観戦日記
鹿島
2-1
鳥栖
鹿島 |
鳥栖 |
---|---|
GK 1クォン スンテ |
GK 33権田 修一 |
DF 22西 大伍 |
DF 8藤田 優人 |
DF 5植田 直通 |
DF 5キム ミンヒョク |
DF 3昌子 源 |
DF 29谷口 博之 |
DF 16山本 脩斗 |
DF 23吉田 豊 |
MF 6永木 亮太 |
MF 4原川 力 |
MF 4レオ シルバ |
MF 20小川 佳純 |
MF 25遠藤 康 |
MF 6福田 晃斗 |
MF 8土居 聖真 |
MF 7鎌田 大地 |
FW 7ペドロ ジュニオール |
FW 40小野 裕二 |
FW 33金崎 夢生 |
FW 11豊田 陽平 |
鹿島 |
鳥栖 |
---|---|
OUT ▼遠藤 康 |
OUT ▼小川 佳純 |
IN △レアンドロ |
IN △高橋 義希 |
OUT ▼金崎 夢生 |
OUT ▼鎌田 大地 |
IN △三竿 健斗 |
IN △趙 東建 |
OUT ▼土居 聖真 |
OUT ▼小野 裕二 |
IN △鈴木 優磨 |
IN △ビクトル イバルボ |
今季カシマ初観戦。今年のゴールデンウィークは9連休。日曜日の試合だが、翌日以降は休みなので、この試合を選択することに。
朝7時に家を出て東京へ向かう。そして八重洲南口のバスターミナルに着いた。それほど長い行列にはなっていない。10時過ぎに東京に着いて、10時30分の臨時バスに乗れた。チケットの売り上げがいまいち伸びず、2万人は厳しいと言われている。昌子曰く「来なかった人が悔しがるような試合をしたい」と。ホームでは1勝3敗、今度こそという思いは強い。
スタジアムに到着したのが12時30分過ぎ。いい天気だが、海風の影響からか風が強い。でぇ、今年からカシマスタジアムは、ホームとアウェイが入れ替わった。そして今日、俺自身は今季カシマ初観戦なので、どんな雰囲気になるのか。なるほど、南側はもう鹿島サポーターの開門待ちの行列でいっぱいやね。北側で慣れたからか、ちょっと慣れないね。ただ、改修前(2000年まで)のカシマスタジアムでは、南側がホームだったから、以前の形になったが、俺自身が本格的に現地観戦を始めたのが2003年2ndステージ途中からなので、南側が以前ホームであったという印象はない。
富士山(新幹線から)
南側、先行入場開始
さぁ、開門なので、俺も入場しよう。売店が空いているうちに、早速食事にしよう。鹿島食肉事業協同組合のもつ煮にしようかと思ったら、しらす丼がある売店を見つけた。これにしよう。しらす丼ともつ煮を注文。やっぱりもつ煮やわ。しらす丼もおいしい。
満足したところで、スタジアム散策とミュージアムにも行こう。ホームとアウェイが入れ替えになって、やっぱりちょっと違和感がある。これまでホームだったコンコースは、規制によって通行できない。
ミュージアムへ行こう。今日の目的は主に優勝シャーレを見ること。おっ、あったあった、優勝シャーレが。今年もこのシャーレを掲げるシーンを見たい。去年はチケット取れへんかったから尚更。
南側コンコースでは、IN FIGHTの人たちが、ビッグフラッグの準備をしていた。そうかぁ、こういった準備も南側なんやね。約1時間前になったので、ミーティングはあるのかどうかを待っていたが、今日は行われないようなので、席に戻ろう。
試合開始約45分前に今日は、アントラーズ・ホームタウン協議会設立10周年記念セレモニーが行われた。鹿嶋市、神栖市、行方市、鉾田市、潮来市の5市の市長がピッチに。代表して鹿嶋市長が挨拶するところで、両チームのGKが登場・・・。スンテコールや曽ヶ端コール、鳥栖も権田や赤星のコール・・・。何とも間が悪い・・・。これはもう少し早くセレモニーを実施するべきやったかな。
では先発を見てみよう。今日はACL蔚山現代戦と同じメンバーで臨んできた。快勝したので、そのいい流れで臨みたいというのがあるんやろう。対して鳥栖、青木がメンバー外になっていた。鹿島サポーターからするとブーイングを楽しみにしていたんで(笑)。
選手バス到着
優勝シャーレ
北側コンコースは規制されている
南側コンコース
鳥栖サポーター
鹿島サポーター
鹿島はいつものように4-4-2。鳥栖は4-3-2-1か。4バックに中盤を3枚にする布陣はこれまで通り。トップに豊田、シャドーに鎌田と小野か。
前半から鹿島がボールを支配して、鳥栖を攻めている。ボランチは永木とレオ。柴崎がいない中、この2人が軸となってほしい中盤。今日も持ち前のボール奪取を発揮している。そして植田、今日は豊田とのマッチアップが多くなるはず。今日も持ち前の高さを発揮している。いやぁ、高いねぇ。
19分に鹿島は惜しいシーン。遠藤がボールキープし、永木へパス、その永木が豪快なミドルシュートを放つ。そのボールは相手DFに当たり、金崎のもとへ、金崎がシュートを放ちゴールネットを揺らしたが、金崎はオフサイドポジション。
しかし、不運な形で失点してしまう。鎌田と並走していた昌子が、ペナルティエリアに入ったところでハンド。思わず「あっ」っと。昌子もおそらく「しまったぁ」と心の中で思ったことやろう。PKを豊田が豪快に決め、鳥栖が先制。PKを決めた豊田はいつものように飛行機パフォーマンス。
同点に追いつきたい鹿島、25分に左サイドからのボールをペドロがシュートを放ったが、バーを越えた。その3分後に鹿島は同点に追いつく。ペナルティエリアをドリブルで果敢に攻めた土居を藤田が倒してしまいPK。その前のシーンであったり、このシーンであったり、聖真の動きはいい。近年はトップ下や、2トップの一角が多かったが、今シーズンは左サイドハーフでのプレーが多い。そしてPKは金崎、権田にコースを読まれたが届かず、ゴール隅に流し込んだ。これで同点。
そして41分に鹿島は逆転する。遠藤からのCKを、昌子がヘディングシュート。これが決まり逆転に成功する。ハンドで痛恨のPKを与えてしまい失点しただけに、自らの得点で挽回した。忘れていたが、ホーム通算800得点のメモリアルゴールに。今日はカテゴリー1で観戦。しかしまぁ、試合中なのに移動する人多いね。昌子のヘディングの瞬間を動画で撮影していたのに、そのシーンだけが通行する人で隠れてしまった・・・。撮影しているんやから配慮してくれよぉ。
レオシルバと永木の中盤
警戒するのはもちろん、豊田陽平
豊田に負けない高さ、植田
土居が倒されPK
金崎、権田にコースは読まれるものの
しっかり決めて同点!
昌子のゴールで逆転!
今日も献身的に動く金崎
後半は両チームとも選手交代はなし。まだ1点差、もっと点を取って楽な展開にしたい。後半も早速鹿島はチャンス、レオ シルバの縦パスに土居が反応、角度のないところからシュートを放ったが、バーに当たってしまった。ただ、攻撃そのものはよかった。
鹿島がポゼッションでは圧倒していた感があったが、鳥栖の選手交代あたりから鳥栖がボールを支配する時間帯が増え始める。52分に小川に代わって高橋が入る。高橋と言えば「ミスター・サガン」の選手。3年前のJ1最終節、高橋に決められた1点で敗れてしまったことを覚えている。
鳥栖が60分に鎌田に代わって趙東建が入って、すでに2人目の交代を行う。鹿島の1人目の交代はレアンドロ。遠藤に代わって入る。土居が右サイドハーフに移り、レアンドロが左サイドハーフに。レアンドロは右サイドハーフを担うことが多かったが、ここのところ左での起用になっている。左のほうが合っているのかな。
79分に鳥栖は3人目の選手交代、小野に代わってビクトル イバルボが入る。この選手が最も気になっていた。コロンビア代表経験があって、かなりのポテンシャルを秘めた選手のようで。でも今日はあまり見せ場がなかったように思う。
守備をさらに強化したい狙いか、85分に金崎に代わって三竿健斗が入る。布陣はどうなるのかなと思ったら、4-2-3-1になっている。健斗はボランチで、レオ シルバがトップ下、ペドロが1トップ。
後半アディショナルタイムは4分の表示。まだわからない。ここで鹿島は3人目の交代、土居に代わって鈴木が入る。ドイツ1部ハンブルガーSV移籍の噂が出てきた優磨だが、ここで登場。残り僅かの時間だったので、見せ場はなかったが、鳥栖の最後の攻撃を守りきって試合終了の笛。
土居のシュートは
バーに当たってしまった
鹿島は4-4-2、鳥栖は4-3-2-1
レアンドロ
三竿健斗が入った後、レオはトップ下
優磨
2対1で逆転勝ち。今季ホームで1勝3敗だっただけに、今日は内容よりも結果がほしかった。内容という点では、流れの中での得点がなかったことや、後半は鳥栖に押し込まれた時間帯もあったなど、改善するところはあるが、とにかく今日は結果。
対して鳥栖、これまでは90分間ハードワークという印象が強かっただけに、今はそういうチームじゃないのかな。激しさという点では、これまでとイメージが違った。
兎にも角にも今季ホームで2勝目、週末のホーム開催のリーグ戦では、昨年9月以来勝ってなかったらしい。知らなかったし驚き。まぁ、昨年の2ndステージは4連敗フィニッシュやったし。
次は中3日で埼スタで浦和戦。昨年は埼スタでリーグ優勝した。浦和の選手は当然燃えているはず。興梠、ラファエル シルバなど、攻撃陣は好調。埼玉ダービーで大宮に敗れてしまったが、ここから気を引き締めてくるはず。前半戦の大一番になるやろう。俺は観に行くことはできないが、必ず勝利してくれることを信じて。
試合終了
鳥栖の選手、サポーターへ挨拶
サポーターへの挨拶
サポーターへの挨拶をした昌子