観戦日記

試合データ

スコア情報

2013年9月13日
J1 第25節
山梨中銀スタジアム
入場者数:15,137人

甲府

  • 7分 柏
  • 31分 佐々木
  • 44分 パトリック

3-0

3前半0
0後半0

鹿島

先発メンバー

甲府

鹿島

GK 1荻 晃太
GK 21曽ヶ端 準
DF 26青山 直晃
DF 22西 大伍
DF 4山本 英臣
DF 5青木 剛
DF 6佐々木 翔
DF 4山村 和也
MF 18柏 好文
DF 17前野 貴徳
MF 5マルキーニョス パラナ
MF 20柴崎 岳
MF 30保坂 一成
MF 40小笠原 満男
MF 2福田 健介
MF 25遠藤 康
FW 15河本 明人
MF 28土居 聖真
FW 9ジウシーニョ
FW 8ジュニーニョ
FW 11パトリック
FW 9大迫 勇也

選手交代

甲府

鹿島

OUT ▼河本 明人
OUT ▼遠藤 康
IN △松橋 優
IN △ダヴィ
OUT ▼パトリック
OUT ▼土居 聖真
IN △平本 一樹
IN △本山 雅志
OUT ▼マルキーニョス パラナ
OUT ▼ジュニーニョ
IN △津田 琢磨
IN △野沢 拓也

試合後記

鹿島完敗、収穫ゼロの今季最悪試合

 初めての小瀬、多くのスタジアムへ行ったが、小瀬(中銀スタ)へは行ったことがなかった。楽しみである。今日は京都から名古屋までは普通・新快速で、そして名古屋からワイドビューしなの、塩尻からは特急あずさに乗って甲府へ向かった。甲府駅に到着したのは13時15分ごろ、移動が疲れた。シャトルバスの時間がまだあったので、甲府の空気を吸ってゆっくり待とう。
 今から10年くらい前、鹿島の次に応援しているチームは?と言えばヴァンフォーレだった。ヴァンフォーレと言えば1999年J2参入後、2001年まで3年連続の最下位。チーム存続の危機に陥り、その当時は「暗黒時代」とも呼ばれていた。2002年に7位に躍進。暗黒時代を見ているので、この躍進を見て「ヴァンフォーレすごい、頑張れ!」と。2005年J1・J2入れ替え戦に勝ってJ1昇格を決めた。チーム存続の危機からJ1昇格。その後はJ1とJ2を行き来しているとはいえ、平均観客動員は約1万人。暗黒時代には考えられなかった数字である。
 さて、そういったことを思い出しながら、シャトルバスに。シャトルバスの乗車券は記念になるね。ヴァンくんとフォーレちゃんが。最初の便のシャトルバスに乗って、順調に。順調やったんで約20分で到着した。

甲府駅改札をすぐ出たところに

甲府駅改札をすぐ出たところに武田菱丸だそうで

シャトルバス乗車券

シャトルバス乗車券(ヴァンくんとフォーレちゃん)

 ゴール裏の待機列へ。結構並んでいるね。レジャーシート敷いて、すぐにヴァンフォーレパークへ。グルメも豊富でアウェイサポと入り混じって、いい雰囲気。鳥もつ煮ととり皮うどんを買って、一旦すぐに待機列へ戻ろう。開門45分前に列整理があるので。疲れていたからあまり食がすすまなかったけど、もうすぐ開門や。
 列整理の中、思わぬ出来事があった。すぐ近くの同じ鹿サポの女性に話しかけられたのである。天を向いて大きく息を吸っていたら、扇子で俺を扇いでくれた時だった。俺の前の女性にも話かけていて、次は俺にも話をしてくれた。俺の喋りのイントネーションから「関西の人と思いました」と。やっぱりわかるもんやね。開門までの間、京都にまつわる話などで話ができた。また、来週の磐田戦も会えるかも知れないね。
 さて、戦闘モードに入ろう。今日も4-2-3-1のフォーメーションで、大迫の1トップに、ここ最近トップ下での出場機会が増えている土居、左はジュニーニョが入った。そして、ダヴィがついにベンチ入り。試合展開次第で途中出場はありそう。対する甲府は3-4-2-1、パトリックの1トップにジウシーニョと河本がシャドー。ここ最近の鹿島、3-4-2-1といった1トップ2シャドー、ウイングバックが果敢にサイドを攻めてくるチームに苦戦する。広島や浦和もそう。甲府の3-4-2-1は他と役割は違うんやろうけど、でも何とかしたい。

ヴァンフォーレパーク

ヴァンフォーレパーク

鹿島サポーターへ向けての挨拶

鹿島サポーターへ向けての挨拶

甲府サポーター

甲府サポーター

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 試合はいきなり失点を食らう。前半7分、ジウシーニョの左サイドからのクロス、ファーにいた柏がヘディングで豪快に先制する。大型ビジョンにそのシーンが映し出されたけど、前野のミスか。駆け上がっていた柏を見ていたようやけど、ヘディングされた時にはも時すでに遅し。ボールとパトリックを見てしまっていて、柏への対応ができなかった。
 前半31分にも失点、甲府の右CKから佐々木がフリーでヘディングで決められる。パトリックを警戒していたあまりに、佐々木をフリーにしてしまった。これも誰をマークするか、役割をはっきりさせるべきやったと思う。しかしまぁ、きれいなシュートやったね。
 一応鹿島も反撃には出る。前半42分に右CK、小笠原が蹴ったボールは、ファーにいた大迫へ、これを慎重に狙いすましたシュートは右へ外れてしまう。その直後、またセットプレーから失点。FKを与えると、パトリックにヘディングでゴールを決められる。これも大型ビジョンで見たけど、パトリックへのマークがゴタゴタ、というか競り負けか。この試合ではパトリックへのマークは主に山村、この失点シーン以外ではまずまずやったけど、笑うしかなかった。
 後半、遠藤に代わってダヴィが入り、久々に伝統の4-4-2になる。トップ下の土居が右サイドハーフに。ダヴィが入るなら土居と交代かなと思ったら遠藤。ええんかなぁ。後半になっても甲府の固い守備にてこずる。今日のダヴィに関しては、体が重そうやった。ガンガン走るといったのもなかったし、シュートもほとんど打てなかった。その後鹿島もポゼッションして、打開を図ろうとするも、動きが遅すぎる。土居に代わって本山、ジュニーニョに代わって野沢を投入しても流れは変わらない。そして77分にはパトリックが左サイドを一気に抜け出して、青木が懸命に追う。シュートは外してくれたが、パトリックは足も速いのか。すごいスピードに感じた。
 ボールポゼッションは鹿島にあったが、相変わらず動きが遅い。86分にはゴール前の混戦から大迫がヘディングで押し込んで1点返したかと思ったらオフサイドの判定。結局モタモタとした動きで、得点を奪えないまま試合終了。

円陣

円陣

空中戦

空中戦

後半から出場のダヴィ

後半から出場のダヴィ

大迫

大迫

 すぐにスタジアムを後にして、宿泊先のホテルでJリーグタイムを見た。鹿島のいいところを少しでも見せていたけど、全然惜しくないし、いいように見せているだけ。収穫ゼロの完敗。今季最も酷い試合に。はっきり言ってブーイングも通り越して、笑うしかなかった。
 これでアウェイ7連敗となってしまった。なぜアウェイで勝てないのか、誰もわからへんわ。呪われているとしか思えへんわ。さて、来週もアウェイで磐田戦、磐田は金曜日に柏と試合があって、10試合ぶりに勝利。磐田は依然として降格圏内の17位にいるが、磐田としては相手どうこうというより、自分たちが勝たないといけないので、必死になって戦ってくると思う。残留へ向けて必死の磐田に対して、アウェイでの連敗を止めたい鹿島、激しい戦いになるやろうけど、そろそろアウェイでの連敗を止めてほしい。

翌日

 甲府を後にするのは午後にしていたので、午前中だけでも観光をしようと。しかし雨・・・。甲府駅から約2kmの武田神社へ徒歩で向かいたかったが、やむを得ず路線バスで。しかし雨が止まない。時よりドシャ降りに。折り畳みの小さい傘やったんで、足元はびしょびしょ。
 武田神社を回ってみたけど、いろいろと周回できるようなところではなかった。本堂は奥やし、拝殿で拝んでいる人は多かった。時より雨がドシャ降りやったけど、雨が小降りになって「よし!徒歩で甲府駅へ」と。元々歩くことが好きなので。しかしまた時より雨が強く・・・。何とか甲府駅へ。
 少し休憩して、舞鶴城公園へ。甲府駅から徒歩すぐのところに。この時に一気に天気が晴れてきた。もぉ~、あのドシャ降りは何やったん。公園はわりと広いね。展望台もあって、甲府市内を見渡せる。山は雲がかかっていたが、山も晴れていたら富士山も見えるらしい。
 先月くらいから歩数計を付けている。今日は約13,000歩。まぁ、午前中の観光だけならこんなもんかな。午後1時半ごろに甲府を後にして、京都に到着したのが午後7時前。負けて何のイライラもなく観光ができるとは。いつも自宅には勝ったときだけ土産を送っているが、今回は特別に土産あり。おやじギャグの土産として、ワインにした。ワイングラスに入れて「乾杯(完敗)!」と。しょうもない(汗)。

武田神社

武田神社

舞鶴城公園展望スペースからみた甲府市内

舞鶴城公園展望スペースからみた甲府市内