観戦日記

試合データ

スコア情報

2018年8月11日
J1 第21節
豊田スタジアム
入場者数:43,579人

名古屋

  • 34分 ジョー
  • 51分 金井
  • 81分 金井
  • 90分+2 前田

4-2

1前半0
3後半2

鹿島

  • 50分 土居
  • 72分 鈴木(PK)

先発メンバー

名古屋

鹿島

GK 22ランゲラック
GK 21曽ヶ端 準
DF 6宮原 和也
DF 22西 大伍
DF 20中谷 進之介
DF 5チョン スンヒョン
DF 17丸山 祐市
DF 39犬飼 智也
DF 31金井 貢史
DF 32安西 幸輝
MF 25前田 直輝
MF 20三竿 健斗
MF 4小林 裕紀
MF 4レオ シルバ
MF 15エドゥアルド ネット
MF 25遠藤 康
MF 28玉田 圭司
MF 6永木 亮太
FW 7ジョー
FW 8土居 聖真
FW 10ガブリエル シャビエル
FW 9鈴木 優磨

選手交代

名古屋

鹿島

OUT ▼エドゥアルド ネット
OUT ▼遠藤 康
IN △八反田 康平
IN △安部 裕葵
OUT ▼玉田 圭司
OUT ▼永木 亮太
IN △相馬 勇紀
IN △山口 一真
OUT ▼土居 聖真
IN △名古 新太郎

試合後記

鹿島惨敗、詰めが甘くシュートは外れまくり

 夏季休暇が始まった。今年の夏季休暇は16日まで。17日も休めばよかったかな。これまでの猛暑は少し和らいでいるかも知れないが、今日も暑い。名古屋は今日も35度を超える猛暑日を予想している。まぁ、本来は?この時期が最も暑い時期。もう少し、この暑さ収まってくれないかなぁ。
 さて、今日は豊田スタジアムでの名古屋戦。帰省のピークのため、かなり早く車で出発。う~ん、やっぱり京滋バイパスの一部や、東名阪自動車道ではやっぱり渋滞してるね。ただ、大阪方面はかなり混んでいたが、名古屋方面は思ったより苦にはならなかった。刈谷PAに到着も12時前だった。かなり余裕。
 ゆっくり過ごして、鞍ヶ池PAにも停車。ここで勘八臨時駐車場の開始を待とう。14時利用開始予定だったが、早く到着しても問題ないかなと思い、13時半頃に駐車場に到着。到着するとすでに100台くらいあるねぇ。それに、それなりにシャトルバスの列も。早く到着してよかった。冷房の効いたシャトルバスの中で出発を待てたし、それに14時前に出発した。これは助かる。

勘八臨時駐車場

勘八臨時駐車場

シャトルバス

シャトルバス

 スタジアムに到着。うわぁ、暑い・・・。まずはビジター側の最後尾へ行ってから、グルメを満喫しよう。ビジター側最後尾に着いたが、俺の位置がちょうど日なた。暑いやん(泣)。とりあえず場所を確保しておいて、グルメブースへ行こう。
 さてと、どれにしようかなぁ。おっ、大阪のたこ焼きブースがあるねぇ。何人か並んでいるが、これにしよう。長居のセレッソバルでもたこポンを食べたが、ここもある。厳密には商品名は「ネギポン」だが、ネギポンを注文して長居と比較してみよう。あとは、富士宮焼きそばも買って、最後尾に戻ろう。
 おっ、戻ってきたら、俺の位置が日陰になった。助かったぁ。でも、吹いてくる風は少しぬるい。では早速、ネギポンを食べよう。なるほどぉ、ネギたくさんにポン酢を効かせた味、同じやね。でも美味しい。
 列整理の15時になるので、メインスタンド側はスタジアムに入場してから行こう。列整理で少しずつ前に進んでいるが、止まった位置が日なた・・・。俺の後ろにいた子供も「早くスタジアムに入りたい~」と。そらそうやわ、暑いし。大人でも堪えるくらい暑いし。

それなりに長い列

それなりに長い列

バックスタンド側のグルメブース

バックスタンド側のグルメブース

ネギポン

ネギポン

ジャンボやきとりの売店

ジャンボやきとりの売店

 15時30分開門になり、列が進んでいって、俺も入場。早速バックスタンド寄りの端っこを確保。豊田スタジアムでの鹿島戦は、これまでアウェイ自由席1Fは全て鹿島サポーターに割り当てられていたが、今日は全席チケット完売ということあるのか、半分に制限された。しかし、可動式の席が今回は設置された。
 さて、メインスタンド側のほうも行こう。めっちゃ暑い・・・。バックスタンド側と同様、ここもグルメブースが充実しているし、イベントも。でも暑いし、牛タン串を買って戻ろう(汗)。
 しばらくゆっくりして、試合開始を待とう。その前に今日はサポーターミーティングが開催。半分に制限されたアウェイエリアで。「ここから先、大事な試合しかない」「選手は暑い中やっている」「ピッチの選手に声を届けよう」と。短い時間ながら、サポーターには伝わったはず。
 試合前のイベントで今日は、グランパスサポーターのカップルが。試合公式球がプレゼントされたが、ボールに「(彼氏から彼女に)伝えたいことがある」といったメッセージが。その中で彼氏が「これからは家族として」と、婚約指輪とともにボールを彼女に。公開プロポーズ。彼女は「お願いします」と涙。これには鹿島サポも大拍手。末永くお幸せに。
 さて、先発を見てみよう。報道にもあった通り、来季鹿島入りする名古くんが今日はベンチ入りしている。出場があるかどうか。

メインスタンド側のグルメブース

メインスタンド側のグルメブース

サポーターミーティング

サポーターミーティング

名古屋サポーター

名古屋サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。対して名古屋も4-4-2の模様。名古屋は今夏に大補強。中谷、丸山、金井、エドゥアルド ネット、前田といった今夏に加入した選手が先発出場している。ジョーとガブリエル シャビエルの2トップのようだが、試合展開に応じて、前田を最前線に置くこともありえそう。
 前半30分くらいまでを見てみると、鹿島の選手の動きは決して悪くはなかった。中盤でボールを奪えているし、そこからの攻めは悪くない。お互い、奪った後のカウンターを狙っている。鹿島としては、名古屋のカウンターに気を付ければ勝てるのではないかと。
 前半26分に、ジョーが前線の起点になって、前田に渡って、その前田が強烈なシュートはポストを直撃したものの、前半33分に鹿島は失点してしまう。中盤で奪われ、名古屋のカウンター。ゴール前の混戦から、ジョーに決められ失点。やっぱりなぁ、何度かカウンターを食らっていたので、カウンターに気を付けるべきと思ったら。何だかわけのわからない踊り(ゴールフォーマンス)を何人かでやってるし。
 反撃したい鹿島、ボールポゼッションはできていると思うし、あとはフィニッシュ。何度かシュートを放つも、ゴールマウスを捉えられない。

鹿島のフォーメーション4-4-2

鹿島のフォーメーション4-4-2

警戒、ジョー

警戒、ジョー

先発は曽ヶ端

先発は曽ヶ端

左サイドから攻める安西

左サイドから攻める安西

 まずは同点に追いつきたい鹿島だったが、50分にその瞬間が訪れる。三竿が中盤でボールを奪うと、そこから鈴木、土居とつないでシュート。これがゴールマウスに吸い込まれ同点。本来やりたい形がやっと出た。
 しかし、直後に失点がおかんむり。名古屋の右から中央へ、そして左から走っていた金井が切り返してシュート、これが勝ち越しゴール。遠藤どうしたんやろか、走っていた金井に追いついたが、切り返した時にマークを緩めた。金井のゴールそのものは素晴らしいものだったが。
 反撃したい鹿島だが、先に交代は名古屋。エドゥアルド ネットに代わって八反田。その1分後に、遠藤から安部に交代。エドゥアルド ネットは負傷から復帰してきたから、この時間での交代は想定通りなんやろう。
 何とか追いつきたい鹿島、特に左サイドからの攻めが目立つが、クロスボールの精度がよくない。安西は華麗なドリブル突破はいいものがあるが、これまでもウォーミングアップを見てみると、クロスボールの精度があまりよくないように見える。そこが安西の課題か。
 そして、70分にようやく同点に追いつく。西がペナルティエリアに侵入し、金井との交錯で倒れる。これがPKの判定。西のシミュレーションを取られてもおかしくなさそうな場面だったように見えたが、幸運にもPK。今日の主審は、やや鹿島寄りの判定をしている。このPKも、金井のファウルを取ってPK。そのPKを優磨が、ランゲラックの動きをよく見て、落ち着いてゴールを決めて同点。
 今度こそは、鹿島が逆転ゴールを奪いたいところだが、交代はまたしても先に名古屋。玉田に代わって相馬が入る。そして、三度勝ち越しゴールを許す。シャビエル、ジョーと繋いで、前田がシュート、曽ヶ端がパンチングで防いだものの、そのこぼれ球を金井に押し込まれた。こぼれ球のところにうまいことスペースができてたね。いやぁ、安部がもう少し金井をマークしていないと。
 この直後にようやく2人目の交代の鹿島。永木に代わって山口、86分には、ついに名古くんが土居に代わって初出場。これを見る限り、交代は後手後手。そして、とどめは後半アディショナルタイムに、前田に決められ4失点目。この直後に、俺はスタジアムを後に。他の鹿島サポも帰り出す。

土居のシュート

土居のシュート

ゴールネットを揺らす!同点!

ゴールネットを揺らす!同点!

西が金井と交錯して、幸運なPK

西が金井と交錯して、幸運なPK

蹴るのは優磨

蹴るのは優磨

シュート!

シュート!

再び同点!

再び同点!

最多入場者数を記録

最多入場者数を記録

名古くんデビュー

名古くんデビュー

 2対4で惨敗。名古屋は3連勝となった。金井が2得点、前田が1得点。今夏に補強した選手たちが大活躍。今日は名古屋主催ゲームで、史上最高の43,579人を記録したこと、試合前、公開プロポーズをしたグランパスのカップルのために、勝利を届ける義務があったやろうから、最高のゲームになったんじゃないかな。
 これで8敗目。交代は後手後手になっているが、ケガ人もいて、攻撃陣はコマ不足。今夏加入したセルジーニョは、名古屋戦から出場可能だったが、今日はベンチ入りしていない。もう少しチームに溶け込んでからということやろう。今シーズンワーストの部類に入る試合、ジーコからお叱りを受けたら?
 アウェイ名古屋戦、これまでは偶数年の時は勝っているときが多かった。2004年の豊田スタジアム初勝利から、偶数年は5勝1分だった。それも途切れた。それだけ名古屋の調子が上がっていたということ。次に切り替えるしかない。それだけ。