観戦日記

試合データ

スコア情報

2018年4月21日
J1 第9節
等々力陸上競技場
入場者数:24,358人

川崎

  • 5分 OWN GOAL
  • 47分 エドゥアルド ネット
  • 65分 中村
  • 81分 大久保

4-1

1前半0
3後半1

鹿島

  • 64分 永木

先発メンバー

川崎

鹿島

GK 1チョン ソンリョン
GK 1クォン スンテ
DF 18エウシーニョ
DF 2内田 篤人
DF 3奈良 竜樹
DF 5植田 直通
DF 5谷口 彰悟
DF 3昌子 源
DF 7車屋 紳太郎
DF 23小田 逸稀
MF 21エドゥアルド ネット
MF 20三竿 健斗
MF 25守田 英正
MF 40小笠原 満男
MF 14中村 憲剛
MF 13中村 充孝
MF 41家長 昭博
MF 8土居 聖真
MF 8阿部 浩之
FW 9鈴木 優磨
FW 20知念 慶
FW 10金崎 夢生

選手交代

川崎

鹿島

OUT ▼知念 慶
OUT ▼小笠原 満男
IN △大久保 嘉人
IN △永木 亮太
OUT ▼家長 昭博
OUT ▼中村 充孝
IN △齋藤 学
IN △伊東 幸敏
OUT ▼中村 憲剛
OUT ▼内田 篤人
IN △武岡 優斗
IN △西 大伍

試合後記

鹿島大敗、苦しいチーム状況の典型的な内容に

 4月の現地観戦はどれにしようかと思っていた。アウェイ湘南戦、ホーム名古屋戦、アウェイ川崎戦、アウェイ横浜FM戦、行きたいなぁというカードが結構あった。でも、金銭的に2試合以上行くのはどうかと思い、今回は川崎戦を選択。昨年の悔しい思い、もう二度としたくない、そういった思いもあったので。
 今回もジェイアール東海ツアーズのツアー「日帰り1day横浜スペシャル」を利用。京都→横浜市内までの新幹線往復、1,000円分のクーポン券付きで18,400円。乗り遅れの際の自由席利用はできず、決められた新幹線に乗ること、途中下車ができないという条件だが、今回の現地観戦にはピッタリ。
 朝早い新幹線のため、午前中くらいは観光に出かける時間はある。なので、三渓園でも行こう。根岸駅から路線バスに乗って、そこから歩いて三渓園へ。9時半頃に到着したが、観光客はまばら。まぁ、この時間やからね。早速入ろう。うわぁ、何だか落ち着くわ。気温上昇で結構暑いけど、日陰になると涼しい。グルッと一周してみよう。おっと、2匹の白いネコが。逃げないね、撫でても気持ちよさそうやし、俺の足元で体をスリスリと。なかなか人懐っこい。いいね。
 さくらそう展が4月19日から25日までやっているそうで、行ってみよう。いっぱい並んでいて綺麗。他にもツツジの花がたくさん咲いていて、なかなかの場所やね。一周したが、入口付近にもネコが。三渓園のネコはあまり逃げないね。ネコものんびり(笑)。

三渓園の様子

三渓園の様子

旧燈明寺三重塔だそうで

旧燈明寺三重塔だそうで

臨春閣だそうで

臨春閣だそうで

ネコが寄ってきた

ネコが寄ってきた

さくらそう

さくらそう

ネコものんびり

ネコものんびり

 さてと、ゆっくりしたところで、等々力へ行こう。等々力へ行くのは今日で6回目。これまでは全てゴール裏で観戦してたが、2015年にメインスタンドが新しくなったので、今回は初めてメインスタンドで観戦。2週間前のチケット一般販売で、早速ビジター指定席をゲットした。
 ビジター指定席なので、長蛇の列に並ぶ必要がないし、到着してからフロンパークでスタジアムグルメ。今日は陸前高田市との共催で「~陸前高田ランド春~」が開催。陸前高田市の食材や土産などで賑わっている。事前にチェックしていた蒸し牡蠣と牡蠣のお吸い物を早速注文。最高!
 あとは何を食べようか。以前と品ぞろえはあまり変わっていないが、以前は串カツを食べたし、川崎ちゃんこも食べたし、カレーにしよう。中辛のカレーだが、ココイチの普通の辛さよりかは多少甘めか。でもおいしい。

陸前高田ランド春のイベント会場

陸前高田ランド春のイベント会場

蒸し牡蠣と牡蠣のお吸い物

蒸し牡蠣と牡蠣のお吸い物

牡蠣を調理中

牡蠣を調理中

三陸ラーメンのブース

三陸ラーメンのブース

たかたのゆめちゃんグッズ

たかたのゆめちゃんグッズ

グッズの数々

グッズの数々

 フロンパークで楽しんだあとは、スタジアムに入ろう。その前に、ゴール裏の鹿島サポーターたちはどんだけ集まっているか、それを見てから。やっぱり多いねぇ。今日は絶対に勝ちましょう。
 ビジター指定席なので、入場ゲートはメインスタンドB入口から。入場してみると、やっぱり綺麗やね。チケットチェックのため、上層へは行くことはできないが、下層の雰囲気をと。陸上トラックがあるから、ピッチとの距離はあるが、座席はフロンターレのサックスブルー。足元も広めにとってあって、ゆっくりできる。
 今日は前座試合ということで、川崎フロンターレU-13vs鹿島アントラーズジュニアユースの試合が15分ハーフである。これを見ておこう。前半に鹿島ジュニアユースが得点。後半も立て続けに3得点。4対0の圧勝!将来、ここからトップチームへ昇格する選手が出てきたらいいね。ジュニアユースは圧勝、トップチームも圧勝といきたいところ。
 試合開始50分ほど前に、7年間川崎に所属し、昨シーズン限りで横浜FCと契約満了し、今年に入って現役引退を表明した、小宮山尊信氏が登場。セレモニーを用意してくれて「泣きそうです」と。現役生活での感謝を述べていた。奥様からの花束贈呈、サポーターへの挨拶。本当にお疲れ様でした。

ゴール裏サポーターの待機列

ゴール裏サポーターの待機列

パーマン

パーマン

得点!喜ぶ鹿島ジュニアユース

得点!喜ぶ鹿島ジュニアユース

終わってみれば4対0

終わってみれば4対0

ゴール裏への挨拶

ゴール裏への挨拶

小宮山尊信氏が登場

小宮山尊信氏が登場

川崎サポーター

川崎サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 鹿島はいつものように4-4-2。名古屋戦と同じメンバーで臨んできた。川崎は4-2-3-1。1トップには知念。殆どの選手は中6日空いている。小林と大島が欠場しているが、コンディションという点でも、問題ないと思う。鹿島も中6日空いた選手はいるものの、怪我人の多さは変わらない。
 今日は苦しんでいるチームの典型的な負け方。5分に早速、オウンゴールで失点してしまう。4月だけで3度目のオウンゴール。湘南戦、FC東京戦、そして今日。確かに、オウンゴールはたまにはあるが、オウンゴールが多すぎる。しかも、湘南戦と同様に立ち上がりの失点。
 今日は審判のジャッジに一貫性がない。相手に当たったボールがゴールラインを割ったプレーが川崎のCK。相手に当たってラインを割ったら、川崎のスローイン。金崎の果敢な突破を、背後からホールディングされ倒されるシーン、これがイエローカードが出ない。小笠原が相手に足を刈られて倒されたシーンも、イエローカードが出ない。イエローカードが出てもおかしくない場面や、どっちのCK、スローインの判定もめちゃくちゃ。
 それと、前半29分頃、優磨のペナルティエリアからの突破、カバーに戻ってきた家長との交錯でゴールラインを割った。ここで小競り合いが起こる。確かに優磨が家長を倒したが、それを見て奈良が優磨の胸倉を掴む。その後家長も、主審が見ている前で優磨に体当たり。家長のイエローカードは当然だが、奈良にイエローはなぜ出ない?おかしいやろ。奈良のほうが悪質。
 後半も立ち上がりの失点。エドゥアルド ネットにゴールを許してしまう。ここは小田の若さ。役者の違いを見せつけられてしまったかな。うまく切り返されたね。ただ、前半も後半も、いずれも立ち上がりの失点にはおかんむり。
 鹿島の反撃の1点はFKから。ペナルティエリア手前からのFKなら、永木であれば決められそう。そう期待をして蹴ったボールは、コースが変わってゴールマウスへ。反撃の1点に「さぁこれから!」と。
 と思ったら直後に失点。小田の不用意なバックパスを狙っていた中村憲剛が奪い、そのままゴール。ベテラン憲剛に、まだ2年目の小田、経験の差ということか。一気に反撃ムードがしぼんでしまった。
 今日はこの3点目で勝負が決した。前半でイエローカード1枚もらっていた昌子が、途中出場の大久保を倒してしまい、2枚目のイエローカードで退場。この展開に、これは「4失点目あるな」と悪い予感がしていたが、その通り。とどめの4点目を大久保に決められてしまう。後半は終始、鹿島が押し込むも、ゴールを割ることができない。これでは勝てない。

先発出場の小田

先発出場の小田

内田が右サイドでボールキープ

内田が右サイドでボールキープ

昌子と知念との競り合い

昌子と知念との競り合い

優磨のプレーを巡って小競り合い

優磨のプレーを巡って小競り合い

FK、キッカーは永木

FK、キッカーは永木

永木が蹴ったボールは、コースが変わり

永木が蹴ったボールは、コースが変わり

反撃の1点

反撃の1点

喜ぶことなく、すぐに戻る選手

喜ぶことなく、すぐに戻る選手

途中出場の西

途中出場の西

伊東の右サイドからの攻め

伊東の右サイドからの攻め

終わってみれば1対4

終わってみれば1対4

サポーターへの挨拶

サポーターへの挨拶

 1対4で大敗。ジュニアユースは大勝したのに、トップチームは大敗かい!立ち上がりの失点、反撃ムードに水を差す失点、退場者が出て、とどめの失点を食らう。苦しいチームというのは、こういう状態のことを言うのか。あとは、審判のジャッジがめちゃくちゃで、試合終了後、審判がピッチを後にした時、川崎サポーターからブーイング。川崎も一貫性のないジャッジに怒号が飛んだことがあったが、大勝したチームのサポーターから大ブーイングってあり得ない。
 今日は小田にはいい教訓になったと思う。随所にいいプレーは見られたし、これからを期待したいが、今日の反省を次に生かしてほしい。
 これだけの大敗で、サポーターへの挨拶に行った選手たちにチームコールで激励。サポーターも苦しいチーム事情がわかっているし、鹿島に携わる人たちはみんな苦しい。次に切り替えるしかないのだが、間もなく安西と遠藤が復帰しそう。まだまだ連戦が続くし、この2人が復帰となると心強い。次節の神戸戦は水曜日、すぐにやってくる。今は苦しい時期であって、我慢するしかない。でも、内容より結果がほしい。次こそは。