観戦日記
名古屋
1-1
鹿島
名古屋 |
鹿島 |
---|---|
GK 1楢﨑 正剛 |
GK 21曽ヶ端 準 |
DF 32田中 隼磨 |
DF 7新井場 徹 |
DF 4田中 マルクス闘莉王 |
DF 3岩政 大樹 |
DF 5増川 隆洋 |
DF 19伊野波 雅彦 |
DF 6阿部 翔平 |
DF 5アレックス |
MF 10小川 佳純 |
MF 15青木 剛 |
MF 7中村 直志 |
MF 40小笠原 満男 |
MF 8藤本 淳吾 |
MF 8野沢 拓也 |
FW 25金崎 夢生 |
MF 11フェリペ ガブリエル |
FW 16ケネディ |
FW 9大迫 勇也 |
FW 11玉田 圭司 |
FW 13興梠 慎三 |
名古屋 |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼金崎 夢生 |
OUT ▼小笠原 満男 |
IN △吉村 圭司 |
IN △中田 浩二 |
OUT ▼中村 直志 |
OUT ▼大迫 勇也 |
IN △三都主 アレサンドロ |
IN △カルロン |
OUT ▼玉田 圭司 |
OUT ▼フェリペ ガブリエル |
IN △花井 聖 |
IN △本山 雅志 |
いよいよサッカーシーズン開幕。昨年はプレシーズンマッチを優先したので、昨年のゼロックスは観戦せず。今年は観戦することにした。このオフ、過去にない大補強を敢行。世代交代を進めながら勝つ、今シーズンのサッカーが始まった。
今回のゼロックスは、国立競技場の改修工事に伴って、日産スタジアムで開催。どんな雰囲気なんやろうかと。マリノスのホームスタジアムだけに、違和感あるかなと思ったけど、ごく普通に名古屋vs鹿島やったね(笑)。
今日の富士山(新幹線から)
今回のゼロックスは日産スタジアム
今日は、このホームページをきっかけに知り合った方とゴール裏で観戦。先に俺が現地へ行って席どりをと10時過ぎにスタジアムに到着。「10時開門やから、開門してるやろう」と思ったら、長い列ができていた。「あれ?開門してへんの?」と、最後尾へ小走りに。一時的にストップしていただけかな。列整理は変。よくある入場待ちの列は3列くらいに並ぶが、8列以上になっていたような。入場できたのは10時40分くらい。まぁでも、メインスタンド寄りの中段付近をゲット。
今回は再入場が可能なので、席をゲット後に「Jクラブグルメ大集合」などのイベント会場で様子見した後合流した。「グルメのとこ、めっちゃ混んでまっせ!」と、でもやっぱり何か食べたいから、もちろんイベント会場へ向かうことにした。
どこも混んでるなぁっていろいろと見てて、決めたのが横浜FCの「ソーキそば」と「タコライス」。横浜FCがなぜか沖縄料理を出していた。様子見していたときに「鹿島はどこや?」と見つからず。しかし横浜FCのグルメの待機列に並んでいたら、その右に「あっ、鹿島や」。全然行列できてへん・・・。鹿島のグルメは「キムカツサンド」。なんで「もつ煮」出さへんかったんやろ・・・。
「Jクラブグルメ大集合」のイベント会場
横浜FCのブース、沖縄料理を出していた
ソーキそば
鹿島はキムカツサンド
山形は炎のカリーパン
川崎は川崎ちゃんこ
各クラブのユニフォームも展示。今季のJ開幕戦の対戦にあわせて展示されていた。鹿島は大宮とカシマスタジアムで対戦する。その他、ガンバはセレッソと大阪ダービーなど。
しかしまぁ、ゆるキャラが多くなったなぁ。確かにかわいいけど、ゆるキャラを作ったらいいってもんとちゃうやん・・・、って思うねんけど。まぁ、癒されるね(笑)。愛媛FCの熱烈サポーターの一平くんが店員やっているところには思わず笑ろた。
ユニフォーム展示ブース
今季、鹿島の開幕戦は大宮と
(左)ぐんまちゃんと(右)あやめちゃん
愛媛の一平くん
イベント会場で楽しんだ後は試合や。ここからが本番。戦闘モードに入る。携帯サイトでスタメンを見ると、大迫と興梠の2トップ。実績では最も下の大迫には頑張ってもらいたい。昨年の遠慮がち?に見えたプレーから、自分で仕掛ける積極的なプレーが見られるようになった。これを今季は続けてもらいたい。
キーマンになりそうなカルロンはベンチスタート。アレックスは左サイドバックでスタメン。西と本田拓也はケガや体調の影響でベンチ外。
興梠の新チャントができていた。「あれ?新チャント?」と、耳を傾けると「お~ぉっ、お~ぉっ、シンゾウ!・・・」。興梠の新チャントやった。昨年の新チャント「勝利のために」は浸透に時間がかかったが、このチャントはすぐに浸透。
名古屋サポーター
鹿島サポーター
試合開始、特に悪くはなかった。あまり決定的な場面も作らせなかったし、岩政、伊野波がしっかりとディフェンスをしていた。前半の途中、大迫、決めておきたかったね。惜しくもクロスバー直撃弾。まぁ、どちらが優勢かがわからない前半だったね。
後半、増川にやられた。でも、すぐさま黙っていられない鹿島も攻めた。そして得たFKで、野沢、小笠原、アレックスが構える。右やったからアレックスも考えられたが、蹴ったのは野沢、決まって同点!いやぁ~、もうこのFKは見事としかいいようがない。さすがの楢崎も及ばず。そして、お互いその後は攻めまくった。鹿島はその後の野沢のシュートがもっとも惜しかった。楢崎がさすがの好セーブ。結局1対1で後半まで終了。
ゼロックスは規定で延長がなく、前後半で勝敗を決しない場合はPK戦。昨年は全員がPKを決め、鹿島がPK戦を制した。先攻の名古屋の1人目のケネディが曽ヶ端に止められ、「よし!」と。しかし鹿島も1人目の岩政が・・・。その後、名古屋は3人が決め、鹿島は本山は決めたが、アレックス、新井場が続けて失敗して万事休す。小笠原が交代(大事をとって交代したみたいで)していなければ、1人目は小笠原やったやろう。まぁ、仕方ない。
メインスタンドかなり埋まった
バックスタンドもかなり埋まった
左サイドバックのアレックス
野沢が蹴った
直接ゴールに吸い込まれた!
両手を広げて喜びを表現する野沢
試合全体の内容自体は悪くない。楢崎にやられた、脱帽ってとこ。決定力不足が気がかりでもあるが。個人レベルに目を向けると、収穫あり、課題あり。収穫はアレックス、「ジウトンといっしょかなぁ」と思っていたら全然違う。日本での経験が長いということもあって、攻め、ポジショニングなどはこの試合を見る限り問題なかった。問題は新加入のカルロン。周りの連係がまだまだ、ポストプレーにもまだ問題ありか。フィットするにはまだ時間がかかりそう。カルロンを、サラリーマンの世界で例えると「中途採用=即戦力」と見るか、「新入社員」と見るか。まぁ、ポルトガルリーグでも得点ランキング2位につけていた実績もあるから、サポーターからすると前者だろうけど、オリヴェイラは後者と見ているようだ。
アレックスと違って、日本のサッカーは初めてとなる。その日本のサッカーを知っているアレックスと、知らないカルロンとの違い。サラリーマンの世界でも、いきなり新入社員に「結果を出せ!」と言うのは酷。カルロンにも言えるのか。ダニーロにしても、フェリペにしても、日本の文化、シーズンの違い、環境、サッカースタイルに慣れるのに時間がかかった。しばらくは大目にみよう。
今日、PK戦で敗れたのは残念。今年も期待しよう。さて、今季もACLから、そしてJ開幕戦の大宮戦、「リーグ奪還&ACL制覇」を目標に頑張ってほしい。俺もできる限りスタジアムへ駆けつけたい。