観戦日記

試合データ

スコア情報

2020年2月16日
2020YBCルヴァンカップ グループステージ 第1節
パロマ瑞穂スタジアム
入場者数:9,364人

名古屋

  • 43分 マテウス

1-0

1前半0
0後半0

鹿島

先発メンバー

名古屋

鹿島

GK 1ランゲラック
GK 1クォン スンテ
DF 26成瀬 竣平
DF 22広瀬 陸斗
DF 4中谷 進之介
DF 33関川 郁万
DF 3丸山 祐市
DF 28町田 浩樹
DF 23吉田 豊
DF 14永戸 勝也
MF 15稲垣 祥
MF 20三竿 健斗
MF 11阿部 浩之
MF 4レオ シルバ
MF 2米本 拓司
MF 7ファン アラーノ
FW 16マテウス
MF 11和泉 竜司
FW 25前田 直輝
FW 9エヴェラウド
FW 27相馬 勇紀
FW 8土居 聖真

選手交代

名古屋

鹿島

OUT ▼マテウス
OUT ▼ファン アラーノ
IN △山﨑 凌吾
IN △荒木 遼太郎
OUT ▼相馬 勇紀
OUT ▼エヴェラウド
IN △ガブリエル シャビエル
IN △上田 綺世
OUT ▼吉田 豊
OUT ▼土居 聖真
IN △秋山 陽介
IN △松村 優太

試合後記

松村にはいい教訓だが、やっぱり我慢の序盤か

 今季初観戦。実は前日まで行くかどうか迷っていた。新型コロナウイルスの感染拡大、名古屋市で2名の感染が確認。そして雨の予報。というのもあるのだが、ナビスコカップの予選を観戦すると、これまで5戦全敗。ルヴァンカップに大会名が変わってから初のグループステージを観戦、今日こそ勝てるか。
 観戦を決行し、やっぱり雨が。電車や新幹線などを極力避けるために、今日は車での移動にした。雨の中の運転はあまり好きじゃないが、風が強くならないことを。自宅へは7時半過ぎに出たが、渋滞もなく約2時間で到着。停めた駐車場はタイムズあかのれん新瑞橋店。ここは、パロマ瑞穂スタジアムまで約15分の駐車場で、519台停められる。名古屋サポーターもよく利用するらしい。ただ、試合開催日は1,100円となる。それでも安い。10時前に到着したので、駐車場はガラガラ。
 さて、雨だがポケモンGOをしながら、ゆっくりとスタジアムへ向かおう。そういえば瑞穂は5年振りやね。その当時は「瑞穂陸上競技場」だったから、「パロマ瑞穂スタジアム」になってからは初めてや。

パロマ瑞穂スタジアム

パロマ瑞穂スタジアム

雨の日お席変更窓口

雨の日お席変更窓口

 今日はあいにくの雨で、席を変更できる対応を行っている。結構並んでいるなぁ、俺はメインスタンドのA指定席をすでに取っているが、やばいなぁ、名古屋サポーターが多くなりそう。
 時間はたっぷりあるので、スタジアムグルメにしよう。今日はうな重。大きなうなぎが乗っていて美味しい。ただ、もう少しウナギを温めてほしかったかなぁ。あとはやっぱり味噌カツ、名古屋へ来たらこれを食べないと。やっぱり美味しいねぇ。
 開門になったので、スタジアムに入ろう。小降りではあるが、雨は降っている。俺は基本的には晴れ男だが、さすがにダメだった。でもせっかくなので、アウェイゴール裏のところまで行こう。カップ戦ということもあって、鹿島サポーターは少ない。試合開始1時間前には、インファイトの人たちが「真ん中に集まろう!」と。
 雨は降っていて、A指定席を取っているが、アウェイゴール裏で観戦しよう。どうやらA指定席の上段付近はグランパスサポーターばかりの模様。
 さて、先発を見てみよう。今日の先発は全く読めてこなかった。特にセンターバックとサイドハーフ。センターバックは水戸戦のパフォーマンス、カップ戦ということもあるのか、町田と関川が先発。荒木が先発に名乗りを挙げるかと思ったが、今日はファン アラーノと和泉がサイドハーフで先発。荒木と松村もリザーブに。水戸戦でのアピールが実った形か。
 名古屋のほうは、相馬が先発。選手紹介で和泉が紹介された時は、名古屋サポーターは拍手だったのに対して、相馬が紹介された時には、鹿島サポーターはブーイング。鹿島サポーターは基本的にはブーイングをする。縁があれば、相馬には鹿島のユニフォームを着てほしい。

スタジアムグルメPR

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味噌カツ串

味噌カツ串

鹿島の選手たちが登場

鹿島の選手たちが登場

相馬の紹介、鹿島サポはブーイング

相馬の紹介、鹿島サポはブーイング

名古屋サポーター

名古屋サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションは今季も4-4-2。対して名古屋は登録上は4-3-3だが、予想フォーメーション4-2-3-1。名古屋は昨シーズン途中、風間監督(当時)が解任され、マッシモ フィッカデンティが監督に。フィッカデンティが好む4-3-2-1ではないが、相馬のようなサイドで生きる選手がいるので、守備はもちろんのこと、サイドからの攻撃を生かそうという意図かも。
 試合の入りはそんなに悪くはなかった。若い町田と関川も、名古屋の攻撃をよく封じていている。サイドの広瀬と永戸も、アグレッシブにいっているし、守備に関しては悪くない。
 チームの浮沈を握りそうなのが、エヴェラウド。エヴェラウドを見てみると、前線の起点となって、丁寧に落としなど、チームに貢献しようとプレーをしているが、まだ周りと息があっていないというか、フィットするには時間がかかりそう。
 18分に惜しいシーンがあった。永戸からのボールを土居がスルーし、最後は和泉がシュートするも、ポストに嫌われた。この試合最大のチャンスだったかも知れない。
 前半終了間際に失点してしまう。鹿島のファウルで得た名古屋のFK、マテウスが蹴ったボールはそのままゴールマウスに吸い込まれてしまった。角度のないところだったので、一度中央へボールを預けて、そこから仕掛けるのかと思った。想定外の失点。
 後半開始時にお互い選手の交代はない。そして、雨が少し強くなってきたので、後半からは本来のA指定席のほうへ移動した。鹿島サポーターは前列にそれなりにいたが、後列は殆どが名古屋サポーターだった。なので、柱が邪魔だが、空いている席へ。
 鹿島の選手交代は66分、ファン アラーノに代わって荒木が。荒木はそのまま右サイドハーフに。鹿島が押し込み始めてきたが、ゴールには至らない。さらに73分に2人目の交代、エヴェラウドに代わって上田が入る。さらに81分に土居に代わって松村が入り、和泉が2トップの一角にポジションをチェンジしている。
 積極的に攻め込んでいた鹿島だったが、90分に松村が一発退場。ドリブルでペナルティエリアに侵入し、ゴール前まで攻め込んだが、ランゲラックにボールを取られた後、遅れてスライディングタックルの形に。あぁこれはヤバいと思ったが、レッドカードは妥当。これでほぼ勝負ありの状況。

古巣対決、和泉

古巣対決、和泉

同じく古巣対決、相馬

同じく古巣対決、相馬

和泉のシュートは

和泉のシュートは

ポストに当たって、頭を抱える和泉

ポストに当たって、頭を抱える和泉

エヴェラウド

エヴェラウド

広瀬のサイド攻撃

広瀬のサイド攻撃

荒木が途中出場

荒木が途中出場

松村も途中出場

松村も途中出場

松村のタックルが遅れてしまい

松村のタックルが遅れてしまい

小競り合いとなる

小競り合いとなる

 結局ゴールを奪えず敗戦。守備に関してはお互い、動き出しは早いし、なかなかゴールを奪える状況ではなかった。ただ、マテウスのあのゴールは想定外だった。
 松村にはいい教訓にはなったと思う。退場はいただけないが、積極的に仕掛けた結果。誰も責めはしない。次は出場停止にはなってしまうが、今後出場機会があれば、汚名返上のプレーをみせてほしいと思う。
 問題は今後の戦い。ザーゴ監督になってのシーズン、そして移籍選手が多く加入して、まだチームとして出来上がっていない印象。チームの浮沈を握りそうなエヴェラウド、惜しいシーンがありながらも、もう少し戦術のフィットに時間を要するかも。
 やはりシーズン序盤は我慢だと思う。リーグ戦も今週末に始まり、いよいよシーズンが本格化していくが、いつ軌道に乗るか。次の試合に切り替えて、戦おう。
 ルヴァンカップに大会名が変わったが、やっぱりグループステージの現地観戦は、俺自身行ったらアカンね。これで通算6戦全敗・・・。カップ戦は水曜日に行われることが多いが、今季のグループステージの現地観戦はない。というか、来年以降どうしよう・・・。