観戦日記

試合データ

スコア情報

2009年12月5日
J1 第34節
埼玉スタジアム2002
入場者数:53,783人

浦和

0-1

0前半0
0後半1

鹿島

  • 後21分 興梠

先発メンバー

浦和

鹿島

GK 1山岸 範宏
GK 21曽ヶ端 準
DF 6山田 暢久
DF 2内田 篤人
DF 2坪井 慶介
DF 3岩政 大樹
DF 4田中 マルクス闘莉王
DF 19伊野波 雅彦
DF 14平川 忠亮
DF 7新井場 徹
MF 22阿部 勇樹
MF 6中田 浩二
MF 13鈴木 啓太
MF 40小笠原 満男
MF 34山田 直輝
MF 10本山 雅志
FW 24原口 元気
MF 8野沢 拓也
FW 11田中 達也
FW 13興梠 慎三
FW 17エジミウソン
FW 18マルキーニョス

選手交代

浦和

鹿島

OUT ▼山田 直輝
OUT ▼本山 雅志
IN △ポンテ
IN △ダニーロ
OUT ▼原口 元気
OUT ▼興梠 慎三
IN △高原 直泰
IN △青木 剛
OUT ▼田中 達也
OUT ▼野沢 拓也
IN △エスクデロ セルヒオ
IN △田代 有三

試合後記

鹿島、Jリーグ史上初の3連覇達成!

 負けられない3連戦のラスト、今季最終節の大一番。前節で川崎が勝ったため優勝は決まらなかったけど、こちらは勝ってしまえば3連覇だ。しかし引き分け以下だと逆転優勝を川崎に許す可能性が高い。絶対に勝利で優勝したい。
 今日は思わぬ出来事があった。鹿サポの女性から逆ナンパをされたのである。浦和美園駅を降りて、帰りの切符をあらかじめ購入したあと、これから向かおうかなと思ったときに声をかけられた。「浦和サポに囲まれるのが怖くて、もしよければ」と。今までこんなお誘いがなかったので「いいのかなぁ」と思ったけど、お誘いに受けた。
 そして、その女性とmixiで知り合った鹿サポの仲間10人以上の方々に入れてもらった。やっぱり俺自身が京都から来たということで、「遠いところから」とか「カシマスタジアムまで来ることがすごい」と言われた。もちろん鹿島が好きやから。
 開門、先頭のサポーターが入場すると、浦和サポからブーイング。まだこちらは入場していなかったけど、外からよく聞こえた。入場したときは凄まじい席の取り合い、俺ひとりだったらどうなっていたか。そして仲間が人数分取っていたところが前列付近、すごくいい席。ホントに仲間に入れてもらってありがとうございます。試合前は雨は降ってなかったけど、結局雨が降ってきた。

「三連覇」のボード

「三連覇」のボード

浦和サポーター

浦和サポーター

選手整列

選手整列

バックスタンドもいっぱい

バックスタンドもいっぱい

 試合開始から浦和の意地が見られた。主導権は浦和、絶対に埼スタで優勝を阻止しようと、積極的に攻めていく。鹿島は耐える時間帯。この中で前半10分には中田浩二が決めたかと思ったらオフサイド、前半40分過ぎには鹿島が攻め立て、野沢のシュート。数分後にはCKから興梠のヘディングもポストに跳ね返り、再び野沢がシュートするがバーの上。前半は0対0で終了。
 ハーフタイム、他会場の途中経過が流れた。柏対川崎は0対3で川崎がリードの瞬間、浦和サポは大歓声、鹿島サポは「え~~~!」。これで勝つしかない状況になった。絶対に後半、点を取って3連覇を信じ、後半戦へ。
 後半も主導権は浦和、浦和が攻め立て、鹿島はカウンターの繰り返し。野沢が右から小笠原へのパス、決定的なシュートの場面だったが、小笠原決められず。そしてついに均衡が破れた、後半21分、内田からのクロスボールを興梠がダイビングヘッドでゴールマウスに吸い込まれた!待ちに待った先制点!ベンチは大喜び。その後何としても3連覇をと思う鹿島と、絶対に優勝を阻止と意地を見せる浦和、後半ロスタイムでは、怒涛の浦和の攻撃、浦和サポも「We are REDS!」の大声援。エスクデロの決定的なシュートを放つが岩政の足に当たり、バーの上へ。その後も怒涛の攻撃を見せ「何とか耐えてくれ!」と声援を送った。そして耐え凌ぎ、試合終了!

試合の様子

試合の様子

判定への不満で抗議するオリヴェイラ監督たち

判定への不満で抗議するオリヴェイラ監督たち

興梠のゴールで大喜び

興梠のゴールで大喜び

1対0でリード

1対0でリード

 3連覇達成やぁ!サポ仲間と喜びを分かち合った。みんなでハイタッチ!「我ら~Jリーグチャ~ンピオン!かしま~アント~ラ~ズ!」の合唱の繰り返し。そして肩組んでの「オブラディ・オブラダ」の大合唱。初めてサポーターの方と肩組んで合唱した。今までひとりでの観戦ばっかりやったし。これが優勝での大合唱だ。
 表彰式が始まった。小笠原が優勝シャーレを受け取って、選手、スタッフ、サポーターが万歳!最高の雰囲気。そして今日はオリヴェイラ監督の誕生日、ハッピバースデイトゥーユーの合唱もあり。監督にとっては最高のプレゼントになったはず。
 鹿島の選手たちが引き上げ、今度は浦和の選手が最終戦のセレモニーで登場する。鹿島サポーターから「ありがとー」の声も。浦和の社長かな?スピーチ中は浦和サポーターは大ブーイング、まぁ当然でしょう。ただ、力のあるチームなので、来年も浦和を簡単には倒せないはず。

優勝直後の様子

優勝直後の様子

選手、スタッフが輪になって喜びを表現

選手、スタッフが輪になって喜びを表現

抱き合う選手たち

抱き合う選手たち

優勝ボード、昨年からのデザイン

優勝ボード、昨年からのデザイン

優勝シャーレ(銀皿)を受け取り、鬼武チェアマンと握手

優勝シャーレ(銀皿)を受け取り、鬼武チェアマンと握手

小笠原が優勝シャーレを掲げる準備

小笠原が優勝シャーレを掲げる準備

そして選手、スタッフたちが万歳!

そして選手、スタッフたちが万歳!

野沢も優勝シャーレを掲げる

野沢も優勝シャーレを掲げる

興梠はフェイントをかましながら

興梠はフェイントをかましながら

万歳!

万歳!

記念撮影(指で3連覇の3を)

記念撮影(指で3連覇の3を)

知り合ったサポーターさんの「優勝おめでとう」ボード

知り合ったサポーターさんの「優勝おめでとう」ボード

 3連覇達成、ホンマに5連敗したときはどうなるかと思った。今日の優勝で「完全復活」と言っていい。次は天皇杯準々決勝。次の試合は最も気持ちの切り替えは大変だ。前節のガンバの状態とは違うはずやし、3連覇の達成感からの切り替え、でも天皇杯優勝を信じている。まだシーズンは終わらない。
 最後に、いつもひとりで観戦していた俺を仲間に入れてもらったサポーターの皆様、ホントにありがとうございました。スタジアムを後にするときも言ってましたが、絶対にまたスタジアムに足を運びますので、また会いましょう!