観戦日記
鹿島
2-3
柏
鹿島 |
柏 |
---|---|
GK 21曽ヶ端 準 |
GK 1桐畑 和繁 |
DF 22西 大伍 |
DF 5増嶋 竜也 |
DF 23植田 直通 |
DF 23渡部 博文 |
DF 15昌子 源 |
DF 4鈴木 大輔 |
DF 16山本 脩斗 |
DF 33輪湖 直樹 |
MF 20柴崎 岳 |
MF 2藤田 優人 |
MF 40小笠原 満男 |
MF 20茨田 陽生 |
MF 25遠藤 康 |
MF 7大谷 秀和 |
MF 33カイオ |
FW 18ドゥドゥ |
MF 28土居 聖真 |
FW 11レアンドロ |
FW 11ダヴィ |
FW 9工藤 壮人 |
鹿島 |
柏 |
---|---|
OUT ▼ダヴィ |
OUT ▼輪湖 直樹 |
IN △中村 充孝 |
IN △橋本 和 |
OUT ▼遠藤 康 |
OUT ▼茨田 陽生 |
IN △赤﨑 秀平 |
IN △栗澤 僚一 |
OUT ▼土居 聖真 |
OUT ▼ドゥドゥ |
IN △ジョルジ ワグネル |
IN △太田 徹郎 |
今年2回目のカシマ。今回は14時キックオフということで、日帰りでアクセスする。朝5時に起きて、新幹線で東京駅へと向かう。今回も高速バスを利用してアクセスする。9時出発のこのバス、アントラーズクラブハウス経由。時間がなかなか合わなくて、クラブハウスへは一度も行ったことがない。また、いつかはクラブハウスへ行って、選手のサインを貰おう。
首都高速が渋滞していて、やや遅れてカシマスタジアムに到着。今日は寝不足ということや、渋滞で座席のくつろぎ方がうまくいかず、ちょっと乗り物酔いをしてしまった。高校までは乗り物酔いがひどかった俺だったが、久々に危なかった。到着してからは外の空気を吸いながら、スタジアムへ入ることに。
鹿島アントラーズクラブハウス前
「共闘」や横断幕
到着した時にはすでに開門。お昼時間帯に近いから、混んでいない今のうちに、鹿島食肉事業協同組合のもつ煮込みと新メニューの豚角煮を買おう。豚角煮はやっぱり油が結構落ちてくるねぇ。でも美味しい。
あとはコンコースを回って、グッズなどを見て、乗り物酔いしてしまった体調の回復を図ろう。こうしている間に試合開始1時間前に近づいた。今日もサポーターミーティングをやるのかなと思い、ホームゴール裏コンコースへと向かう。あっ、やっぱりミーティングがある。早速俺もミーティングに参加しよう。先月の徳島戦から土居聖真のチャントができた。しかしちょっと違うものになってしまったので、もう一度やりたかったとのこと。最後の「しょ~ま~」のところのキーを上げるところがあるはずだったが、徳島戦で「あれっ?」とは思っていたが。もう一度サポーターみんなで確認する。
さて、今日のスタメン、昌子が先発に名を連ねている。全治2、3週間の診断も、この柏戦に合わせてきた。素晴らしい。その昌子とセンターバックを組むのが植田。青木かなと思っていたが、アウェイ柏戦でも植田と昌子が先発だった。「やり返してこい」という意図でもあったんやろうか。そして2試合出場停止からダヴィが復帰した。久々の試合で、試合勘がどうかやろうけど、存分に暴れてほしい。
試合開始前に、8月の月間ベストゴールに選ばれた西が表彰される。第18節広島戦でのゴール、これは何度見てもすごい。伊東のケガで、先発を務めていたわけやけど、このゴールはかなりのインパクトを与えたし、今は完全にレギュラー奪還。あとは課題の守備やね。
鹿島灘、よく晴れている
新メニュー、豚角煮
鹿島サポーター
柏サポーター
8月の月間ベストゴールが映し出される
その西の表彰式
今日の序盤は、いつもボールポゼッション、そしてシュートをどんどん浴びせるという展開ではなく、柏が人数をかけて、シュートまで持っていかせないという展開が目立つ。柏に関しても、序盤はシュートのシーンはあまり目立たたない。
シュートをあまり打てなかったが、鹿島のシュートシーンが増え始める。15分のダヴィのヘディングはうまくヒットしなかったが、21分の山本のクロスボールを中央にいたダヴィが再びヘディング、これはGK正面で弾かれてしまった。これは決まってほしかったなと思ったけど、柏DFも体を張っていて、ダヴィのシュート体勢がちょっとうまくいかなかったか。
鹿島は35分に大ピンチ。鹿島のミスから柏のカウンター、中央にいた工藤にパス。これで失点か?と思われたが、山本が辛うじてカット。もうアカンと思ってしまった。工藤も悔しがっていた。その大ピンチを凌いだ直後のプレーで鹿島が先制する。左サイドからのクロスボール、ファーサイドにいた西が左足でシュート、これがゴールマウスに吸い込まれて先制!左足でシュートは珍しいかと思うが、うまくコントロールできたね。
このまま1点リードでハーフタイムにしたいところだったが、集中力を欠いたプレーで失点する。柏の右サイドからニアにいたレアンドロがシュート。これがゴールマウスに吸い込まれてしまう。植田のマークが甘いようにも見えるが、曽ヶ端も集中すべき。よくある「キーパー動けず」をまたやってしまった。「えっ?」というような失点で、一瞬シーンとした後、ゴールが認められたのがわかって、柏サポーターが沸いた。この失点後のリスタート直後にハーフタイム。時間的にいつハーフタイムの笛が鳴ってもおかしくなかったが、「もう笛がなるやろう」とでも思ったのか。選手、審判団が引き上げる際、それに対する審判団への抗議やったやろうけど、笛が鳴るまで集中すべきである。
先発の昌子
ダヴィのヘディングシュートはGK正面
西の左足のシュート
ゴールが決まる!
後半いきなり鹿島はアクシデントに見舞われる。ダヴィが着地の際、左ひざを痛めて担架で運ばれる。鈴木大輔のキックが接触したのかなと思ったが違っていたんやね。結局プレー続行不可能で中村が入る。赤﨑かなと思ったが。布陣は中村がそのままトップの位置に。
交代後もしばらくは鹿島の時間帯が続いた。立て続けに攻撃、セットプレーの数も多くなり、そろそろ勝ち越しゴールを決めたい。その勝ち越しゴールは68分、右CKから昌子が合わせる。そのボールが浮き球になり、その浮き球に反応した中村がヘディングで押し込んで勝ち越し!中村は今季リーグ戦初ゴール。
しかしその得点直後に信じられない失点を喫してしまう。レアンドロに出されたボールを、曽ヶ端と植田が反応。曽ヶ端が前線へ蹴り出そうとしたボールがドゥドゥに当たってしまい、そのボールがゴールマウスに吸い込まれてしまう。植田がクリアするか、曽ヶ端が蹴り出すか、判断に迷うところだと思うが、植田がクリアするほうがよかったかな。
二度も追いつかれる展開に、これは嫌な予感がした。しかし76分に鈴木大輔がこの日二枚目のイエローカードで退場になって、これで鹿島に流れをと。そしてここで遠藤に代わって赤﨑を投入。赤﨑がトップ、中村がトップ下、土居が左サイドハーフ、カイオが右サイドハーフにポジションを変える。さらに84分に土居に代わってジョルジ ワグネルが投入される。短い時間ながら、古巣に恩返しする活躍が見たい。
しかしそれは叶わず、終了間際の90分に逆転ゴールを許してしまう。レアンドロのパスを太田が反応、シュートは曽ヶ端の手に当たっていたが、無情にもゴールマウスへ吸い込まれてしまう。太田のところにぽっかりスペースが・・・。アディショナルタイムは5分あったが、これでは同点ゴールは無理と感じた。
ダヴィ交代直後、アツはトップの位置に
アツのヘディングシュート
決まった!
中央を固める柏DF陣
前節のG大阪戦と同様、2試合連続で逆転負け。先制するが追いつかれ、勝ち越しゴールを奪っては追いつかれ、そして最後はド~ンと逆転ゴールを決められる。G大阪戦の繰り返し。しかもホームで2試合同じことをやっては、ブーイングを浴びるのも当然。
ダヴィが負傷退場に加え、この逆転負けはショックが大きい。今季最大の正念場を迎えている。浦和が敗れて、勝ち点7差は変わらなかったことは「運がよかった」かも知れない。でも「運がよかった」では済まされないこの逆転負け。どうしたもんかね。
残りはあと6試合。もう一戦も落とせないね。今日の選手起用にはちょっと疑問だった。青木をいきなりのベンチ外、まだパフォーマンスがよくない感じのジョルジ ワグネルの投入など。次節は中3日で神戸戦、大丈夫か?次こそ勝利してくれ!