観戦日記
湘南
1-2
鹿島
湘南 |
鹿島 |
---|---|
GK 38アレックス サンターナ |
GK 21曽ヶ端 準 |
DF 3遠藤 航 |
DF 24伊東 幸敏 |
DF 22大野 和成 |
DF 5青木 剛 |
DF 2鎌田 翔雅 |
DF 4山村 和也 |
MF 26亀川 諒史 |
DF 6中田 浩二 |
MF 13岩尾 憲 |
MF 40小笠原 満男 |
MF 6永木 亮太 |
MF 20柴崎 岳 |
MF 23梶川 諒太 |
MF 25遠藤 康 |
FW 10菊池 大介 |
MF 8ジュニーニョ |
FW 19大槻 周平 |
MF 28土居 聖真 |
FW 34中川 寛斗 |
FW 9大迫 勇也 |
湘南 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼梶川 諒太 |
OUT ▼伊東 幸敏 |
IN △島村 毅 |
IN △西 大伍 |
OUT ▼大槻 周平 |
OUT ▼土居 聖真 |
IN △ステボ |
IN △ダヴィ |
OUT ▼中川 寛斗 |
OUT ▼ジュニーニョ |
IN △古橋 達弥 |
IN △中村 充孝 |
湘南のホームスタジアムへ行くのは3年ぶり。盛岡勤務の時やったな。その時は「平塚競技場」だったが、「Shonan BMWスタジアム平塚」になってからは初めて行く。今日は6時頃に自宅を出た。小田原に停車する新幹線でいいひかり号がなかったので、名古屋まではのぞみ号で行って、名古屋からはこだま号、いずれも自由席でアクセスする。
今日は豊橋・浜松間で不発弾処理のため、一時的に運転見合わせになる時間帯があったが、乗ったこだま号は辛うじて問題なし。全然予告を見てなかったから少し焦った。こだま号やからそんなに混雑しないのかなと思ったら、だんだん乗客が増え始めて、立っている人も。名古屋始発の時はガラガラやったのに。予定通り小田原に到着して、平塚駅へ。
平塚駅からは徒歩でスタジアムへ向かう。約25分やったら楽勝。楽しみやったのがスタジアムグルメ。うわぁ、やっぱり多いね。なかなかの賑わい。いろいろと回ってみたら、醤油豚骨ラーメンがあったので、これにしよう。注文後少し時間があったのか、店員さんが話かけてくれた。「鹿嶋から来たんですか?」と。まぁ、もちろんそうなるやろうね。「京都からです」と話すと「京都なのに鹿島、サンガではなく」と。まぁ、サンガが誕生するまでにすでに鹿島を応援してたから。そうそう、ラーメン美味しかったです。
数々のグルメブース
醤油豚骨ラーメン
人権イメージキャラ人KENまもる君
鹿島サポーター、長蛇の列
散策しながら、メインスタンドへの入り口へ行こう。それにしてもビジター自由席立ち見のサポーター、長蛇の列になっていた。13時キックオフやったので、今日俺はM指定席ビジターに。メインスタンド方向にあったあった、「Shonan BMWスタジアム平塚」の看板が。なんかシンプルやね。
早速スタメンを見たいが、なかなか発表されない。約1時間前にようやく発表された。川崎戦とスタメンが変わっていなかったが、ベンチ入りメンバーに動きが。岩政がついにベンチ外で、植田がベンチ入り。野沢もベンチ外で、アツが川崎戦に続きサブに入っている。先月のFC東京戦から、右サイドバックには2年目の伊東が入っている。今日もスタメン。2試合出場停止から戻ってきた大伍は、川崎戦や今日もサブ。対する湘南は、主力3人が出場停止で欠くが、若いしよく走るし。
ZAQなど、イメージキャラがいっぱい
鹿島サポーター
湘南サポーター
「気合いを入れろ!勝つしか道はない!」
試合序盤は湘南ペース。やはり運動量を生かして積極的な攻めが見られる。その中でも湘南FW大槻の抜け出しには2度ほどやられている。前半11分には、青木と山村の間をうまく抜け出してシュートまでもっていかれる。追いかけていた山村の足に辛うじて当たって、CKに逃れた。すぐさま大槻がまたDFの裏を突いて左へ流れる、右にいた大野に合わせて大野がヘディングシュート、これは難を逃れるが、大野のシュート体勢が良ければ1点もの。中田浩二は大野の動きは見てはいたが・・・。
鹿島も徐々にペースを握ってくる。大迫の惜しいシュートが2度ほどあった後、前半34分には湘南MF岩尾が2度目の警告で退場となる。そして前半37分、ペナルティエリアからやや外の位置でFKのチャンス、このFKを小笠原が湘南の陣形が整っていない隙にシュートを打ち、ゴールマウスに吸い込まれ先制!まぁ、これは湘南の選手の油断と小笠原の経験か。小笠原はいつも隙を狙っているんやね。湘南は、守りの体勢を整えてからリスタートと思い込んでいたかも。
湘南は岩尾の退場があり、布陣が4-4-1に見える。10人になっても湘南は積極的な姿勢は変わらず。3バックが得意ではない鹿島なので、退場の影響でチャンスかと思ったら全く・・・。試合中には虹が出ていた。雨が降ったり、時より日差しがあったりしてたからか、綺麗な虹が。
今日も右サイドバックは伊東
強風でボールが伸びる、ヘディング処理も難しい
岩尾、2枚目のイエローで退場
小笠原のFKが決まった!
小笠原のもとへ
うっすらと綺麗な虹が
後半湘南は本来の3バックに戻っているか。10人なので3-3-2-1にも。後半も鹿島は10人になった湘南にてこずる。攻めては、湘南の積極的なプレス、カウンター、10人とは思えない。むしろ湘南の菊池のシュートは危なかった。というか、人数いるんやから、柴崎がもう少し菊池をマークする必要があったんちゃうかな。菊池を追うのを柴崎がやめてしまった。小笠原がカバーしようも結局シュート打たれて、危なかった。
この試合のドラマはここから。後半アディショナルタイム、湘南は右サイドから菊池のクロスが中村に当たってコースが変わる。そこにDF遠藤航がいてシュート。湘南が同点に追いつく。思わず「またか」と。その「またか」とは、2010年、当時湘南に所属していた阿部吉朗(現:磐田)に試合終了直前にゴールを決められ、負けに等しい引き分けを食らった。この再現か?と呆然してしまった。
その呆然が歓喜に変わった。失点後のリスタート、大迫がペナルティエリア付近からDFをかわしてシュート、落ち着いてゴール!残留に必死の湘南が追いつけば、すぐさま優勝争いに必死な鹿島が勝ち越す。4分のアディショナルタイムもこのまま守り切って試合終了の笛!
山村のパス
土居に代わってダヴィ
鹿島のFK
大迫のゴールで勝ち越し!
劇的勝利で優勝争いに踏みとどまった鹿島、結局は小笠原の経験、鹿島の勝負強さが光った試合。終わり良ければすべて良し、のようにも見えるが、そうではないね、試合内容からすると。湘南に相当てこずっていたね。守備においてはプレッシングが甘いし、湘南と比べると運動量も足りない。
今節、マリノスが敗れたため、首位との勝ち点差は3に縮まった。運が良かった上位陣はマリノス、鹿島、セレッソの3チーム。俊輔不在の影響があったか、敗戦を喫しても首位は変わらず。鹿島とセレッソは、浦和と広島が引き分けたため、差を詰めることができた。
スタジアムを後にしようとしたら、メインスタンドコンコース前でベルマーレクイーンがお見送り。写真を撮ろうとしたら、前を他の人が横切ってしまって、大笑いになってしまった。でも何とか笑顔のベルマーレクイーンの写真が撮れた。画像はアップせずに個人で楽しみます(笑)。掲載許可も取ってないし。
観光に出かけようとしたが、何やら集まっている鹿島サポがいた。そうかぁ、選手たちのお見送りね。一時間近く待って、選手バスがスタジアムを後にする。
残りは3試合、鹿島は嫌な相手だけが残っている。今日のような試合内容では、鳥栖、セレッソ、広島に勝つことはできない。天皇杯が今週あるので、次の第32節は約2週間空く。とにかくもう勝つしかない。一戦でも引き分けがあると致命的。逆転優勝するぞ!
試合終了
サポーターへ挨拶
アントラーズのバスが出発
選手たちを見送るサポーター