観戦日記
名古屋
2-3
鹿島
名古屋 |
鹿島 |
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GK 16武田 洋平 |
GK 21曽ヶ端 準 |
DF 19矢野 貴章 |
DF 24伊東 幸敏 |
DF 3オーマン |
DF 17ブエノ |
DF 2竹内 彬 |
DF 3昌子 源 |
DF 24高橋 諒 |
DF 16山本 脩斗 |
MF 18野田 隆之介 |
MF 10柴崎 岳 |
MF 15イ スンヒ |
MF 40小笠原 満男 |
MF 17明神 智和 |
MF 34鈴木 優磨 |
MF 11永井 謙佑 |
MF 7カイオ |
MF 7田口 泰士 |
FW 18赤﨑 秀平 |
FW 9シモビッチ |
FW 9ジネイ |
名古屋 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼野田 隆之介 |
OUT ▼赤﨑 秀平 |
IN △古林 将太 |
IN △土居 聖真 |
OUT ▼永井 謙佑 |
OUT ▼小笠原 満男 |
IN △小川 佳純 |
IN △永木 亮太 |
OUT ▼ジネイ |
|
IN △杉本 太郎 |
前回の現地観戦の磐田戦では、日曜日19時キックオフ。翌日仕事だけに辛かった。今回の名古屋戦は18時30分キックオフやけど、土曜日開催なのでよかった。心の余裕を感じながら、スタジアムへ駆けつける。
ぶっ続けで車を運転すれば2時間強で勘八臨時駐車場に着くが、それはさすがに。試合開始4時間前に合わせてアクセスし、勘八臨時駐車場に到着。早く到着したのでまだまだガラガラ。どうやら2番目のバスのようやね。1番目のバスにはすでに人がいっぱい。さて、俺の乗ったシャトルバス、思わぬハプニング。出発直後の道で運転手さん、何と道を間違えるハプニング。狭い道だったが、こういう道から県道へ行くのかなと思ったら、違っていたようで。狭い道をバックで戻るのも大丈夫なのかと思ったら、ここはさすがに運転うまい。
思わぬハプニングがあったが、無事スタジアムに到着。まぁ、豊田スタジアムでは残念ながら、アウェイゴール裏がぎっしりに埋まらないので、ゆっくりグルメでも楽しもう。やっぱりいいなぁ、この雰囲気。さて、何を食べようか、ローストビーフ丼がある、これにしよう。異なる種類の味があるが、柚子胡椒にしよう。おっ、後々胡椒が効いてきた。美味しいね。
勘八臨時駐車場
バックスタンド前の広場
あとは味噌味の串かつを買って、開門待ちの列に行こう。まぁまぁ長い列にはなっているが、豊田スタジアムの開門は試合開始2時間半前。開門後は一旦外へ出て、メインスタンドの雰囲気も見ておこう。メインスタンド前でもグルメがあるんやね。
さて、先発を見ておこう。あぁ、夢生が欠場。2トップは赤﨑とジネイ。センターバックにはブエノが初先発。あるサッカー紙ではファン・ソッコが先発か?との布陣を予想していたが、俺は「何で?」と思っていた。やはりブエノが先発で、ソッコはベンチにも入っていない。
アウェイ名古屋戦となると、偶数年の場合はよく勝っている。2006年は引き分けだったが、2008年、2010年、2012年、2014年と勝っている。ということは今年は勝つ番かな。奇数年の場合はあまり勝っていないし、去年も引き分け。ただ、今節の前、ナビスコカップではグループステージ敗退、夢生の欠場、遠藤やアツもケガで欠場。西は警告の累積で出場停止、植田はトゥーロン国際で招集されているため、この試合は出られない。主力が不在で、正念場を迎えるのか。
右は佐藤美希
グララとJリーグキング
名古屋サポーター
鹿島サポーター
名古屋のフォーメーションは4-2-3-1。今日はトップ下に田口が入っている。これはサッカー紙でもあったように予想通り。この布陣が機能するかカギとなるやろう。
試合開始直後に、中盤でボールを奪った後、赤﨑、ジネイと繋いで、ジネイがファーストシュートを放つがGK武田の正面。前半30分過ぎまでは、お互い決定機がないが、シュートを放っていたのは鹿島。前半30分には、右サイドから赤﨑へ、その赤﨑もシュートを放つがGK正面。
しかしここから名古屋の時間帯になる。34分には、右サイドにいた永井が持ち前のスピードに乗って、ペナルティエリアに入って狙いすましてシュート、あわやと思われたがブエノがスライディングでボールをかき出す。これは危なかった。ナビスコカップ湘南戦で先発したブエノ、ここは素晴らしいカバーリングを見せた。
さらに39分にも大ピンチ。左サイドに戻っていた永井から、飛び出してきた田口に、その田口が左足でシュートを放つも、僅かに入らない。これも危ないシーン。41分にも大ピンチ。トップ下の田口が左サイドを駆け出していた永井へパス、その永井がシュートを放つが曽ヶ端に阻まれる。いやぁ、これは曽ヶ端のビッグセーブ。前半30分過ぎから名古屋の攻撃に鹿島が踏ん張る展開に、もうヒヤヒヤ状態。
シモビッチと昌子、この身長差
ブエノと伊東
ジネイのシュートは武田の正面
赤﨑のシュートも武田の正面
0対0で折り返した後半開始直後、ついに鹿島が失点してしまう。田口が一旦左サイドへ流して、永井が再び田口のところへ、その田口が遠目の位置から思いきりシュート、これが入ってしまい、先制を許してしまう。シュートそのものは非常に素晴らしい、しかし曽ヶ端、ちょこちょこっと動いていたけど、結局ボールウォッチャー。まぁ、しゃぁないか。田口のシュートを褒めよう。
先制を許し、鹿島は選手交代。1人目は赤﨑に代わって土居が入る。土居はそのまま2トップの一角に。その3分後、カウンターからカイオが抜け出しシュート、ゴール右に吸い込まれ同点に追いつく!ナビスコカップ湘南戦では雑なプレーがあったカイオ、ここは落ち着いていた。
64分に小笠原に代えて永木を投入する。その2分後に名古屋に勝ち越しゴールを許してしまう。CKから竹内がヘディングで飛び込んでシュート、ゴールマウスに吸い込まれてしまう。
そしてジネイにアクシデント、競り合いのためか足を引きずっている。結局プレーができず座り込んでしまう。72分に杉本に交代してしまう。これで3枚の選手交代枠を使い果たしてしまう。優磨が右サイド、交代で入った杉本は左サイド、カイオがトップに入っている。2トップは土居とカイオになっている。名古屋もその直後に1人目の交代を行っている。
一進一退の攻防の中、今日俺はメインスタンド寄りの端っこ付近で観戦していたが、ここで席を変えて、サポーター席中央寄りに移動して見守ろう。すると86分、左の永木からのクロスボールを優磨がドンピシャヘディングシュート!同点に追いついた!優磨はフリーやったね。
アディショナルタイムは6分、これは何かが起きそうと思ったその時ドラマが待っていた。土居のパスに抜け出したカイオがGKと1対1に、カイオが落ち着いて決めて逆転!ベンチにいた選手、スタッフも飛び出して全員大喜び!これで勝負あり!
カイオのシュート
決まった!
ブラジル人トリオで喜ぶ
ジネイ、負傷で担架に
永木のクロスボールを
優磨が詰めていた!
決まった!
吠える優磨
カイオの劇的ゴール!
監督までも喜びの輪に来ていた(永木の横)
試合終了の笛が鳴り、鹿島サポーターは大喜び。劇的な逆転勝利で勝ち点3をゲット。試合内容では褒められるような内容ではない。最終DFラインはヒヤヒヤ、ピンチも多かった。今日勝ったのは気持ちの面が大きかったやろう。それに対し名古屋は痛恨の逆転負け。まさかの逆転負けで選手は意気消沈。サポーターへの挨拶ではブーイングが飛んでいた。
終わり良ければすべて良しというわけにはいかないが、主力不在の中で勝利したという点では良しということにしよう。今日の勝利で、1stステージ優勝へ望みを繋いだわけやから。
さて、5連戦の過密日程は3試合が終わった。次はナビスコカップでホームで磐田戦。消化試合のようになってしまうが、おそらく大幅なメンバー変更はあるやろう。起用された選手は消化試合と思わず、いいプレーを見せてアピールをしてほしいところ。まぁ、今日は勝ってよかったよかった。
サポーターへの挨拶
ブエノとカイオ