観戦日記
鹿島
0-0
柏
鹿島 |
柏 |
---|---|
GK 21曽ヶ端 準 |
GK 23中村 航輔 |
DF 22西 大伍 |
DF 13小池 龍太 |
DF 5植田 直通 |
DF 2鎌田 次郎 |
DF 3昌子 源 |
DF 5中山 雄太 |
DF 16山本 脩斗 |
DF 22輪湖 直樹 |
MF 20三竿 健斗 |
MF 7大谷 秀和 |
MF 4レオ シルバ |
MF 28栗澤 僚一 |
MF 25遠藤 康 |
MF 19中川 寛斗 |
MF 11レアンドロ |
FW 14伊東 純也 |
FW 33金崎 夢生 |
FW 9クリスティアーノ |
FW 8土居 聖真 |
FW 11ディエゴ オリヴェイラ |
鹿島 |
柏 |
---|---|
OUT ▼土居 聖真 |
OUT ▼中川 寛斗 |
IN △ペドロ ジュニオール |
IN △武富 孝介 |
OUT ▼遠藤 康 |
OUT ▼栗澤 僚一 |
IN △伊東 幸敏 |
IN △細貝 萌 |
今季ホーム最終戦が優勝が懸かった試合に。優勝が懸からなくてもこの試合は行く予定にしていたが、何としても優勝するところを見たい。この一週間は、この思いだけやった。特に昨年、チャンピオンシップ決勝第2戦のチケットが取れず、テレビ観戦していたし、今年こそは見たい。
チケットを入手してから、アクセスをどうするかを考えていた。出来れば家事手伝いをしたいということもあって、夜行バスを選択することに。夜行バスに乗るのは、2004年天皇杯川崎戦以来13年ぶり。土曜日は朝8時くらいに起床し、あまり寝すぎないようにして、そして夜、乗り物酔いの薬を何とか睡眠薬扱い?にして、ぐっすり寝られたらと。
さぁ、いよいよ夜行バスに乗車。23時京都発のグランドリーム10号。座席を深く倒して、睡眠。やっぱり最初はなかなか眠れなかった。休憩2か所や、三ケ日IC付近での乗務員交代時も眠れていなかった。でも、意外と眠れていた時間帯もあった。東京駅日本橋口には定刻より早い6時半過ぎに到着。
ここでスタジアムへ行く高速バス(かしま号)にするか、電車を乗り継ぐか。バス乗り場へ行くと、7時前やのに長蛇の列。やっぱりなぁ。これは1時間以上待つなぁと。よし、電車で行こう。乗り継いで鹿島神宮駅に到着し、ピストンバスに。10時過ぎにスタジアムに到着。意外と渋滞してなかったね。
今日のチケットはウエストゾーン。カテゴリー1やエグゼクティブシートなどの指定席が取れず。優勝した時、表彰式を正面で見たいから、ウエストゾーンにするしかなかった。ぴあの当選確率アップ権利を使えばよかった。俺自身、メインスタンドでの自由席(厳密にはゾーン指定だが)って、これまで勝利していない不吉なデータがある・・・。長居のカテゴリー3、金鳥スタのメインミックス、万博のSM席とか。
4階層での観戦って久々やね。ゾーン指定じゃなかった時の2005年以来かな。遠いけど、眺めは良い。席のほうは余裕で確保できたので、あとはスタジアムグルメと、コンコースを一周するかぁ。やっぱりもつ煮は美味しい。ポケモンGOは今、グローバルチャレンジ企画ということで、全世界で30億匹捕まえたら、本来日本に生息しないガルーラが出現する。それが今日達成して、早速カシマスタジアムにもガルーラが2匹現れた。早速ゲットする。よし!
コンコースどこ行っても大混雑。特にスタグルの行列がすごい。おそらく、この混雑からか、サポーターミーティングは開催されそうにない。なのでもう戻ろう。
今日の先発、浦和戦と同じメンバーが11人。レオとレアンドロは鹿島で初タイトルに挑戦。健斗は昨年経験しているとは言え、レギュラーではなかった。今回はレギュラーとして初めてタイトルに挑戦する。対して柏は、報道があった通り、出場停止のキム ボギョンの代わりに栗澤、そして武富がベンチ入りしている。
ホーム最終戦、優勝が懸かる一戦、コレオグラフィがあるのかもと思ったが、いつものようにビッグフラッグで。しかし、一部ねじれているよぉ。なかなか直せない。結局一部ねじれたまま。演出ちょっと失敗。
新日鐵住金ゲート
鹿島灘
南側コンコースは混雑
選手バス到着
柏サポーター
鹿島サポーター
鹿島はいつものように4-4-2。柏は4-2-3-1か。中川がトップ下で、ディエゴ オリヴェイラがトップの位置に。クリスティアーノは左サイドにいる。
序盤から互いに激しいボディコンタクトの応酬。鹿島は右サイドからの攻め、柏は左サイドからディエゴ オリヴェイラのスピードに乗ったドリブル。直後の柏のCKでは、クリスティアーノの低いクロスが入ってきて、合わせられたら失点シーンも合わせられず、ヒヤッとさせられた。
18分に左サイドから山本がグラウンダーのボールを、遠藤が合わせるもののバーを大きく越えた。その後も、サイド攻撃を中心に攻めていくが、柏の激しいプレスに阻まれている。互いに守備のリスクマネジメントはできていると思う。前線からの激しい守備は、鹿島も柏も随所にみられる。
前半の最も惜しいシーンが29分、レアンドロが左からループ気味にシュート。これは惜しくも中村航輔に防がれた。これは・・・。その後のCKも決められなかった。
やっぱり伊東純也のスピードは脅威やね。あわや決定的なシーンを何度か作られている。まぁ、これが柏の攻撃のバリエーションのひとつだが。ただ、何とかぎりぎりで失点は防いでいる。
前半はCKが互い多かったが、シュートは殆ど打てなかった。それだけ、集中した守備、互いに守備の時には4-4-2のラインを形成して、どのコースが来ても対応できるように集中していた。
埋まったバックスタンド
警戒、クリスティアーノ
夢生と聖真の2トップ
もう一人の警戒、伊東純也
レアンドロのシュートは
中村航輔のファインセーブに阻まれる
今日も先発、三竿健斗
ラインをしっかり作って対応、柏の守備
後半開始時、選手交代は互いにない。これだけ互いに守備に集中していて、ひとつのミスが命取りになるのではないかと思う。まずは守備をしっかり整えよう。
60分過ぎから、鹿島はレオ シルバのシュート。遠藤のダイレクトボレー、ことごとく中村航輔が防ぐ。そしてCK、レオ シルバからのボールを昌子がヘディングで合わせるが、バーに当たってしまった。中村航輔が防げないコースだっただけに。あぁ。62分にも土居のシュートは中村航輔の正面。
64分と66分にはレアンドロがシュート2本。64分のミドルは少し柏のDFに当たってコースが少し変わったように見えたが決まらず。66分は巧みなフェイントや個人技で、シュートまでもっていくが、またもや中村航輔に防がれる。どんだけ運がないんやろう。今日はCKが多く、チャンス時の「オイ!オイ!アントラーズ!」のチャントの声が凄まじい。サポーターもすごく必死さが伝わってくる。
柏は66分に中川に代わって武富の選手交代があったが、鹿島の1人目の交代は77分。土居に代わってペドロ ジュニオール。天皇杯準々決勝以来、ケガで出場できなかったが、練習試合での2得点、何とか点を。
そして84分、遠藤に代わって伊東幸敏が入る。これでいつものように、伊東幸敏が右サイドバックに入り、西が右サイドハーフに上がる。右サイドからの鋭いクロスボールで、決定的なシーンを作ってほしい。
しかし、点が入らないまま時間が過ぎていく。点が入るのを信じて。89分、西がいい位置でファウルを貰い、ペナルティエリア外からやや右寄り。所謂「ヤスゾーン」の位置だが、遠藤はもういない。キッカーはレオシルバだが、壁に当たった。あとで録画を見ると、ハンドっぽい。
アディショナルタイムに入った。3分の間に鹿島の劇的なゴールが入るのではないかと信じていた。それしかイメージできない。その祈りが届かず、試合終了。
レオ シルバのシュートは
中村航輔に防がれた
遠藤のシュートも
中村に防がれた
昌子のヘディングは
バーに嫌われる
レアンドロのシュートも
またもや中村に防がれた
ペドロが途中出場
伊東幸敏が途中出場
試合終了の瞬間、シーンと静まりかえった。俺も呆然。悔しいスコアレスドロー。勝ち点1積み上げるにとどまった。中村航輔を筆頭に、柏の集中した守備を崩せなかった。
ホーム最終戦を表彰式で終えたかったが、ホーム最終戦セレモニーに。まずは選手会長の昌子、感謝とともに「今日の試合、誰も満足していない」「ホームで決めたかった」と。そして「必ずアウェイで勝つ」「優勝しましょう」と力強く語ってくれた。
そして剛さんも感謝とともに「この試合で決めたかった」と。そして「磐田に絶対に勝ちます」「最後まで応援よろしくお願いします」と、声を枯らしながらも力強く語ってくれた。
俺も運がない。今年カシマスタジアムの現地観戦は2回目だが、石井さんが監督の時、今年のホームカシマは2勝5敗。その2勝のうち1勝を見ているが、剛さんが監督就任後、ホームでは9戦全勝。しかし、今日引き分け。運を使い果たしたのか・・・。
この勝ち点1、重要の意味を持つかどうか。優勝を決めることはできなかったが、川崎は浦和に引き分け以下で、鹿島の優勝が決まる。つまり、勝利することだけが最終節に持ち越す条件になる。しかし、これまでも周りが言っているように、川崎が残り全部勝つ前提で考えるべきだと思う。
俺自身、磐田戦のチケットが取れず、今シーズンの現地観戦は事実上最後になったので、現地観戦の鹿島サポーターの方々、託します。俺は京都から応援します。絶対に優勝しましょう。
試合終了
ホーム最終戦セレモニー
整列する選手たち
昌子から挨拶
大岩監督からの挨拶
場内一周へ