観戦日記
鹿島
2-1
神戸
鹿島 |
神戸 |
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GK 21曽ヶ端 準 |
GK 30徳重 健太 |
DF 22西 大伍 |
DF 6高橋 峻希 |
DF 14ファン ソッコ |
DF 5岩波 拓也 |
DF 3昌子 源 |
DF 39伊野波 雅彦 |
DF 16山本 脩斗 |
DF 44橋本 和 |
MF 20三竿 健斗 |
MF 14藤田 直之 |
MF 40小笠原 満男 |
MF 24三原 雅俊 |
MF 25遠藤 康 |
MF 31中坂 勇哉 |
MF 11ファブリシオ |
MF 23松下 佳貴 |
FW 34鈴木 優磨 |
MF 7ペドロ ジュニオール |
FW 33金崎 夢生 |
FW 19渡邉 千真 |
鹿島 |
神戸 |
---|---|
OUT ▼鈴木 優磨 |
OUT ▼三原 雅俊 |
IN △土居 聖真 |
IN △増山 朝陽 |
OUT ▼ファブリシオ |
OUT ▼中坂 勇哉 |
IN △杉本 太郎 |
IN △前田 凌佑 |
OUT ▼三竿 健斗 |
OUT ▼増山 朝陽 |
IN △伊東 幸敏 |
IN △石津 大介 |
2ndステージ、まさかの4連敗フィニッシュ。チャンピオンシップへ不安を残す結果となった。その前に天皇杯4回戦がある。ノエビアスタジアム神戸であるということで、今日は天皇杯4回戦を見ることにした。
ノエスタへのアクセスは車。もうすっかり車でのアクセスになった。少々渋滞もあったが、11時半ごろ到着。鹿島はこの4回戦ではホーム扱いではあるが、カシマスタジアムで前日、代表戦が行われたことでノエスタになったと思われる。ノエスタでのホーム扱い、どんな雰囲気かと思ったら、スタジアム外はほぼ神戸モード。グッズは神戸のものしか売っていない。鹿島のグッズ何で売ってへんの?
スタジアムグルメはいい感じ。スタ飯ストリートという名は出せないが、その時と大体同じメニューを用意していた。神戸牛の吉祥吉は今回出店していないが、神戸牛の焼肉丼を食べよう。なかなかおいしい。しっかり腹ごしらえして、スタジアムへ入ろう。
ノエスタ、よく晴れている
豊富なグルメ
スタジアムに入場。今日は天皇杯ということで、席割りが神戸主催ゲームとは違う。俺はS指定席にしているが、自由席のエリアがメインスタンドからバックスタンドにかけて広いから、行き来できるのかなと。では早速行ってみることにしよう。
なるほど、通常は扉が閉じられているが、今日は扉が開いているね。行き来できるやん。折角なので、バックスタンドへも行ってみよう。バックスタンド側コンコースは広いね。ノエスタではメインスタンドかゴール裏にしているから、バックスタンドへはなかなか行けない。雰囲気を味わえてよかった。
さて、今日の先発を見ておこう。永木と植田が代表選出で不在、柴崎が欠場、やはり三竿が先発やね。柴崎、永木、小笠原がいるボランチで、出場機会が限られていたが、今日は思う存分暴れてほしい。
気になっているのが選手紹介。スタジアムDJはどうやら神戸の人やね。最初にアウェイ扱いの神戸の選手紹介、リーグ戦ほど気合いの入ったテンションではないが、オーバーテンションにならずに盛り上げている。そして鹿島も神戸の選手紹介と同じテンション。天皇杯なので当然だが、神戸のスタジアムDJの人に鹿島の選手紹介を盛り上げてくれるというのも違和感あるね(笑)。
バックスタンドへの扉が開いている
バックスタンド
鹿島サポーター
神戸サポーター
ホーム扱いの鹿島が1stユニフォーム、神戸が2ndユニフォームで戦う。鹿島と神戸共にフォーメーションは4-4-2。前半はシュートシーンはそれほど見られないものの、互いに球際の激しさが見える。
10分に優磨が相手との接触で、肩を痛める。一度ピッチを去ってグルグルと回している。大丈夫か。そして13分、神戸はロングスローから岩波が頭で前へ送り、中坂がボレーシュート。ゴールネットを揺らされたがオフサイド。オフサイドポジションであったが、中坂は完全にフリー。誰もマークしていない。助かったが、すんなり助かったぁとは言えないモヤモヤ感がある。
その3分後、優磨は結局プレー続行不可能。トレーナーから×のサイン。これはちょっと心配。2012年ホームでの新潟戦で、山村が肩を痛めて長期離脱をしてしまったことを少しよぎったが、チャンピオンシップがあるし、軽傷であってほしい。優磨に代わって土居が入る。そのままトップの位置に入り、金崎と土居の2トップになった。対する神戸も三原が負傷で、増山が入る。両チームとも早い段階で負傷交代1人ずつ。
22分に鹿島は決定機を迎える。金崎がペナルティエリア内でフリー、右側へスライドして相手をかわした後シュートを放つも岩波に防がれた。うわぁ、これは決めたかったなぁ。
そして32分についに鹿島が先制する。左CKからファブリシオがヘディングシュート、これがゴールマウスに吸い込まれた!ファブリシオが初ゴールした横浜FM戦、警察官の敬礼ポーズをやっていたが、今日も敬礼ポーズ。これがファブリシオのゴールパフォーマンスとして定着するのかな。
先制はしたが、神戸の2トップのペドロと渡邉、彼らは怖い。いつ牙を向いてくるか。今日先発の三竿を見てみると、持ち味の激しいスライディングタックルはいいね。神戸のゴール裏からは危ないタックルように見えてブーイングが飛んだが、メインスタンド中央付近で見ていた俺は、正当なタックルに見えたし。
今日は鹿島が1stユニフォーム
警戒2トップ、渡邉とペドロ ジュニオール
優磨、負傷で×のサイン
神戸も負傷交代
夢生!徳重と1対1!
徳重をかわすも、岩波に防がれる
ファブリシオのヘディングシュート
決まった!!
敬礼ポーズのファブリシオ
小競り合い。この試合、小競り合いが多い
1点リードも、ペドロ ジュニオールと渡邉の2トップは警戒。後半に入っても拮抗した展開になっている。51分に決定機、神戸の最終ラインから抜け出した金崎が、GK徳重と1対1の場面を作る。グラウンダーのシュートを放つも徳重に阻まれてしまう。点を取ることだけがFWの仕事ではないとはいえ、ちょっと運がない感じがする。
ちょっと嫌な感じになるかも知れないと思った55分、鹿島が追加点。右サイドの西がクロスボールを送る、混戦からファブリシオがシュートを放ち、相手DFに当たってゴールマウスに吸い込まれて追加点!夢生は運がなかったが、ファブリシオは運を持っているね。これはさすがに徳重は防げない。またも敬礼ポーズ。鹿島に加入後初めて1試合2得点。でもまだ2点、まだわからない。
次第に神戸が主導権を握り、鹿島は守備に追われる。そして鹿島は失点する。64分に神戸の左CKからの混戦で、警戒すべき1人渡邉に決められる。渡邉は左サイドを主に努めているが、元々FWの選手。やっぱり得点力持ってるね。
1点差になった以降は神戸が攻め、鹿島が守備に追われる。鹿島のチャンスは73分、ファブリシオがバイタルからミドルシュート、これはバーに嫌われる。その跳ね返りのボールを土居がヘディングで押し込むが、うまく合わずバーを大きく越えてしまった。伊野波が少し体を入れていたというのもあるかな。
81分にはファブリシオに代わって杉本を投入。そのまま左サイドハーフに入る。90分には三竿に代わって伊東が入り、伊東が右サイドバック、西がボランチに入っている。神戸の猛攻に対して防戦一方だったが、何とか逃げ切った。
夢生、再び徳重と1対1の場面
しかし徳重に阻まれる
ファブリシオのシュート
相手DFに当たってコースが変わり、徳重届かない
入った!
再び敬礼ポーズ、ファブリシオ
ファブリシオに代わって杉本投入
三竿に代わって伊東投入
2対1で勝利。1対0は鹿島らしいスコアだが、天皇杯やカップ戦では2対1が鹿島らしいスコアに思える。2対1で勝利する試合が多い。何はともあれ公式戦4連敗でストップ。チャンピオンシップへ向けて、内容もそうやけど結果がほしかった。
ファブリシオが今日1試合2得点。この2得点で勝利したが、ファブリシオに少し辛口評価。「2得点よかった」それだけかも。チームメイトから守備意識の低さを指摘されたが、今日はまぁまぁ。しかし、周りとの連携がもう少しか。前線でのパスミスでボールを奪われたり、周りと呼吸が合っていない場面もあった。カイオのようなスピードに乗った突破はないが、得点力は持っているし、周りとの連携がもう少し合えばと思う。
まぁ、公式戦4連敗でストップし、天皇杯は2012年度以来の準々決勝進出。相手はサンフレッチェ広島。準々決勝は12月24日なので、天皇杯ではなくチャンピオンシップのことに集中しよう。今日は勝ってよかったよかった。
神戸は今日の敗戦で、今季の公式戦は終了。そして今日の試合終了後に、相馬崇人の引退セレモニーが行われた。今日はベンチ入りせず、スーツ姿での登場。神戸ゴール裏からハート型の中に3を入れたコレオを。挨拶の中ではヴェルディ時代から感謝の言葉があった中で、「無茶な海外挑戦」とも話していた。まぁ、でもこれは自分が決めた道だから。挨拶が終わると大きな拍手。鹿島サポーターも温かい拍手が。家族から花束贈呈や子供を連れて場内一周、幸せなサッカー選手人生だったと思う。相馬選手、お疲れ様でした。
サポーターへの挨拶
引き上げる選手たち
相馬崇人引退セレモニー
ハート型の中に3を表現
相馬から挨拶、一応カンペで
場内一周する相馬