観戦日記

試合データ

スコア情報

2010年11月14日
J1 第30節
等々力陸上競技場
入場者数:19,693人

川崎

  • 20分 ヴィトール ジュニオール

1-2

1前半1
0後半1

鹿島

  • 38分 中田
  • 62分 小笠原

先発メンバー

川崎

鹿島

GK 21相澤 貴志
GK 21曽ヶ端 準
DF 19森 勇介
DF 7新井場 徹
DF 4井川 祐輔
DF 3岩政 大樹
DF 17菊地 光将
DF 19伊野波 雅彦
DF 2伊藤 宏樹
DF 5ジウトン
MF 20稲本 潤一
MF 6中田 浩二
MF 14中村 憲剛
MF 40小笠原 満男
MF 16楠神 順平
MF 8野沢 拓也
MF 11ヴィトール ジュニオール
MF 10本山 雅志
FW 10ジュニーニョ
MF 25遠藤 康
FW 15矢島 卓郎
FW 18マルキーニョス

選手交代

川崎

鹿島

OUT ▼相澤 貴志
OUT ▼本山 雅志
IN △杉山 力裕
IN △青木 剛
OUT ▼稲本 潤一
OUT ▼マルキーニョス
IN △谷口 博之
IN △佐々木 竜太
OUT ▼楠神 順平
OUT ▼遠藤 康
IN △小林 悠
IN △大岩 剛

試合後記

鬼門の等々力で勝利、奇跡のリーグ優勝へわずかな望み

 1戦たりとも引き分け以下は許されない。前節で首位名古屋に勝利し、勝ち点8差まで縮めた。これでもまだまだ厳しい。そして今日は「鬼門」の等々力。もうこの時期になって「鬼門」なんて言っていられない。とにかく結果だ。
 今日はゴール裏での観戦のため、開門2時間前に等々力に到着。JR武蔵小杉から結構歩くねぇ。早く並びたいから小走りにもなっていた。予想通り多くの鹿島サポーター。開門後20分ほどでスタジアム入場、そして2F層へ。余裕で端っこの席をゲット。
 フィールドプレーヤーが登場した後、応援は「奇跡を起こせ」の繰り返し。オレオレ!オレオレ!レーオーレーオーレー!鹿島レーオーアントラーズ、奇跡をー起ーこーせー!。本来は試合劣勢時に「奇跡を起こせ」が流れるが、もうこの時期、奇跡を起こさなければならない。

何やらキャラクターが

何やらキャラクターが

鹿島サポーター

鹿島サポーター

 試合は20分に動いた。川崎が先制する。矢島のボレーがクロスバーに跳ね返るが、そのこぼれ球をヴィトール ジュニオールが詰めていた。これはガックリ。さぁ、早く追いつけ。マルキのシュートシーンなど、いい場面もあった。そして鹿島が同点に追いつく。野沢のFKをファーサイドにいた中田がスライディングボレーで同点!このプレー前に岩政がGK相澤と交錯して出血した模様。鹿島サポのひとりが「大丈夫かなぁ」と。ピッチに岩政がもどってきたけど痛々しい。前半は同点に追いついて終了。

野沢のFKから

野沢のFKから

ファーにいた中田のスライディングボレー

ファーにいた中田のスライディングボレー

ゴールが決まった!

ゴールが決まった!

祝福される中田

祝福される中田

 後半に川崎がGKの交代を。相澤からリーグ戦初出場の杉山。ひょっとして「これが何か予感がある、キーになるか」と思っていた。そしてそれが現実になった。思わぬ幸運。一瞬俺も何が起こったのかがわからなかった。何か交錯して、ボールがゴールマウスに吸い込まれた。後々確認すると、小笠原の蹴ったボールは前線にいた野沢へのパス、その野沢の鋭い飛び出しに、GK杉山とDF森が交錯して、誰にもボールが当たらずにボールがコロコロとゴールマウスへ転がりこんだようで。ゴールが決まって喜んでいたけど、「ホンマにゴールやな?」って疑問になりながら喜んだ。
 本山に代わって青木、中盤の守備を強化する。そして、後半のプレー途中であまりボールに触れなくなったマルキを見て「あれれ?」と思った。そのマルキは右足に違和感があったみたいやね。それで竜太と交代。最後は遠藤に代わって大岩、守りきろうと。ロスタイム中、俺はずっと祈っていた。「とにかく集中!」鹿島ボール時は「キープ!キープ!」と。何とか守りきった。

ヘディング争い

ヘディング争い

小笠原の幸運なゴールで祝福

小笠原の幸運なゴールで祝福

 試合終了。10年ぶりに等々力で勝った。オブラディ・オブラダの大合唱の後、また応援は「奇跡を起こせ」になった。ホンマに奇跡が起こってほしい。今日名古屋は勝ち、勝ち点8差は変わらない。次節で名古屋が勝ち、鹿島が引き分け以下で名古屋の初優勝が決まってしまう。もう全勝しかない。

試合終了後の握手

試合終了後の握手

勝利の挨拶

勝利の挨拶