みたいなのがあるのかなと思ったら、それもなかった。大丈夫なのかなぁと思ったが、各駐車スペースに番号みたいなのもなかったし、自由に止められるみたいやね。
まぁ、今日はホンマに暑い・・・。人と距離を置いているので、マスクは手に持ったままにして、徒歩でスタジアムに向かう。到着したら、早速何かと盛り上がっている。特設ステージでのイベントやグルメ。これが試合前の楽しみなので、いつも試合開始4時間前くらいに到着している。
豊田スタジアム
14時現在の西側スペース
今日は何だか「ガールズフェスタ」と題して、来場者の女性先着8000名に、花の柄のユニフォームプレゼント、フラワーボードの設置など、事実上の「レディースデー」を実施している。レディースデーの大っ嫌いな俺としては、気分がモヤモヤするが、俺がアウェイへ現地観戦した時にレディースデーが開催されていた場合、鹿島は負けていない(確か全勝?)。なので、今日は勝てるはず(笑)。
とりあえず、レディースデーは置いといて(笑)、楽しみにしていたスタジアムグルメを。いろんなブースを見ていって、まずは富士宮焼きそばでも食べよう。朝食だけだったので、やっぱり美味しいし、すぐに完食。
東側のほうへも行ってみよう。こちらは西側ほどブースは多くなさそうだが、それでも豊富。事前に、炙り牛たたき丼があるという情報を、名古屋グランパス公式HPで見つけて、これを食べたいと思っていた。早速注文。あぁ、やっぱり美味しいねぇ。食感はローストビーフみたいな感じで、タレが効いていて美味しい。
時間はたっぷりあるが、とりあえず日陰で涼もう。こんな暑さでも、スタジアム内ではマスク着用って・・・、まぁ、観戦ルールやからね。16時を過ぎたので、先発を見てみよう。おっ、キム ミンテが先発やね。そして、最近好調の仲間が先発で、樋口が控えになっている。名古屋はレオ シルバと相馬が先発やね。5シーズン、鹿島で活躍したレオ、この試合に関しては、レオをかわして攻撃する鹿島の姿を見たい。
フラワーボード
グランパスくんとグララちゃん
アウェイ指定席から。屋根改修中。
アウェイ側にも挨拶
鹿島サポーター
名古屋サポーター
鹿島のフォーメーションは4-4-2だが、中盤はダイヤモンド型。ピトゥカがアンカーで、インサイドハーフに仲間とカイキ、トップ下に和泉が入っている。対して名古屋は3-1-4-2、今年に入って、このフォーメーションを使ってくるチームが増えた。この布陣、鹿島は苦手としているが、それなりに研究はしていると思いたい。
序盤の入りはお互い悪くないが、11分に鹿島にピンチ。森下のドリブルからペナルティエリア付近で切り返して、強烈なシュートを放たれる。ここはスンテがはじき出す。枠にいってる。ナイス!スンテ!
名古屋はシーズン途中から3バック、丸山、藤井、中谷の3バックは堅い。ホームでも全然こじ開けられなかったし。そのこじ開けられなかった3バックから、幻のゴールが。21分にスンテのロングボールからカイキ→仲間→カイキと繋がって、カイキのスルーパスから上田は中谷のマークに遭うも胸トラップからシュートを放ち、ゴールマウスに吸い込まれ先制!かと思ったらVAR。オンフィールドレビューの結果、上田の胸トラップの際、ハンドがあったとしてゴール取り消し。
いやぁ・・・、そのハンドではないかというシーンがスタジアムの大型ビジョンでも流れていたが、左腕に当たったの?すごく微妙。ゴール取り消しに、名古屋サポーターからは大歓声。上田のハンドのアピールをしている名古屋の選手はいなかった。それだけに納得いかない。
その「怒りの攻撃」が実を結んだのが33分、三竿のフィードが相手に当たり、その当たったボールを上田がヘディングでそらして、そのボールを仲間がスライディングしてシュート。飛び出してきたランゲラックを越えて、ゴールマウスに吸い込まれた!今度こそは正真正銘のゴール。
常本、フェイスガード着用
優磨とレオが抱き合って健闘を誓い合う
ミンテ、センターバックで先発
相馬
上田のゴールが決まったかと思ったら
ハンドではないかという、このプレーを巡りVAR
チェックが行われ
ゴール取り消し
仲間が泥臭くスライディングしてシュート
入った!!
今度こそは正真正銘のゴール
三竿
後半開始前に選手の交代は両チームともなし。前半に「怒りの攻撃」で一方的に攻めていた鹿島だったが、一転して、後半は名古屋がペースを握る展開となる。
そして50分、不運な形で鹿島はPKを与えてしまう。稲垣のクロスボールがピトゥカの右腕に当たってしまい、名古屋はPKを獲得。VARの介入はなかった。後のDAZNのハイライトで見たが、これは確かにピトゥカの右腕に当たっていた。キッカーはマテウス カストロ、マテウスは左を狙って、スンテも同じ方向に飛んだがポストに当たった後、ゴールマウスに吸い込まれてしまった。
同点に追いつかれて、名古屋はイケイケ状態に。それを多くのサポーターが知っていて、名古屋サポーターは盛り上がる。それを打開しようと、59分に鹿島は交代カードを3枚切る。広瀬に代わり常本、今日先制ゴールの仲間に代わって樋口、優磨に代わってエヴェラウドが入る。そういえば、試合前のウォーミングアップの時、フェイスガードを着けていたから、鼻骨を骨折したのかな。フェイスガードを着用しての出場となった。
しかし、鹿島は攻撃を凌いでもカウンターに持っていけない。3バックの戻りが速いし、すぐにボールロスト。65分には鹿島はピトゥカに代わって関川が入る。関川がセンターバックに入って、ミンテが1列前へ。
なかなか攻撃が繋がらない鹿島だったが、74分に惜しいセットプレー。樋口の右からのフリーキックをカイキが頭で合わせたが、惜しくもバーを直撃。
79分には5人目の交代で、和泉に代わって土居が入る。しかし、セットプレーでは惜しいシーンがあるも、カウンターはハマらず。さらに試合終了間際には、名古屋に決定的な場面を作られるなど、ヒヤヒヤの連続。何とか同点のまま試合終了。
古巣対決、和泉
一気に3人交代
復活期待、エヴェラウド
樋口のFKから
カイキがヘディングシュートを放つが
バーを直撃・・・
試合終了直後、スタジアムはシーンと静まり返ったが、後に拍手に変わった。いやぁ、鹿島としては前半のいい攻撃のうちに2点取りたかったね。勝てた試合だった。
今日は前半の鹿島、後半の名古屋だったと思うが、お互い勝ちたかったのは当然。鹿島は苦手3バックをどうこじ開けられるかがまた課題となった。名古屋は前節の浦和戦では3失点も、今日は1失点。守備は概ね修正してきたのではないかと。ただ、総得点が15で少ないだけに、攻撃が課題でしょう。
鹿島と名古屋、今日は名古屋に在籍経験のある和泉とミンテ、鹿島に在籍経験のあるレオと相馬、金崎はベンチ外だが、古巣対決に燃える選手が多くいた。仙頭、森下、樋口、そしてケガで離脱の酒井宣福は元鳥栖。元鳥栖対決というのも見物だった。試合が終わって、レオと相馬は鹿島サポーターに挨拶、大きな拍手。そして和泉とミンテも名古屋サポーターへ挨拶し、大きな拍手。いいねぇ、こういう光景は。
とりあえず2位は維持できた。首位マリノスとは勝ち点3差、でも得失点差で劣るため、次節で逆転はほぼ不可能。早い段階で首位返り咲きを狙いたいが、やはり一戦必勝。また3-1-4-2のフォーメーションの可能性がある柏だと思うが、次節の柏戦も全力で戦ってほしい。
現地観戦だが、7月と8月は予定していない。夏だということもあるが、コロナの感染者が増加するのではないかと思われる。次行けるとしたら、サンガスタジアムでの京都戦か。これも感染状況次第だが、一部の地域や東京では増加傾向になってきているが、一時的なものであってほしい。
試合終了、両選手が健闘を称え合う
サポーターへの挨拶
関川とレオ、抱き合って健闘を称え合う
レオと相馬、鹿島サポーターへ挨拶
和泉とミンテ、名古屋サポーターへ挨拶
ライトアップ、豊田スタジアム