観戦日記

試合データ

スコア情報

2014年8月16日
J1 第20節
カシマサッカースタジアム
入場者数:16,724人

鹿島

  • 1分 柴崎

1-0

1前半0
0後半0

甲府

先発メンバー

鹿島

甲府

GK 21曽ヶ端 準
GK 1荻 晃太
DF 22西 大伍
DF 26青山 直晃
DF 5青木 剛
DF 4山本 英臣
DF 15昌子 源
DF 6佐々木 翔
DF 16山本 脩斗
MF 11ジウシーニョ
MF 20柴崎 岳
MF 8新井 涼平
MF 40小笠原 満男
MF 30保坂 一成
MF 33カイオ
MF 27阿部 翔平
MF 13中村 充孝
FW 2福田 健介
MF 28土居 聖真
FW 7石原 克哉
FW 11ダヴィ
FW 10クリスティアーノ

選手交代

鹿島

甲府

OUT ▼中村 充孝
OUT ▼福田 健介
IN △遠藤 康
IN △盛田 剛平
OUT ▼カイオ
OUT ▼新井 涼平
IN △ルイス アルベルト
IN △下田 北斗
OUT ▼小笠原 満男
OUT ▼石原 克哉
IN △山村 和也
IN △稲垣 祥

試合後記

開始直後の1点のみ、されど開始直後の1点のみで鹿島3連勝

 前節の名古屋戦、台風11号の影響もあったが、予定通り開催された。観戦予定だったが、当日帰れるかも不明、さらに翌日も影響を受けるやろうと思い、観戦断念という苦渋の決断。観に行っていれば逆転勝ちやったなぁ。まぁ、台風なんで。こればかりはわからへんわ。仕方ない。
 ということで、約3か月振りの現地観戦で、今季初カシマ。昨年あの最終節以来の観戦。朝9時過ぎに自宅を出て東京へ。そしてバスターミナルへ向かう。バスターミナルがきれいになって、これは素晴らしい。昨年末はまだ工事中やったから。では、乗り場へ行こう。あれれ?いつもは、カシマスタジアムへ行くバスで行列ができるのに、今日はすぐ乗れた。なんかあっけない。
 高速道路も渋滞もなく順調に。そして潮来ICに着いたとき、鹿島の大旗を振っている人が数名。ここから気合いが入っているね。

東京八重洲南口バスターミナル

東京八重洲南口バスターミナル

潮来ICで、大旗を振って気合いを入れる

潮来ICで、大旗を振って気合いを入れる

 スタジアムに到着。まだ3時前。開門は3時半なので、ゆっくりしよう。どんより曇っているから、気温が低い。冷房みたいな風が。寒くはないが、ちょっと風が強い。そして開門、さっそく鹿島食肉事業協同組合のもつ煮込みは買っておこう。ここがいつも混むから。昼飯を食ってへんかったし、久々のもつ煮込み、やっぱり美味しい。カシスタ行ったらいつももつ煮込み食べているなぁ。
 そしてたっぷり時間もあるし、カシマサッカーミュージアムへ行こう。何か真新しいものがないか。う~ん、今回はこれと言って真新しいものはあまりなかったね。岩政のタイのクラブのユニフォーム、大迫のTシャツはあった。あっ、THE HALL OF LEGENDにアルシンドのものが飾ってあったな。
 スタジアムを一周してから、あとは自席でゆっくりしよう。今日のスタメン、おっ、青木がスタメン復帰で、植田がベンチ外。2列目は前節に引き続きカイオ、土居、中村。ジョルジ ワグネルが国際移籍証明書が届いていないとの報道で、登録が間に合わず。でも、ジョルジ ワグネル加入は、2列目の選手にとっては大きな発奮材料となっている。ここ最近、アツの動きがよくなっているし、2週間前の広島戦を少し見ると、やっぱり中央でやらせたいね。
 試合開始1時間前あたりから雨が強くなってきて、一時どしゃ降り。雷は鳴っていないが、特に甲府の選手のウォーミングアップ中、水が所々浮いていて、試合に影響しないかなぁと。

鹿島のレジェンドのひとり、アルシンド

鹿島のレジェンドのひとり、アルシンド

ミッキーのアントラーズバージョン

ミッキーのアントラーズバージョン

試合開始約1時間前、ドシャ降りの雨

試合開始約1時間前、ドシャ降りの雨

ホームゴール裏に貼ってあったメッセージ

ホームゴール裏に貼ってあったメッセージ

鹿島サポーター

鹿島サポーター

甲府サポーター

甲府サポーター

 試合は早速動いた。相手DFに当たったこぼれ球を土居が競って、そのボールが柴崎に渡る。約35メートルの位置から狙いすましてのシュートがゴールに吸い込まれる!後々ハイライトで見ると、無回転やったんやね。これは素晴らしいシュート。そして珍しいゴールパフォーマンスが。コロンビア代表がやっていたダンスを6人で。何かやべっちF.C.で約束ごとをしていたみたいやね。
 前半10分に甲府の福田が負傷。結局プレー続行不可能で、盛田と交代する。その盛田は1トップに就いている模様。1トップだったクリスティアーノがシャドーに。そして鹿島は危ないシーンとなる。右サイドからクリスティアーノにクロスを上げられ、中央で待っていたジウシーニョがヘディングシュート、バーを越えて外してくれた。完全にフリーやったね。うぉ~(危ない)という歓声が。右ウイングに就いているジウシーニョがこんな中央で待ち構えていたなんて。
 危ないシーンがあったが、鹿島もチャンスメーク。35分、カイオのドリブルから土居が中央でパスを受けて、左へ展開する。そしてそのボールをダヴィが強烈なシュートを打つが、GK正面でゴールならず。はじいたボールもダヴィが反応するも、これはうまくヒットせず。いいシュートやったけど、決めたかったなぁ。

喜ぶ柴崎

喜ぶ柴崎

コロンビア代表のダンスパフォ

コロンビア代表のダンスパフォ

先発復帰の青木がクリスティアーノをマーク

先発復帰の青木がクリスティアーノをマーク

ここ数試合先発が続く西が攻撃

ここ数試合先発が続く西が攻撃

 後半10分、右サイドからの小笠原のFKは、GKが簡単にキャッチ。1分後、今度は左サイドから小笠原のFK、これもGKがキャッチ。このあたりから甲府の時間帯になってくる。60分、甲府は新井に代えて下田を投入。すると、70分、スローインから盛田が頭で繋いで、交代出場の下田へ、その下田がシュート、曽ヶ端がファインセーブ。これは危なかった。
 鹿島の1人目の交代は67分、中村に代わって遠藤を投入。これで右サイドハーフに遠藤、右サイドハーフのカイオが左へ。甲府の固い守備から、流れの中で突破できない。甲府を見ていると、攻めるときには3バックが並んでいる。守備の時には、右ウイングのジウシーニョはあまり下がらず、左ウイングの阿部翔平がDFラインまで下がって対応か、5バックではなく4バックになっているようにも見える。まぁ、ジウシーニョは磐田の時はFWやったし、昨年はシャドー。まぁでも、複数で徹底的にマークするDF陣に対して、鹿島はてこずっている。
 鹿島2人目の交代はルイス アルベルト。これで小笠原とルイスとのボランチで、いつものように柴崎がトップ下に入る。トップ下の土居は左サイドハーフへ。その直後、甲府にサイドからクロスを上げられ、盛田がヘディングシュート、これも曽ヶ端がファインセーブ。思わず「ふぅ」と。危ないシーンもあったが、80分、柴崎のFKをGKが弾いた、その弾いたボールが遠藤のところに来る、そしてシュート!しかしバーに嫌われた。
 最後の交代カードは山村。小笠原に代わって投入される。青木がボランチの位置に入って、山村がセンターバックに。これで守り切ろうと。山村も今出場機会が短く、不本意なことやろう。必ず、山村の力が必要になるから。後半アディショナルタイムは3分、終了間際に甲府に攻められるも、何とか踏ん張って試合終了。

しっかりラインを作って対応する甲府

しっかりラインを作って対応する甲府

途中出場のルイス アルベルト

途中出場のルイス アルベルト

遠藤のシュート

遠藤のシュート

バーに嫌われ、ボールが宙を舞う

バーに嫌われ、ボールが宙を舞う

 久しぶりの完封。まぁ、甲府の決定力不足にも助けられた感もある。甲府は開幕戦で4失点した以降は、結構守備が踏ん張っているし、失点が少ない。今日は立ち上がりの1点がなければわからなかった。
 そして鹿島はこれで3連勝。結局、開始直後の1点のみ。されど開始直後の1点で勝利。順位は変わらず4位のまま。先月の浦和戦を機に、チームの状態が上向いてくるのではないかと感じていたが、これで3連勝。絶好調とまではいかないものの、一時期の苦しい時期は乗り越えようとしている。しかし、首位浦和との勝ち点差は4あるし、このまま食らいつかなければならない。
 先のことは考えず、目の前の試合のために全力を尽くしてほしい。そして、アウェイ清水戦で、ジョルジ ワグネルデビューか。これも楽しみにしたい。左から繰り出すFKを特に見てみたい。次も頼むで!

試合終了

試合終了

本日のLIXIL賞の柴崎

本日のLIXIL賞の柴崎

勝利の挨拶

勝利の挨拶

サポーターに応える柴崎

サポーターに応える柴崎