観戦日記
川崎
4-1
鹿島
川崎 |
鹿島 |
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GK 1チョン ソンリョン |
GK 1クォン スンテ |
DF 18エウシーニョ |
DF 2内田 篤人 |
DF 3奈良 竜樹 |
DF 5植田 直通 |
DF 5谷口 彰悟 |
DF 3昌子 源 |
DF 7車屋 紳太郎 |
DF 23小田 逸稀 |
MF 21エドゥアルド ネット |
MF 20三竿 健斗 |
MF 25守田 英正 |
MF 40小笠原 満男 |
MF 14中村 憲剛 |
MF 13中村 充孝 |
MF 41家長 昭博 |
MF 8土居 聖真 |
MF 8阿部 浩之 |
FW 9鈴木 優磨 |
FW 20知念 慶 |
FW 10金崎 夢生 |
川崎 |
鹿島 |
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OUT ▼知念 慶 |
OUT ▼小笠原 満男 |
IN △大久保 嘉人 |
IN △永木 亮太 |
OUT ▼家長 昭博 |
OUT ▼中村 充孝 |
IN △齋藤 学 |
IN △伊東 幸敏 |
OUT ▼中村 憲剛 |
OUT ▼内田 篤人 |
IN △武岡 優斗 |
IN △西 大伍 |
4月の現地観戦はどれにしようかと思っていた。アウェイ湘南戦、ホーム名古屋戦、アウェイ川崎戦、アウェイ横浜FM戦、行きたいなぁというカードが結構あった。でも、金銭的に2試合以上行くのはどうかと思い、今回は川崎戦を選択。昨年の悔しい思い、もう二度としたくない、そういった思いもあったので。
今回もジェイアール東海ツアーズのツアー「日帰り1day横浜スペシャル」を利用。京都→横浜市内までの新幹線往復、1,000円分のクーポン券付きで18,400円。乗り遅れの際の自由席利用はできず、決められた新幹線に乗ること、途中下車ができないという条件だが、今回の現地観戦にはピッタリ。
朝早い新幹線のため、午前中くらいは観光に出かける時間はある。なので、三渓園でも行こう。根岸駅から路線バスに乗って、そこから歩いて三渓園へ。9時半頃に到着したが、観光客はまばら。まぁ、この時間やからね。早速入ろう。うわぁ、何だか落ち着くわ。気温上昇で結構暑いけど、日陰になると涼しい。グルッと一周してみよう。おっと、2匹の白いネコが。逃げないね、撫でても気持ちよさそうやし、俺の足元で体をスリスリと。なかなか人懐っこい。いいね。
さくらそう展が4月19日から25日までやっているそうで、行ってみよう。いっぱい並んでいて綺麗。他にもツツジの花がたくさん咲いていて、なかなかの場所やね。一周したが、入口付近にもネコが。三渓園のネコはあまり逃げないね。ネコものんびり(笑)。
三渓園の様子
旧燈明寺三重塔だそうで
臨春閣だそうで
ネコが寄ってきた
さくらそう
ネコものんびり
さてと、ゆっくりしたところで、等々力へ行こう。等々力へ行くのは今日で6回目。これまでは全てゴール裏で観戦してたが、2015年にメインスタンドが新しくなったので、今回は初めてメインスタンドで観戦。2週間前のチケット一般販売で、早速ビジター指定席をゲットした。
ビジター指定席なので、長蛇の列に並ぶ必要がないし、到着してからフロンパークでスタジアムグルメ。今日は陸前高田市との共催で「~陸前高田ランド春~」が開催。陸前高田市の食材や土産などで賑わっている。事前にチェックしていた蒸し牡蠣と牡蠣のお吸い物を早速注文。最高!
あとは何を食べようか。以前と品ぞろえはあまり変わっていないが、以前は串カツを食べたし、川崎ちゃんこも食べたし、カレーにしよう。中辛のカレーだが、ココイチの普通の辛さよりかは多少甘めか。でもおいしい。
陸前高田ランド春のイベント会場
蒸し牡蠣と牡蠣のお吸い物
牡蠣を調理中
三陸ラーメンのブース
たかたのゆめちゃんグッズ
グッズの数々
フロンパークで楽しんだあとは、スタジアムに入ろう。その前に、ゴール裏の鹿島サポーターたちはどんだけ集まっているか、それを見てから。やっぱり多いねぇ。今日は絶対に勝ちましょう。
ビジター指定席なので、入場ゲートはメインスタンドB入口から。入場してみると、やっぱり綺麗やね。チケットチェックのため、上層へは行くことはできないが、下層の雰囲気をと。陸上トラックがあるから、ピッチとの距離はあるが、座席はフロンターレのサックスブルー。足元も広めにとってあって、ゆっくりできる。
今日は前座試合ということで、川崎フロンターレU-13vs鹿島アントラーズジュニアユースの試合が15分ハーフである。これを見ておこう。前半に鹿島ジュニアユースが得点。後半も立て続けに3得点。4対0の圧勝!将来、ここからトップチームへ昇格する選手が出てきたらいいね。ジュニアユースは圧勝、トップチームも圧勝といきたいところ。
試合開始50分ほど前に、7年間川崎に所属し、昨シーズン限りで横浜FCと契約満了し、今年に入って現役引退を表明した、小宮山尊信氏が登場。セレモニーを用意してくれて「泣きそうです」と。現役生活での感謝を述べていた。奥様からの花束贈呈、サポーターへの挨拶。本当にお疲れ様でした。
ゴール裏サポーターの待機列
パーマン
得点!喜ぶ鹿島ジュニアユース
終わってみれば4対0
ゴール裏への挨拶
小宮山尊信氏が登場
川崎サポーター
鹿島サポーター
鹿島はいつものように4-4-2。名古屋戦と同じメンバーで臨んできた。川崎は4-2-3-1。1トップには知念。殆どの選手は中6日空いている。小林と大島が欠場しているが、コンディションという点でも、問題ないと思う。鹿島も中6日空いた選手はいるものの、怪我人の多さは変わらない。
今日は苦しんでいるチームの典型的な負け方。5分に早速、オウンゴールで失点してしまう。4月だけで3度目のオウンゴール。湘南戦、FC東京戦、そして今日。確かに、オウンゴールはたまにはあるが、オウンゴールが多すぎる。しかも、湘南戦と同様に立ち上がりの失点。
今日は審判のジャッジに一貫性がない。相手に当たったボールがゴールラインを割ったプレーが川崎のCK。相手に当たってラインを割ったら、川崎のスローイン。金崎の果敢な突破を、背後からホールディングされ倒されるシーン、これがイエローカードが出ない。小笠原が相手に足を刈られて倒されたシーンも、イエローカードが出ない。イエローカードが出てもおかしくない場面や、どっちのCK、スローインの判定もめちゃくちゃ。
それと、前半29分頃、優磨のペナルティエリアからの突破、カバーに戻ってきた家長との交錯でゴールラインを割った。ここで小競り合いが起こる。確かに優磨が家長を倒したが、それを見て奈良が優磨の胸倉を掴む。その後家長も、主審が見ている前で優磨に体当たり。家長のイエローカードは当然だが、奈良にイエローはなぜ出ない?おかしいやろ。奈良のほうが悪質。
後半も立ち上がりの失点。エドゥアルド ネットにゴールを許してしまう。ここは小田の若さ。役者の違いを見せつけられてしまったかな。うまく切り返されたね。ただ、前半も後半も、いずれも立ち上がりの失点にはおかんむり。
鹿島の反撃の1点はFKから。ペナルティエリア手前からのFKなら、永木であれば決められそう。そう期待をして蹴ったボールは、コースが変わってゴールマウスへ。反撃の1点に「さぁこれから!」と。
と思ったら直後に失点。小田の不用意なバックパスを狙っていた中村憲剛が奪い、そのままゴール。ベテラン憲剛に、まだ2年目の小田、経験の差ということか。一気に反撃ムードがしぼんでしまった。
今日はこの3点目で勝負が決した。前半でイエローカード1枚もらっていた昌子が、途中出場の大久保を倒してしまい、2枚目のイエローカードで退場。この展開に、これは「4失点目あるな」と悪い予感がしていたが、その通り。とどめの4点目を大久保に決められてしまう。後半は終始、鹿島が押し込むも、ゴールを割ることができない。これでは勝てない。
先発出場の小田
内田が右サイドでボールキープ
昌子と知念との競り合い
優磨のプレーを巡って小競り合い
FK、キッカーは永木
永木が蹴ったボールは、コースが変わり
反撃の1点
喜ぶことなく、すぐに戻る選手
途中出場の西
伊東の右サイドからの攻め
終わってみれば1対4
サポーターへの挨拶
1対4で大敗。ジュニアユースは大勝したのに、トップチームは大敗かい!立ち上がりの失点、反撃ムードに水を差す失点、退場者が出て、とどめの失点を食らう。苦しいチームというのは、こういう状態のことを言うのか。あとは、審判のジャッジがめちゃくちゃで、試合終了後、審判がピッチを後にした時、川崎サポーターからブーイング。川崎も一貫性のないジャッジに怒号が飛んだことがあったが、大勝したチームのサポーターから大ブーイングってあり得ない。
今日は小田にはいい教訓になったと思う。随所にいいプレーは見られたし、これからを期待したいが、今日の反省を次に生かしてほしい。
これだけの大敗で、サポーターへの挨拶に行った選手たちにチームコールで激励。サポーターも苦しいチーム事情がわかっているし、鹿島に携わる人たちはみんな苦しい。次に切り替えるしかないのだが、間もなく安西と遠藤が復帰しそう。まだまだ連戦が続くし、この2人が復帰となると心強い。次節の神戸戦は水曜日、すぐにやってくる。今は苦しい時期であって、我慢するしかない。でも、内容より結果がほしい。次こそは。