観戦日記
広島
1-4
鹿島
広島 |
鹿島 |
---|---|
GK 1林 卓人 |
GK 1クォン スンテ |
DF 2野上 結貴 |
DF 32常本 佳吾 |
DF 4荒木 隼人 |
DF 33関川 郁万 |
DF 19佐々木 翔 |
DF 28町田 浩樹 |
MF 15藤井 智也 |
DF 2安西 幸輝 |
MF 6青山 敏弘 |
MF 20三竿 健斗 |
MF 27ハイネル |
MF 21ディエゴ ピトゥカ |
MF 24東 俊希 |
MF 7ファン アラーノ |
MF 14エゼキエウ |
MF 17アルトゥール カイキ |
MF 10森島 司 |
FW 8土居 聖真 |
FW 9ドウグラス ヴィエイラ |
FW 18上田 綺世 |
広島 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼藤井 智也 |
OUT ▼土居 聖真 |
IN △柏 好文 |
IN △荒木 遼太郎 |
OUT ▼ドウグラス ヴィエイラ |
OUT ▼アルトゥール カイキ |
IN △ジュニオール サントス |
IN △和泉 竜司 |
OUT ▼荒木 隼人 |
OUT ▼上田 綺世 |
IN △塩谷 司 |
IN △エヴェラウド |
OUT ▼エゼキエウ |
OUT ▼ファン アラーノ |
IN △浅野 雄也 |
IN △犬飼 智也 |
OUT ▼青山 敏弘 |
OUT ▼三竿 健斗 |
IN △柴﨑 晃誠 |
IN △永木 亮太 |
J1も残り5節、今節で川崎フロンターレの2連覇が決まる可能性がある。そして、鹿島は先週の天皇杯準々決勝で、東の横綱(川崎)に完敗し、無冠が決定している。鹿島はACL出場権の3位を目指すことになる。
さて、俺自身、この現地観戦が実に約1年9ヶ月ぶりになる。昨年の2月、ルヴァン杯GLの名古屋戦を観戦して以来となる。ワクチン接種は7月末で2回目を終えていたが、8月の神戸戦のチケットはあったとはいえ、デルタ株がまん延している状況で断念。収束傾向が見えてきた9月下旬のセレッソ戦、まだ緊急事態宣言だったため、アウェイ席が設けられず。感染状況が落ち着いた今日の広島戦に行くことができた。
久々の観戦で、どのような感染対策が交通、スタジアム面で実施されているか。最寄りの近鉄京都線では、通勤電車に近い混雑だったが、会話している人は殆どいない。新幹線も新大阪を過ぎれば混雑なし。横川駅からスタジアムへのシャトルバスにおいても、会話している人は殆どいない。電車、バスは換気装置があるので、ここは安心したい。無事スタジアムに到着した。
広島は2年ぶり。2年前も11月で、銀杏が色づいてきて、秋らしい雰囲気だった。今日も2年前と同様、銀杏が色づき始めて、心地よい。やはり秋はいいね。
エディオンスタジアム広島
色づき始めた銀杏
今日は鬼滅の刃とのコラボイベントが開催されている。俺自身、鬼滅の刃は見ていないのだが、かなり人気なんやね。もう、こんなこと言うということは、俺もおっちゃん(笑)。
とりあえず、ビジター席の待機列へ行ってから、スタジアムグルメにしよう。なるほどぉ、並ぶ際も、一定の距離を空けて待つんやね。これも感染対策として必要なこと。
さて、スタジアムグルメやぁ!早速、おまつり広場へ行ってみよう。何を食べようか、あぁ、焼き牡蠣とか、牡蠣にちなんだのがないねぇ・・・。広島の牡蠣食べたかった・・・。あっ、牛カルビ丼があるね、まずはこれにしよう。ちょうどよいサイズ、お肉おいしい。あとは、餅菓子のぜんざいにしてみよう。うん、おいしい。でもあずきがいっぱい入って、かなり腹がいっぱいになった。もうこれ以上は食べられん・・・。
午後1時までに待機列に戻らないといけないので、戻ってゆっくりしよう。ずっとマスクしっぱなしもあるので、人と距離をとって、一時的マスクを外すと、やっぱり秋の空気、気持ちいい。
さぁ開門。まずは検温、ほぼ常時マスクで、少し体温上がりやすいが、OKのサイン。そして手指の消毒も実施。これでスタジアムの中へ。今日のチケットの売り上げ的に、ビジター席が満席になることはないので、超ソーシャルディスタンス。ソーシャルディスタンスのため「ここに座ってください」というシールが貼ってある。
すでに先発が発表されている。今日はGKにスンテが先発やね。あとは、天皇杯準々決勝の川崎戦と同じメンバーとなっている。対して、広島は監督が交代。城福氏から沢田新監督を迎えての初戦となり、どういうフォーメーション、戦い方で挑んでくるのか。
鬼滅の刃とのコラボ、撮影スペース
こちらにも
シャトルバス降車時にもらったバッジ
にぎわいステージも鬼滅の刃
新スタジアムの模型
座席には「ここに座ってください」のシール
広島サポーター
鹿島サポーター
鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。犬飼がベンチ入りしているが、今日も関川が先発。俺自身は関川推しということもあって、犬飼が負傷離脱の間は先発の座を保持している。簡単にポジションを取られないようにしたいところ。
試合はいきなり動いた。三竿が広島の最終ライン付近までボールを落とすと、ここで上田が広島の荒木からボールを奪い、ゴール前にいたアルトゥール カイキへラストパス、するとカイキが滑り込んで押し込む!加入当初は、新型コロナウイルスの影響で入国制限により、チームの合流が遅れて、戦術フィットに時間を要していたが、ここに来てカイキが好調。
広島のフォーメーションを見てみると、ゴール裏からは見づらいけど、どうやらいつもの3-4-2-1かな。沢田新監督がどんなサッカーをやってくるのか、じっくり見極めてほしいところ。
新型コロナウイルスの影響で、声出しができない。しかし、太鼓と手拍子で、どのチャントかはわかるね。手拍子をしながら、心の中で唄ったら、しっかりとリズムよく手拍子ができる。
そして28分に素晴らしいゴールが生まれる。右コーナーキックから、一旦跳ね返されるものの、そのクリアボールを常本がシュート!これが綺麗な軌道でゴールマウスに吸い込まれた!常本は昨年は特別指定選手として1試合プレーした。相馬監督になってから出場機会が増え、広瀬とのポジション争いをリードしている。
しかし34分に失点。ゴール前から青山が中央へラストパスを送ると、エゼキエウに押し込まれた。さらに38分にも、森島にあわやというシーンを作られたが、スンテがクリア。1点差になって、広島が攻勢に出ている。
前半終了間際に小競り合い。ファウルに抗議した三竿が野上に倒される、これを機に関川が野上に詰め寄って、両チームともヒートアップ。これにより関川と野上にイエローカード。両成敗という形に。この小競り合いで、「(審判の)にしむらぁ~~(怒)」と大声を出したインファイトに、警備員が「大声はおやめください」と。声出しはアカンとは言っても出したくなるが、我慢せえやぁ・・・。
カイキが押し込む!
先制!
今日はスンテが先発
チームの「心臓」ピトゥカ
一旦はじき返されるも
常本が拾ってシュート!
決まった!!
喜ぶ鹿島の選手たち
関川が野上に詰め寄り
乱闘に発展
1点差、後半も点を取って、リードを広げたいと思ったら、50分に鹿島が追加点。カイキの力強いドリブルから、カイキがシュートを放つも相手に当たり、ハンドのアピールもプレー続行。広島にボールをいきかけたところで、ファン アラーノがすぐにボールを奪い、ゴール前のカイキにラストパス、このボールをカイキが振り向きざまにシュート!これがゴールマウスに吸い込まれた!今日カイキ2得点!
選手交代は広島から。58分に藤井に代わって柏、ドウグラス ヴィエイラに代わってジュニオール サントスが入る。そして鹿島も66分に、土居に代わって荒木遼太郎、2得点のカイキに代わって和泉が入る。いずれも同じポジションに入っている。カイキが好調で、和泉もここは奮起を期待したい。
その交代直後、和泉が広島の荒木に倒される。「あぁ、ノーファウルかぁ」と、そのまま試合が続き、その後広島のCK。しかし、なかなかCKが始まらない。と思ったら、そうかぁ、VARやったんやね。対象のプレーが大型ビジョンにも映し出されていて「これかぁ」と。VARの結果、ファウルがあったとしてPKに。よし!
キッカーは和泉ではなく荒木遼太郎、ゆっくりとした助走から冷静に決めて、今季10得点目。現在19歳の荒木、10代での2桁得点は城彰二(市原)以来2人目。9得点を記録した後、なかなか10得点目が遠かったので、これは和泉に感謝しなくちゃ(笑)。
これでかなり勝利に近づいたが、あとは失点しないこと。80分には上田からエヴェラウドに交代。87分にはアラーノに代わって犬飼、三竿に代わって永木が投入された。犬飼が最終ラインにいるから、5バックにして守備を固めたね。アディショナルタイムは7分だったが、VARとかゴールパフォーマンスなどがあったから、そんなもんかなと。この7分のアディショナルタイムもしっかり守って、試合終了。
アラーノからのボールを
カイキがシュート!
入った!!
筋肉モリモリ(笑)
カメラの前でブラジル人3選手撮影
試合中です(笑)
安西、左サイドから攻撃
キッカー荒木遼太郎
難なく決める!
指で1と0の「10点目」を表す荒木
エヴェラウド
4対1で鹿島の快勝。1点差にされたときには、ちょっとビクビクしながら観戦だったが、3点目、4点目が入って、これでかなり安心した。
対して広島、監督が交代になっての初戦、広島を知り尽くしている沢田新監督とはいえ、初戦でいきなり結果を出すのは難しいと思う。今後の戦いで、沢田新監督のやりたいサッカーが見えてくれば、来シーズンは再び上位に来る可能性はあると思う。
勝ってよかった。今日のような勝ち方であれば安心できる。本当に鹿島が強いというのは、1点差の試合など、どんなに苦労しても結局鹿島は勝っているというもの。勝負強さの再構築はまだ途上の段階。
今日の現地観戦、今年最初だが、それと同時に今年最後の可能性が高い。1試合限りの現地観戦となるが、少しでも力になれていれば。村井チェアマン曰く、来年はスタジアムを満員入れられるように目指したいとのことで、それと共に、来年には新型コロナウイルスの終息を期待したい。
試合終了
勝利の挨拶