観戦日記
磐田
2-3
鹿島
磐田 |
鹿島 |
---|---|
GK 21八田 直樹 |
GK 21曽ヶ端 準 |
DF 5駒野 友一 |
DF 22西 大伍 |
DF 2菅沼 駿哉 |
DF 5青木 剛 |
DF 33藤田 義明 |
DF 4山村 和也 |
DF 19伊野波 雅彦 |
DF 6中田 浩二 |
MF 23山本 康裕 |
MF 20柴崎 岳 |
MF 7小林 裕紀 |
MF 40小笠原 満男 |
MF 50カルリーニョス |
MF 25遠藤 康 |
MF 13宮崎 智彦 |
MF 28土居 聖真 |
FW 9山崎 亮平 |
FW 8ジュニーニョ |
FW 18前田 遼一 |
FW 9大迫 勇也 |
磐田 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼山本 康裕 |
OUT ▼ジュニーニョ |
IN △阿部 吉朗 |
IN △ダヴィ |
OUT ▼カルリーニョス |
OUT ▼土居 聖真 |
IN △安田 理大 |
IN △梅鉢 貴秀 |
OUT ▼山崎 亮平 |
OUT ▼中田 浩二 |
IN △ペク ソンドン |
IN △前野 貴徳 |
ヤマハスタジアムのリニューアルオープンは今年8月。鹿島戦は今日、運よくリニューアル後のヤマハスタジアムを見ることができる。これは楽しみである。今回もゴール裏での観戦なので、7時前に京都を出た。少々渋滞がありながらもそれほど苦になる渋滞ではなかったので、10時過ぎにスタジアムへ到着した。今回は帰りの混雑を極力避けることと、アウェイ側に近いため、第16駐車場を利用することに。
第16駐車場
開門を待つ鹿島サポーターの列
アウェイ側最後尾へ並んで、レジャーシートで確保した後、まずは、ホームゴール裏の前の広場へ向かおう。新しい玄関をみたかった。おぉ、これが新ヤマハスタジアムかぁ。YAMAHA STADIUMの文字を見ると、何かExcelでも書けそうなフォントかも(汗)。
しかしまぁ、今日はホンマに暑い。うっすらと雲があるくらいで、夏みたい。まずは売店で牛タン塩焼きを買おう。牛タンは美味しいから、それに塩味が効いていて美味しいなぁ。今日は先着1万名に、ジュビロのクリアファイルが無料でもらえるということで、そのブースへ行ってみよう。女性が元気よく「どうぞ!どうぞ!」と。「ぜひ宣伝してください」とまで言われた。もう苦笑いするしかなかった。鹿島・磐田の2強時代の真っただ中やったら、絶対にクリアファイルはもらっていない。でも、今年の磐田は厳しい状況、何とか残留してもらって、再び鹿島と磐田の2強時代をと思う。
リニューアル、ヤマハスタジアム
クリアファイル
さて、開門。今年から北側2Fがフリーゾーンアウェイになった。ゴールマウスがちょっと見にくいね。あと、大型ビジョンを真横から見るので、映像が全く見えない。ただ、高い位置で見るので、ピッチの眺めは良いが、思いっきり直射日光が当たって暑いし、やっぱり日焼けした。
今日はサポーターミーティングがあった。やっていることを気付かなくて、たまたまコンコースを歩いていたら広場にサポーターたちが集まっていた。アウェイ7連敗中、甲府戦では完敗、そういうこともあったんやろう。去年11月の名古屋戦、この時もサポーターミーティングがあった。毎回ミーティングは不要やと思うけど、こういった危機的状況や苦しい時こそ、といった状況の時にミーティングを行うのは効果あると思う。
「もう俺たちは9連勝しかない」「気持ちを一つにして」、コールリーダーの方の話を真剣に聞くサポーター、ミーティングが終わると「勝利のために」を歩きながらの大合唱。GKの選手がウォーミングアップで登場するまで大合唱が続いていた。
この試合に懸ける思いは鹿島だけではない、当然磐田も。磐田の選手がウォーミングアップで出てきたとき、サブの選手たちも集めて円陣を組んでいた。勝ち点3がほしいのはどちらも同じ。今日の鹿島のスタメンは、ここ最近とほぼ変わらないが、左サイドバックに中田が入った。前節の甲府戦の反省があったのか、前野はベンチスタートとなった。フォーメーションは4-2-3-1。対する磐田は山田が欠場。これがどう影響するか。
サポーターミーティング
円陣、磐田の選手たち
鹿島サポーター
磐田サポーター
試合は早速鹿島が先制する。右サイドバックの西のグラウンダーから、ペナルティエリアの真ん中の大迫が土居へワンタッチパス、土居が滑り込んでシュート!土居にとってうれしいJ1初ゴールとなる。見事な連携やったね。4-2-3-1やと、大迫と土居との縦関係というのが重要になってくるので、やりたい攻撃のひとつができたと思う。聖真はこれまでもシュートは打っていたけど、惜しいシーンも。やっと決まったね。
磐田は山田の欠場で、本来左サイドバックの宮崎が左サイドハーフに。伊野波が左サイドバックに入っていた。これは鹿島時代にはなかったこと。山田の欠場でこうするしかなかったのか。
鹿島はその後も圧倒的にボールを支配する。6分には遠藤のやさしい浮き球のボールを、前線へ上がっていた柴崎へ、ダイレクトでボールを合わせるも八田の好セーブで得点とはならなかった。さらにジュニーニョからのカウンターを遠藤がつなぎ、前線へ走っていた柴崎がシュート。得点はならなかった。シュートの体勢がやや崩れていたけど、前半は相手より速く動いていて、これまでのモタモタとしたボールポゼッションとは違っていた前半やったと思う。
西からのボール
大迫がチョンとパス
土居がシュート!
ジュニーニョと肩を組む土居
聖真のガッツポーズ
大迫のヘディング
後半、磐田は布陣を変えてきた。鹿島にはなかった宮崎の左サイドハーフ、本来の定位置の左サイドバックに、伊野波も左サイドバックからセンターバックに。50分、ジュニーニョが負傷で担架で運ばれる。その直後には、カルリーニョスのシュートがポストを直撃するヒヤッとした場面があり、思わず「ふぅ~」と。結局ジュニーニョはダヴィと交代する。
鹿島は62分、土居に代わって梅鉢が入る。この交代直後の右CK、ボールはファーサイドに流れてしまうが、それを小笠原が追いかけて、ボールを中央に送る、そのボールをダヴィがヘディングで追加点!負傷でしばらく離脱している間に、聖真が急成長。ダヴィも復活ゴール。いい刺激になることは間違いない。
交代出場した梅鉢のポジションは右サイドハーフ。梅鉢が入るなら、柴崎をサイドハーフに上げて、梅鉢がボランチと思った。これは珍采配?その後の梅鉢を見ていると、小笠原に再三ポジショニングに対して指で指示されていた。どう動けばいいのか、ポジショニングも戸惑っていた感じがした。持ち味の体の寄せ、相手にとって嫌なネチネチとした守備もあまり見られなかった。
70分、左サイドバックの中田が足がつったのかな、交代を余儀なくされる。前野との交代。これで3人の選手交代は終了。そして75分、カウンターから遠藤、柴崎へとつないで、左へ上がっていた梅鉢がヘディングで3点目!守備、ポジショニングでは戸惑いながらも、ゴールはしっかり決めてくれた。ちょっとオフサイドっぽかったが、ギリギリやったんかな。
ここまでは3対0で、スコア的には理想的な展開になったが、ここから磐田の猛攻に遭ってしまう。81分、宮崎のクロスのこぼれ球、80分に途中出場したペク ソンドンにシュートを打たれる、曽ヶ端が一度は防ぐも、その防いだ球が再びペク ソンドンに、これは決められてしまう。1本目に打たれたシュートの時がまずかったかな。カバーリングが遅れていた。その後も再三ゴール前までボールを送られてバタバタする。
後半アディショナルタイムには途中出場の阿部に決められて1点差となる。阿部吉朗と言えば忘れもしない、2010年第26節、当時湘南に所属していた阿部に、試合終了直前でゴールを決められ、負けに等しい引き分けを食らった。翌年は甲府に所属していたが、この時も阿部に決められている。そしてさらに磐田の猛攻に遭う。菅沼のロングフィードから途中出場の安田にヘディングシュートを打たれる。しかしボールは横に外れて助かった。終盤は磐田の猛攻に遭いながら何とか逃げ切った。
ダヴィのヘディングシュート
ゴールが決まった!
フリーキック
右サイドハーフに入った梅鉢
梅鉢のヘディングシュート
ゴールが決まった!
何とか逃げ切って勝ち点3をゲット。アウェイでの連敗を7で止める。3対0なら文句なしだが、終盤に猛攻に遭ったところはまだまだ課題か。磐田にとっては、今後残留に向けて希望が持てる敗戦か。といっても、どうしても勝ち点1でも3でも欲しいところやったやろう。残り試合数が少なくなった以上は、内容よりとにかく勝ち点がほしいところ。
ここしばらくアウェイで勝てていなかったが、それもいずれは勝てる。次節はホーム、次節の結果次第でJ2降格が決まってしまう可能性がある大分が相手。次節はホームで戦う鹿島、ここで負けるわけにはいかない。しかし相手は降格の可能性があるので、必死になってくるのは確実。優勝争いのため、次節も勝ち点3がほしい。
ずっと立って応援していたので、帰りに刈谷ハイウェイオアシスにある温泉施設「かきつばた」で。あぁ気持ちいい。ゆっくり温泉に浸かって、京都の自宅に到着。うわぁ、腕が思いっきり日焼けしている・・・。
勝利の挨拶
引き上げる選手たちとインタビューの様子
天然温泉かきつばた
刈谷ハイウェイオアシスの観覧車