観戦日記

試合データ

スコア情報

2011年10月29日
ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント 決勝
国立競技場
入場者数:46,599人

浦和

0-1

0前半0
0後半0
0延前1
0延後0

鹿島

  • 105分 大迫

先発メンバー

浦和

鹿島

GK 18加藤 順大
GK 21曽ヶ端 準
DF 6山田 暢久
DF 7新井場 徹
DF 26濱田 水輝
DF 15青木 剛
DF 17永田 充
DF 6中田 浩二
DF 14平川 忠亮
DF 5アレックス
MF 13鈴木 啓太
MF 20柴崎 岳
MF 7梅崎 司
MF 40小笠原 満男
MF 22山田 直輝
MF 8野沢 拓也
MF 8柏木 陽介
MF 25遠藤 康
MF 24原口 元気
FW 9大迫 勇也
FW 15エスクデロ セルヒオ
FW 13興梠 慎三

選手交代

浦和

鹿島

OUT ▼梅崎 司
OUT ▼遠藤 康
IN △高橋 峻希
IN △田代 有三
OUT ▼鈴木 啓太
OUT ▼アレックス
IN △小島 秀仁
IN △フェリペ ガブリエル
OUT ▼山田 暢久
OUT ▼小笠原 満男
IN △坪井 慶介
IN △増田 誓志

試合後記

大迫、値千金弾!ナビスコカップ4度目の優勝

 一旦は観戦を諦めていたこの決勝。しかし、ぴあのWEBサイトを見るとたまたまパノラマサイド指定アウェイが残っていた。キャンセル分と思われる。これを購入して決勝に臨む。
 京都を朝7時前に出発し、国立到着は11時前。もうすでに浦和側のゴール裏は満席のように見える。さすが浦和。鹿島サポーターももちろんゴール裏は多く詰め掛けていたが、上段付近が2時間前で少し空席だった。やや出足は浦和が早いか。でもそれもすぐに自由席は両チームとも満員。

千駄ヶ谷門

千駄ヶ谷門

表彰台

表彰台

 スタジアムに入場の際、オレオとリッツなどが入ったセットをもらった。これは間食にちょうどいいサイズやん。また食べようっと。そして今日は浦和と鹿島のスタジアムグルメも。鹿島ははまぐりカレー。まぁ、これは今年カシマで食べたので、茨城常陸黒毛和牛カレーにした。結局カレー。
 試合が近づくにつれ、指定席のほうも埋まってきた。そして俺の隣は浦和サポーター・・・。というかアウェイ側やのにレッズサポーターも多数。まぁ、もちろんホーム側を取りたかったんやろうけど、こんなにまで敵サポに囲まれたのは初めて。
 さて、5年前の決勝、両クラブのスタジアムDJがやる選手紹介、これは盛り上がった。楽しみの選手紹介、今回も両クラブのスタジアムDJによる選手紹介。先に鹿島から、早速浦和サポーターは大ブーイング、こんなにでかいブーイングをされるとは思わへんかった。最初ちょっとマイクが入ってなかった?途中からダニー石尾さん(鹿島スタジアムDJ)の声が聞こえた。あららぁ。ちゃんとマイクは入っていたようで。それだけ浦和のブーイングがでかい。

茨城常陸黒毛和牛カレー

茨城常陸黒毛和牛カレー

しかおが枠を狙う

しかおが枠を狙う

鹿島サポーター

鹿島サポーター

浦和サポーター

浦和サポーター

鹿島サポーターはビッグフラッグで

鹿島サポーターはビッグフラッグで

浦和サポーターはコレオグラフィで

浦和サポーターはコレオグラフィで

 試合は鹿島がボールを支配し、浦和が守る展開。前半はそれなりにシュートも打っていたが、それほど決定的場面はなく。浦和も決定的場面は殆どなかった。でも少ないチャンスで得点や失点をすることがある、これがサッカーである。1本でもシュートを打たれると心臓に悪い・・・。応援視線になってしまうからね。
 後半に浦和の山田直輝が立て続けに2枚のイエローで退場。これで数的有利にたつ。でもそこから決めきれない。浦和の守備もよく粘ったと思う。野沢の決定的場面も浦和GK加藤がはじいたり。そして80分、鹿島も青木が不運なイエロー2枚目で退場。その前にフェリペがアレックスに代わってそのまま左サイドバック、誰がセンターバックをやるのかと思ったら、新井場。そして柴崎が右サイドバック。こんな4バックは初めて。柴崎は練習などで右サイドバックはあるけど、公式戦では初めて。
 青木の退場で、浦和にも勢いが出てきそうだったので要警戒。原口やエスクデロがシュートを放っていったが、曽ケ端の正面など。でもこの2人怖い。試合終了間際の劇的はなく、後半終了で延長戦に。

国歌独唱は倉木麻衣

国歌独唱は倉木麻衣

興梠のヘディングシュート

興梠のヘディングシュート

今日も先発は柴崎

今日も先発は柴崎

GK加藤が野沢のFKを防ぐ。でもゴールキック

GK加藤が野沢のFKを防ぐ、でもゴールキック

 延長に入り、急造4バックはどうするのかと思ったらそのまま。あるとすれば昌子が入るケースがあったが、やっぱり天皇杯1試合出場のみの選手を入れるのは怖かったか。最後の交代は小笠原に代わって増田。
 そしてついに鹿島が得点する。田代から興梠、興梠から大迫へ、落ち着いてゴールを決めた!思わず立ち上がって「よっしゃー!」と。でもまだ15分もある。最後まで集中して戦えと。そしてその瞬間が訪れる。ゴールキックから再開時、曽ケ端が遅延行為でイエロー、これはまぁ。蹴ってしばらくして試合終了の笛!

延長開始前、選手たちが集まる

延長開始前、選手たちが集まる

大迫のゴールでついに均衡を破る!

大迫のゴールでついに均衡を破る!

 ナビスコカップの3試合は全て120分間の激闘。苦しかった。今回は東日本大震災の影響で大会を縮小して開催。3試合勝って頂点に立つのはどうかとは思うが、それは今年に限ってはやむを得ない。とにかく、浦和へゴールを許さなかった。決められていたら、そして優勝を許したらどんな歓声になっていたか、これは絶対に聞きたくも見たくもなかった。
 優勝が決まった後、周りの鹿島サポーターの人と「お疲れ様でした」と手でタッチ。喜びを分かち合うことができた。ナビスコの表彰式、審判には浦和サポーターから大ブーイング。誤審結構あったね。準優勝の浦和には、鹿島サポーターからも拍手。
 そして優勝の鹿島の表彰、さすがに浦和サポーターはブーイングはなく大人しく。この表彰を見たかったんやなぁ、5年前は悔しかったから。ようやく見ることができた。そして、鹿島サポーターへ挨拶。なんとオリヴェイラがサポーター席へ。両手を挙げて応えていた。
 これで「15冠」達成。また星の数が増える。2007年から鹿島の監督に就任したオリヴェイラにとってはナビスコのタイトルを獲っていなかった。これでリーグ戦3回、天皇杯2回、ナビスコ1回と、国内3大タイトルを全て獲った。
 リーグ戦はすでに優勝はない、しかしながら最後まで戦うのが使命である。それはサポーターも同じであって、最後まで応援すること。天皇杯についてはまだ連覇のチャンスはある。これもまた元旦に戦いたい。残り少なくなってきた国内サッカー、監督・選手・サポーター、最後まで戦いましょう!

優勝の瞬間、一斉に紙テープ

優勝の瞬間、一斉に紙テープ

輪になって喜びを表現

輪になって喜びを表現

準優勝の浦和の表彰

準優勝の浦和の表彰

優勝の鹿島の表彰

優勝の鹿島の表彰

紙ふぶきと共に万歳!

紙ふぶきと共に万歳!

大型ビジョン

大型ビジョン

表彰台から下りる鹿島の選手

表彰台から下りる鹿島の選手

記念撮影

記念撮影

サポーターの前で記念撮影

サポーターの前で記念撮影

オリヴェイラがサポーター席に(真ん中)

オリヴェイラがサポーター席に(真ん中)

一斉に万歳!

一斉に万歳!

バックスタンドのサポーターへも挨拶

バックスタンドのサポーターへも挨拶